中間管理職劇場 ◯◯の女

FILE01 オーダースーツの女 NAKAI SUZUKA FILE01 オーダースーツの女 NAKAI SUZUKA

しごと人生、着替えてみません? しごと人生、着替えてみません?

FILE01 オーダースーツの女 NAKAI SUZUKA
株式会社オンリー 中井鈴鹿

PROFILE

株式会社オンリー
中井鈴鹿
ONLY PREMIO TOKYO 有楽町店 副店長

2015年、スーツ専門店である株式会社オンリーに入社。オンリー日比谷に配属後、現在の有楽町店にて副店長に。スーツコンシェルジュとして接客する日々。テンポのいい接客が中井流。

“惚れた男のスーツは、オンリーのスーツだった”

今の会社を知ることになったきっかけは、就職活動をしていた当時の交際相手だった。彼はオンリーの愛用者だった。新しいスーツに袖を通した時、あまりにもうれしそうな顔をする彼を見て「こんな仕事がしたい」そう素直に思った。この選択は間違っていなかった、と中井は今でも思う。「この間オススメしてくれたあのスーツ、よく褒められるんです」「またオススメしてください」お客様にそんな言葉をかけていただく瞬間は、中井にとって最高のご褒美だ。「中井さんにお任せします」その言葉の責任を胸に受け止め、今日もジャストサイズを見抜くのだ。

“スーツ一着で、こんなにスタイルが良く見えるなんて”

“スーツ一着で、こんなにスタイルが良く見えるなんて”

お客様のためだけの一着を、ほかにないサービスや完成度で。
「オンリー」というブランド名にはそんな想いが込められている。
創業者でもある会長の中西は18歳で洋服の道に入り、イタリアで修業をしてきた男だ。フルオーダーも既製品も本場で学んできたからこそ、生地とパターンと縫製でスーツの仕上がりが大きく変わることを知っている。お客様に「仕立てがいい」ことを実感していただくために、一人ひとりに合ったスーツを提案することが中井の仕事。仕立ては縫製のみではない。生地やパターンとの組み合わせ、さらにお客様との相性など、すべての要素がそろって初めてきれいにスーツを着こなすことができるのだ。

“女性にこそ、スーツが必要な時代へ”

“女性にこそ、スーツが必要な時代へ”

スーツというと男性向け商品だと思われがちだが、今この会社の約4割が女性社員だ。これからは女性にもどんどん管理職が増え、スーツが必要になる場面は増えてくるだろう。オンリーはそんな時代の流れも見越して、特に女性の採用に力を入れている。副店長として日々店頭に立つ中井も、レディースのスーツを提案する機会が増えているという。
男性にもそして女性にも、いちばん似合うスーツを着てほしい。そしてそのスーツが働く人たちの背中を押せたら。
中井の目標は、パターンの勉強を重ねて「テーラー」としての強みを活かしていくこと。創業者の意志を引き継ぎ、本物の“目利き” になるために。中井の挑戦は続く。

To be continued....

SPECIAL CONTENT プロに聞く!
スーツをオシャレに着こなす秘訣

1、サイズは必ずお店の人と相談を。
自分がいいと思っているサイズと、
人から見てキレイに見えるシルエットは違う。
まずはお店の人を信じてよう。
2、パンツはパツパツで履くべからず。
「細いのを履きたい」という人は多い。
でも、デニムの感覚で選ぶのはNG。
体のラインでなく、上下のバランスで
スーツ全体をキレイに見せることが大事。
3、シャツ、ネクタイ、スーツを全部柄にするべからず。
色は3色以内に。メインの色をまず決める。
ベルト、シューズ、鞄など革小物の色を合わせたり、
女性はカットソーとパンプスの色を合わせてみよう。
ネクタイの色とソックスの色をあわせると小粋!
プロに聞く!スーツをオシャレに着こなす秘訣

株式会社オンリー

株式会社オンリーは、京都のテーラーを発祥とし、製造から販売までを自社で一貫して行うスーツショップ「ONLY」、「ONLY PREMIO」、「ONLY WOMEN」、オーダースーツ専門業態の「ONLY京都TAILOR」、 アウトレット業態の「ONLY OUTLET」、「SUITS&SUITS」を全国で展開する東証一部上場企業。顧客本位を掲げ、効率化を徹底して商品を開発し、抜群のコストパフォーマンスを実現。オンリーはこれからも、“ほかにないもの” をポリシーに、ビジネスパーソンを応援します。

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