THE VOLVO LIFE JOURNAL

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ボルボのプレミアム・ライフスタイル・マガジン。

愛犬と一緒にいつもより遠くへ Chapter1 Summer 海編

July 4, 2018

愛犬と海で遊ぼう!

犬を飼っている人なら誰もが憧れる浜辺のお散歩。でも、愛犬を真夏に炎天下の海に連れていくのはNGです。朝・夕の涼しい時間に散歩を楽しんでくださいね。夏のドライブ&海で遊ぶときの注意点を獣医師の佐藤先生に教えていただきました。

東京都 波田野 竜太郎さん・瑞季さん 左から/GREG・PETER(ともにサルーキ)、SHIMBA(イタリアングレイハウンド)
| 今回の車は… | 卓越した走りとVOLVO史上最高の安全性能、上質なデザインを極めたファーストクラスの北欧スタイル7シーターSUV XC90

教えてくれたのは…

獣医循環器学会認定医 佐藤 貴紀 先生

白金高輪動物病院 総院長。全国に60人しかいないと言う「循環器学会認定医」。「一生のかかりつけの医師」を推奨するとともに、専門分野治療、予防医療に力をいれている。初めて動物を飼う飼い主さんに分かるまで、丁寧に熱心に説明する方法が評判を呼び、北海道から沖縄まで全国からの質問が届くと言う人気獣医。

海編 ①

ドライブ中、車内での熱中症対策を万全に!

※写真はボルボ・純正アクセサリー、ドッグゲート装着車です。

運転中はしっかり固定されたゲートやクレートに入れましょう

運転中、愛犬をフリーで車に乗せるのは絶対にNG。興奮をして車内を走りまわったり、運転席の足元にもぐり込むようなことがあったら大事故に繋がる可能性も。車内では、しっかり固定されているゲートやクレートに入れることが必須です。

後部座席まで涼しく快適

VOLVO XC90は、3列目にもエアコンの吹出し口があるので、後部座席まで涼しく快適。3列目に設置したゲートの中で愛犬が心地よく過ごすことができます。

車内の温度は少し涼しいくらいがベストです!

犬が熱中症になる根本的な原因は“暑い”こと。また、体が脱水すると熱中症になりやすくなるので水分補給をしっかり行うことも大切です。ドライブ中、クーラーをつけて人間が涼しいと思う環境になっていれば問題ありませんが、人が少し暑いな……と感じているとき、犬はかなり暑い状態です。犬は、基本的に汗がかけないので呼吸で温度調節をすることになります。犬が暑がっていないかを確かめるためにも、ドライブ中は、ハアハアと呼吸をしていないかこまめに確かめるようにしましょう。愛犬をクレートやキャリーバッグに入れて車に乗せる場合は、より通気性が悪くなるので温度調整をしっかりすることが大切。また、一番後ろの席は、他の場所より暑い場合があるので、飼い主さんは車内のどこがどのくらいの温度なのかをきちんと把握しておくことも大切ですね。

こんなしぐさは要注意

熱中症のサイン

[初期]

  • ・ハアハアと呼吸をしている
  • ・よだれを垂らす

[中期]

  • ・口をパクパクして苦しそうにしている
  • ・吐く

[後期]

  • ・体が伸びてしまう
  • ・呼吸が浅くなる
  • ・意識が遠のき、立てなくなる

「夏、日中の暑い時間は散歩を避けましょう」というのと同じで、愛犬を海に連れていくなら、炎天下で遊ぶことは避けましょう。砂浜が嬉しくてはしゃいだり、たくさん走り回ってしまうと、より熱中症のリスクは高まります。そうならないためにも、海の散歩は、朝・夕の涼しい時間が狙い目です。

海編 ②

海で遊ぶときの必需品まとめ

※ノーリードは撮影上の演出です

たっぷりの水

飲み水として必要なのはもちろん。
海水や砂を洗い流すときにも必要になります。
タンクなどに入れて、できるだけたくさん
持って行くことをおすすめします。

扇子、又はうちわ

車中や海で、犬がハアハアと
暑そうにしていたら
扇子やうちわで扇いであげましょう。
犬は毛で覆われている分、
人より暑いと感じていることを忘れずに!

バスタオル

バスタオルは最低でも2枚以上用意を。
海水を流した後は、清潔なタオルで
しっかり拭いて乾かしましょう。
速乾吸水のタオルなどを
活用するのも便利です。

パラソルや日よけテント

砂浜でのんびり過ごすなら、
パラソルやテントなど日陰を作るものを
持っていきましょう。
砂浜は熱が籠りやすいので、
犬が暑がっていないかこまめに確認を。

ひんやり気持ちよくて思わずうっとり♪

犬は、人間よりも砂浜に近い位置にいるので、砂浜に籠った熱をダイレクトに受けてしまいます。遊んだ後、ハアハアしていたり疲れているようなときは、濡らしたタオルを使って体を冷やしてあげましょう。クールダウンの仕方は、水で濡らし固くしぼったバスタオルで愛犬の体を包むだけ。包んだまま、うちわで扇いで風をあててあげるとより早く体温をさげることができます。

遊んだ後はクールダウンを忘れずに!

海編 ③

知っておくべき!ビーチのキケンポイント

一番多いのはゴミや腐った食べ物の誤飲です。海では、バーベキューをする人も多くいますし、海水浴にきた人が落とした食べものが、砂浜に埋まっていることも多々あります。私たち人間は気がつかなくても、犬の嗅覚をもってすれば砂浜はまさに宝の山。放っておくと臭いをかいでは掘り、目を放した隙にゴミを食べてしまうことも。嘔吐、下痢をした場合は、速やかに病院に連れていきましょう。また、人間でも真夏の砂浜は素足で歩けないのと同じく、犬も肉球をやけどをする可能性があります。できるだけ日陰を探して遊ぶことをおすすめします。

一番多いのはゴミの誤飲。浜辺では目を放さないようにしましょう

海編 ④

海で泳いだ後のお手入れ

海水や砂はできるだけ早く洗い流しましょう

毛に海水や砂をつけたままにしていると、皮膚炎を起こしかねないので、なるべく早く真水で洗い流すことが大切です。指の間に詰まった、砂やゴミも丁寧に落としましょう。

洗った後はタオルドライできちんと毛を乾かして

洗った後、毛が濡れたまま愛犬を車にのせるのはNG。バスタオルでしっかりと水を拭き取り、乾かしてから帰りましょう。

皮膚炎の予防のためにも海水を流してから車にのせましょう

「ボルボが生まれた国スウェーデンは動物福祉先進国」

ボルボの母国スウェーデンは、人だけでなく動物福祉においても先進国だと言われています。犬を長時間家に置き去りにすることを許していないため“犬の保育園”が数多くあり、人気です。基本的にはどこに行くのにも愛犬と一緒。スウェーデン人は夏、1ヶ月ちかいバケーションを取り、サマーハウスと呼ばれる“別荘”に、家族と犬とお気に入りの家具を車に載せて出かけます。サマーハウスは海辺に建っているものも多く、家から直接ヨットに乗って犬と一緒にバケーションを楽しむ姿もスウェーデン流です。

Volvo With Pet

ボルボで、ペットライフをもっと安全に、楽しく。日本では約4割の家庭でペットが飼われているといわれています。大切な家族の一員である愛犬との安心・快適にドライブするのはどうすればいいのか、また、ペットとの楽しいクルマライフを楽しんでいるボルボオーナー様を紹介していきます。

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