山崎行太郎の『毒蛇山荘日記』

哲学者、文芸評論家。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。東工大、埼玉大学教員を経て現職。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』『曽野綾子大批判 』『エセ保守が日本を滅ぼす 』『最高裁の罠 』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『佐藤優対談集』『小説・南洲伝』など。

(続7 )「ゴーン逮捕事件」を読む。カルロス・ゴーンから竹中平蔵へ。「ゴーン逮捕事件」は、突き詰めると、「竹中平蔵事件」でもある。今日も、テレビをつけると、経済ジャーナリトや会計士や弁護士等が、ゴーンを逮捕したが、巨額報酬問題だけで、起訴できるかどうか、起訴できなかったら・・・(?) 。東京地検特捜部の敗北では・・・(?)。とかなんとか議論している。経済ジャーナリト 、会計士、弁護士、あるいは経済評論家や経済学者。ここ二、三十年、ゴーンと同じく我が世の春を謳歌して


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(続7 )「ゴーン逮捕事件」を読む。カルロス・ゴーンから竹中平蔵へ。「ゴーン逮捕事件」は、突き詰めると、「竹中平蔵事件」でもある。今日も、テレビをつけると、経済ジャーナリトや会計士や弁護士等が、ゴーンを逮捕したが、巨額報酬問題だけで、起訴できるかどうか、起訴できなかったら・・・(?) 。東京地検特捜部の敗北では・・・(?)。とかなんとか議論している。経済ジャーナリト 、会計士、弁護士、あるいは経済評論家や経済学者。ここ二、三十年、ゴーンと同じく我が世の春を謳歌してきた連中である。彼等は、「ゴーン神話」を、つまり、「 竹中平蔵神話」をでっち上げ、「ゴーンこそ企業経営の神様だ」と絶賛し、「ゴーン神話 」を拡散し続けてきた連中である。何故、彼等は、性懲りも無く、カルロス・ゴーンという怪しい人物を、持て囃し続けてきたのか。彼等も 、「守銭奴=ゴーンの仲間」だったのだ。何故、彼等は、ゴーンの次は竹中平蔵だと、言わないのか。言えないのか。竹中平蔵に無関心な経済ジャーナリトも弁護士・・・も、次のような二次的、副次的な問題にこだわり、不毛な議論を繰り返す。

===以下引用===

役員報酬有価証券報告書に約50億円分少なく記載した疑いで逮捕された日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)が2008年、私的な投資で生じた約17億円の損失を日産に付け替えていた疑いがあることがわかった。証券取引等監視委員会もこの取引を把握し、会社法違反(特別背任)などにあたる可能性があると、関係した銀行に指摘していたという。東京地検特捜部も同様の情報を把握している模様だ。

===引用終了===

言うまでもなく、私は、こういう問題に、さほどの関心はない。こういう問題の背後に、何もっと本質的な問題があると、考えるからだ。正直に言うと、日産の「ゴーン」などに関心はない。私は、「ゴーン」を神話化し、過剰に持て囃し、日本経済を破滅的状況に追い込み、日本の国民の倫理観まで堕落させた「日本人」に関心がある。その「 日本人」こそ、経済ジャーナリトであり、経済学者であり、経営コンサルタント・・・とかいう人種である。その典型的人物が竹中平蔵。何故、竹中平蔵は、今でも政権の中枢にい続けられるのか。背後にアメリカ政府でも?

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( 続く)

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この原稿( 記事)は、最終稿ではありません。今後も加筆修正を繰り返していきます。最終稿は、メールマガジン山崎行太郎の毒蛇通信』
でお読みください。
http://www.mag2.com/m/0001151310.html
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