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2019年4月7日 紙面から
ヤクルト-中日 厳しい表情で球場を後にする与田監督=神宮球場で(中嶋大撮影)
野手全員を総動員する中日・与田剛監督(53)の執念采配も実らなかった。中日は6日のヤクルト戦(神宮)で9回2死から井領雅貴外野手(29)の適時打で同点に追い付くも、延長12回に7番手の小熊凌祐投手(28)がサヨナラ本塁打を許して今季初の連敗。昨季苦しめられた神宮の嫌なジンクスを払しょくするためにも、同一カード3連敗だけは絶対に阻止しなければならない。
ヤクルトファンの大歓声が響く中、痛恨の打球が竜党で埋め尽くされた左翼席に吸い込まれた。ドローまであとアウト1つの延長12回2死、小熊が代打・青木に左越えへサヨナラ弾を浴びた。
厳しい表情で引き揚げた小熊は、問い掛けにも無言。最後に「明日からまた切り替えて」との問いに、うなずくだけだった。もっとも、この日の敗因は打線。7回以降は再三塁上を賑わせ、延長に入ってからは10回に2死満塁、11回に1死一、三塁、12回は1死満塁と絶好機の連続だったが、ホームが遠かった。残塁はヤクルトの6に対し、中日は実に14。与田監督は「チャンスであと1本が出なかった。競ったゲームを何とか取りたかった」と悔しそうに話した。
ベンチ入りの野手16人全員を使い切る総力戦だった。「今日は勝負を早め早めにかけていった」と与田監督。チャンスと見るやどんどん代打を出し、1点を追う9回2死二塁で加藤に回ってくると代打・井領を出した。その井領が、あとストライク1球でゲームセットのところから値千金の同点打。それに伴い、その裏はベンチ入りの捕手で最後となる3人目の木下拓を出すことになった。もちろん木下拓がけがをした場合は、まだ残っていた亀沢を代役に想定していたと思われるが、捕手を3人使い切り、その最後の3人目が4イニングも守ったことが、後のないところから粘り続けた事実を表していた。
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