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【プロ野球】

井納、祝投!DeNA4000勝!巨人に連勝!

2019年4月8日 紙面から

巨人に勝利し、球団通算4000勝の記念ボードを掲げるDeNAの井納(左)と大和=横浜スタジアムで(北田美和子撮影)

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◇DeNA5-1巨人

 DeNAが快勝した。2回に大和の2点二塁打で先制し、3回には筒香の適時打で加点。1点を返された5回にソトの適時打などで2点を奪った。井納は5イニング1失点で今季初勝利。巨人は投打に精彩を欠き、今季初の2連敗を喫した。

   ◇

 球団4000勝を運んだのは32歳のベテランだった。DeNAの井納が好調巨人打線を相手に5イニング1失点。「ブルペンは良くなかったが、(伊藤)光のおかげでリズム良く投げられた」。女房役を立てた右腕にとって今季初勝利となった。

 昨年10月には右肘のクリーニング手術を受けた。今春キャンプは2軍スタート。結果を出して1軍に上がり、復活の第一歩を踏み出した。自身の対巨人戦も、2013年の初勝利から節目となる通算10勝目となった。

 「観戦席も増え、とても力強い声援を送ってもらい勇気になった」

 オフに大改修され、拡大された横浜スタジアムのスタンドからは大きな声援を受けた。1950年3月10日、大洋ホエールズとしての初勝利から69年。本拠地は下関から川崎に移り、78年から横浜に根を張り、4000勝目は満員の観客がスタンドを埋めた。

 監督として214勝目を挙げたラミレス監督も「非常に安定していたと思う。直球も良かったし、球種の使い方、コンビネーションも良かった」と井納の力投を手放しでほめた。球団の監督通算勝利で、219勝の権藤博監督に次ぐ6位にランク。前日は、161キロを計測したリリーフの国吉が巨人打線の勢いを止め、この日は井納がつくった流れを手放さず、カード勝ち越しに導いた。 (石井智昭)

 

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