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セッション52その2からの続き
個人的修練を考えるにあたり、自己に関する私の知識は正しいでしょうか？意志を強化するにあたっての私の制御は正しいでしょうか？それは五次元の生命体が重要だと思っていることと合致しているでしょうか？
ラー
私はラーである。実際、これらのことは最初の七つの次元を通じて第三次元において重要である。ニュアンスとして我々が正しいと唯一考えるのは、あなた方の制御という言葉の用法のみである。次のように理解されるのが最上である。理解力、言うなれば生命体それ自身の成長のためには制御というものは望ましくも助けにもならない。思考プロセスあるいは衝動を制御することは、それらの行使が一なるものの法則と一致しないという例外的な場合を除いては、望ましくも助けにもならないのである。制御は修練→平安→啓蒙という行程を回避して不正を働くことのように思える。なぜなら、この制御というものは、完全なる自己の制御あるいは抑制を精算するための更なる転生経験の可能性と必要性を強めることになるからである。
その代わりとして、我々はあなたがたが用いた第二の用語としての意志を高く評価し推奨する。自己の受容、自己の許し、そして、意志の方向・・・。これは個人的修練への道となるのである。あなたがたの意志の能力は、共同創造者としてあなたの内にあって力あるものなのである。あなたがたはこの能力を非常に重要なものとみなして行き過ぎるということはないのである。それゆえ、それは注意深く用いられるべきものなのである。そして、他の存在がポジティブに指向した道を進むような奉仕に振り向けられるべきなのである。
自我がより強化されるような意志の使用は非常に危険である。というのは、それは無意識下で生命体の特定波動特性（訳注１）を除去するような仕方で用いられることさえあるからである。
質問者
私は、あなたが今おっしゃったことと、なぜ多くのワンダラー（訳注２）この惑星に転生するにあたって、収穫の時を選択してきたのかと繋がりがあると思うのです。私の考えは正しいですか？曖昧な言い方ですが・・・。
ラー
ポジティブな特定波動特異点化（訳注３）のための機会は必要とされるより遙かにたくさんあるのである。我々は、これがあなたがたの質問への特別な主意と信じる。もしそうではない場合は更に質問するがよい。
セッション52その4に続く
訳注１：
原文ではpolarity。直訳すれば極性である。訳者はこの一なるものの法則を何の前提知識もなく訳してきたが、ここにきて直感的なイメージが見えてきた感じがしている。
私のイメージとしては原初の宇宙は何ら特異性のない均一領域であり、そこにソースの意志により一石が投じられ、波動が形成される。道教における太極図はこれをイメージしたものかと思う。
この波動が呼び水となり、この領域の各所のソースの意志の一石のような入れ子構造／フラクタル構造／ホログラフィック構造の特定波動特異点が形成され、多数の特定波動を形成し、これらが相殺することなく共鳴してさらなる精妙な神性幾何学図形の波動形を形成してその可能性が無限大に広がっていく・・・。これがソースによる創造であり、我々一人一人がこの入れ子の特定波動特異点としてこの創造の神性幾何学波動形の形成に関わっているように思える。
であるから、他の存在が形成する波動特異点を相殺するような行為はシントロピックな宇宙創造行為に逆行するエントロピー増大行為であり、このような行為を好んでなすものが闇の存在なのであろうと考える。
以上、訳者の直感で得た印象であり、これが正しいかは保証の限りではない。
以上の理由から、訳者は今後、polarityを特定波動特性と訳することにする。
訳注２：
原文ではWanderers。このブログの読者であれば、おなじみの用語かと思う。他の惑星から転生してきた存在を指す言葉である。
訳注３：
原文ではpolarization。特定波動形成を更に促進してさらに顕著な特異点と化し、すなわち、エントロピーに抗してシントロピーを形成し、宇宙の創造に更に貢献することを指す用語と考える。
このようなpolarizationを実現するには、波動の二大構成要素である男性エネルギー（斥力、推進力）と女性エネルギー（引力、浸透力）のバランスを取るだけでなく、三次元から五次元および更なる高次元のボディの特異波動をそれぞれシンクロナイズさせ、共鳴させる必要があろう。三次元を波動が低い、汚れている、下等であるなどと侮ってこれを切り捨てるならば、ソースの意図する創造的宇宙の完成はおぼつかないだろう。この宇宙に三次元が存在しているということはそこにソースの深遠なる意図が隠されているはずである。
