大相撲の春巡業が6日、三重・津市で行われ、大関・豪栄道(境川)が33歳の誕生日を迎えた。春場所は12勝3敗の好成績を残し「去年より体が元気。若手の気持ちでやりたい。体もまだまだ動く」。大関に昇進する貴景勝(千賀ノ浦)には2場所連続して立ち合いから圧倒。「まだまだ負けられない。意地を見せたかった」と話した。狙うは夏場所(5月12日初日・両国国技館)での“令和の優勝第1号”。「相撲人生で一番いい年にしたい」と気合を入れた。
記者に囲まれている時には貴景勝、矢後(尾車)らがケーキを持ってサプライズ登場。貴景勝からは「浪速の番長」と声を掛けられ、最後は剣翔(追手風)にケーキを顔にぶつけられ「こんなの初めて」と笑顔を見せた。