大相撲の春巡業が7日、愛知・西尾市で行われ、春場所で14勝1敗の好成績を残した西前頭4枚目・逸ノ城(湊)が合流した。春場所の千秋楽にアクシデントに襲われた。支度部屋に戻り、横綱・白鵬との決定戦に備え腰を浮かせた時、ぎっくり腰を発症。「決定戦になっていたら厳しかった」。リハビリに専念していた。
この日は26歳の誕生日で「気づいたら26。若い力士も出てきたので追いかけられている感じ」。それでも春場所は準優勝。「優勝は簡単にできないと感じたけど、自信になった」という。夏場所(5月12日初日・両国国技館)から大関取りが始まるが、「まずは優勝したい」と気合を入れた。