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【ドラニュース】

アルモンテ、復活気配の今季1号 試合中にも汗だく打撃練習

2019年4月7日 紙面から

7回表無死、代打アルモンテが左越えソロを放つ(中嶋大撮影)=神宮球場で

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 高く舞い上がった飛球はやや上がりすぎかと思われた。ただ、なかなか落ちてこない。ヤクルトの左翼手バレンティンもフェンス際まで下がる。竜党の歓声に乗るかのように、そのまま左翼席へ。アルモンテが待望の今季1号を放った。

 「感触はあまり良くなかったから、なんとかホームランになってくれと思いながら走ったよ」

 この日もベンチスタートと、3試合連続でスタメンを外れた。苦しむ助っ人の出番は2点を追う7回だった。先頭の福田の代打で登場すると、巡ってきた機会を逃さなかった。石川のチェンジアップを右打席で強振。今季16打席目で飛び出した初ヒットは、反撃のソロ本塁打だった。

 そのまま左翼に入り、1点を追う9回に再び強打がさく裂した。先頭で打席に入ると、今度は左打席で快音を響かせた。右中間を破る二塁打で、土壇場の同点劇の起点となった。復調気配を漂わせ、「今までと一緒だけど、これからもしっかりと練習していくだけだよ」とうなずいた。

 オープン戦から調子が上がらず、昨年リーグ5位の打率を誇った男は、開幕から4試合目となる2日の広島戦(ナゴヤドーム)で早々とスタメンから名前が消えた。ただ、その試合中もアルモンテはベンチ裏で汗だくになっていた。与田監督が「試合中バッティングを練習していた。やっぱりそういうのがすごく大事」と感心する努力で、好結果を引き寄せた。

 

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