WWEは6日(日本時間7日)、レガシー部門で「超獣」ブルーザー・ブロディ、元新日本プロレス専務取締役兼営業本部長を務めた新間寿氏、全日本プロレスなどでも活躍したプロフェッサー・タナカらの19年WWE殿堂入りを発表した。同日に米ニューヨークのバークレイズセンターで殿堂入り式典で当日発表された。
ブロディは76年にWWE前身のWWWWFに参戦し、同団体ヘビー級王座に挑戦。アンドレ・ザ・ジャイアントらと対戦した。79年に全日本プロレスで初来日し、ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、天龍源一郎らと対戦。「不沈艦」スタン・ハンセンと「超獣コンビ」として活躍した。85年には新日本プロレスにも参戦するなど日米で活躍した。
新間氏は前身のWWF会長を務めた経験を持ち、「過激な仕掛け人」と呼ばれてアントニオ猪木-ムハマド・アリ戦を実現させるなどプロレス界を盛り上げる裏方として尽力した。レガシー部門では力道山、ヒロ・マツダに続く日本人の受賞となる。
◆19年WWE殿堂入りレガシー部門受賞者 ワフー・マクダニエル、ルナ・バション、S・Dジョーンズ、プロフェッサー・タナカ、プリモ・カルネラ、ジョセフ・コーエン、新間寿、バディ・ローズ、ジム・バーネット。