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セッション53その3からの続き
質問者
私は個人との接触において非常に広いヴァリエーションがあることが分かりました。同盟は、覚醒に導くために接触する形態として、ワンダラーを用いているように思います。同盟が接触しているワンダラーを覚醒させる、あるいは、部分的に覚醒させるために、同盟が用いている手法の一般的な例について教えていただけますでしょうか?
ラー
私はラーである。ワンダラーを覚醒させる手法は多岐にわたる。各種アプローチの中心をなすものは、意識および無意識に入り込むアプローチである。この場合、恐れを抱かせるような、また、その存在にとって意義を持つ理解可能な主観的体験としてその可能性を最大化してしまうような手法(訳注1)を避けるのである。その多くは夢の中で起こる。他のものは目覚めている時間帯の多くの活動の最中に起こる。そのアプローチは柔軟性に富んでおり、あなたがたが認識しているような”接近遭遇“症候群である必要はない。
(訳注1:要は、人間は自分の持っている顕在的あるいは潜在的な願望に添って体験を解釈してしまう、あるいは、自分の理解できる形に歪めて解釈してしまう傾向が強いので、そのように解釈されて自分たちが意図したものと異なった形で受け取られることをできるだけ避けるように接触現象を演出しているということである。)
この物理的考察症候群とはどのようなものでしょうか?この症候群と、ワンダラーと同盟との接触との関係はどのようなものでしょうか?この症候群と、ワンダラーとオリオンとの接触との関係はどのようなものなのでしょうか?
ラー
私はラーである。存在の無意識下での期待は、同盟の思考型の存在によって提供された思考型の体験の性質の詳細に影響をおよぼす。それゆえ、もしワンダラーが物質次元での考察を行うことを期待するのであれば、それは必然的に、ワンダラーの無意識下の波動特性の期待傾向によって許容できるように、警戒あるいは不快をもたらす波動特性が最小となるように体験されることとなろう(訳注2)。
(訳注2:ここでも、正味の接触体験がその接触を受けた人間が無意識レベルで許容できる範囲にまで歪められて解釈され、認識されてしまうことを述べている。人間が認識のアップデートを自由に行えるようになるには、この“警戒あるいは不快をもたらす波動特性が最小となるようにする傾向“つまり、”死への恐怖”から発せられる”自己保存能”という二元性への根源的なエネルギー供給源を破壊してこれを超えなければならないのである。)
質問者
では、同盟の宇宙船に乗せられても、オリオンの宇宙船に乗せられても、その時の体験は物質次元での考察のようになるのでしょうか?
ラー
私はラーである。あなたがたの質問は間違った思考を示している。オリオングループは物質次元での考察を個人に恐れを抱かせる手法として、そして、実験動物として発達した第二密度の感覚(訳注3)を感じさせるために用いるのである。ある種の者どもの性体験はこの体験に近いものである。その意図はこの地球の住人に対するオリオンの存在による支配を示すことである。
(訳注3:いわゆる、理性を欠いた、条件反射によって行動が支配されている状態である。)
思考型の体験は主観的であり、大部分はこの(訳者補足:第二)密度では起こらない。
質問者
それでは、同盟およびオリオンとの接触がなされる時、”接近遭遇”は私が理解しているような二重の性質を持つものなのでしょうか?
ラー
私はラーである。オリオンによって方向付けられた接触が優勢であるが、これは正しい。
質問者
この地球上には、収穫可能性に関しては、ポジティブ指向性のものもネガティブ指向性のものも広範囲にわたって存在しています。オリオンの接触のターゲットは、この範囲の一方だけでしょうか?それとも、ポジティブ指向性のものもネガティブ指向性のものも両方なのでしょうか?私が言っているのは地球上の存在のことです。
ラー
私はラーである。この質問は正確に答えるには幾分難しいものである。とはいえ、我々は回答を試みよう。
オリオンの存在の最も典型的なアプローチは、あなたが言うところの、精神的に弱い存在を選択する(訳注4)というものである。これは、流布しているオリオンの哲学の大部分が示唆していることである。
(訳注4:多くの人間は無意識下にコンプレックス、トラウマ、死への恐怖などのネガティブな波動特性を保有している。そして、これらの存在は自分自身の内面にあるこれらのネガティブさに向き合うことを恐れるがゆえに、それらを無意識の忘却の彼方に置き去りにしているのである。これが無意識下から意識を攻撃するがゆえに、その人間は精神的に不安定で弱いのである。この無意識下のネガティブな波動特性がオリオンのネガティブな波動特性と親和性を持つがゆえに、このような精神的に弱い存在はオリオンによる侵襲を容易に受けるのである。恐れずにこれらの無意識の意識化に挑戦し、それらを見切った存在はその瞬間にこれらのネガティブな波動特性が消去されるという経験をする。このような存在は自分が認識していないネガティブな波動特性を保有していないがゆえにオリオンの侵襲を受ける隙がないのである。)
いくつかのオリオンの存在は、あなたがたの空間/時間と繋がりのある非常に高次に特定波動特異点化されたネガティブな存在によって召喚されたのである。このケースでは、彼らは私たちが今なしている情報を共有しているのである。とはいえ、これはオリオンの存在にとって、収穫されるであろうネガティブな惑星の存在の周波数のゆえに危険である。というのは、これらの惑星上のネガティブな存在はオリオンに対して、これらの存在が惑星上のネガティブな接触を命じているように接触することを命じるからである。支配を争う戦いの結果、もし負けることがあれば、オリオングループの特定波動特性を損なうことになるのである。
同様に、オリオンが高度に特定波動特異点化したポジティブな存在と誤って接触するならば、これらの十字軍戦士が誤って接触してきた存在を脱特定波動特異点化(訳注5)できない限り、オリオンの艦隊と大混乱に陥ることになり得るからである。このような事態はほとんど聞かれたことはない。それゆえ、オリオングループは精神的に弱い存在とのみ物質次元での接触を行うことを好むのである。
(訳注5:原文ではdepolarize。要するに、この存在を消去することを言っている。ラーは存在をある特定の波動を形成維持増進している現象(polarize)と捉えており、その逆(depolarize)はこの特定波動の消去すなわちその存在の消去を意味している。)
セッション53その5に続く