挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
境界迷宮と異界の魔術師 作者:小野崎えいじ
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
1800/1800

番外1026 伝えたい言葉は

 光の中に散ってマスティエル本体の魔力反応が消失していく。アンデッド体が崩れて消える。それに覆われていたゴーレム部分も止めの一撃を中心部に食らって、内側から外側に向かって炸裂するように穴を穿たれているので、あっさりと光に噴き上げられて消滅していった。


 術式が効果を終えたところで、妙な魔力反応が残っていないか、しっかりと見回す。効果範囲内は瓦礫一つない綺麗な更地になっているという事もあって、大分見晴らしが良い。


 デュラハンを見やると手にした頭部を縦に動かして、きっちり倒した事を教えてくれる。

 では……あちこちにばら撒いた連絡用呪法を使って被害情報を調べておこう。これについては用が済んだら解除しておけばよい。


 あちこちから大丈夫、という返答がある。点呼も進めているが……問題はなさそうだ。

 禁忌の地に溜まっていた陰鬱な気配も、薄れて行っているようだ。黒い怪物が出る心配もあるまい。


「ん。こっちは戦いも終わったよ。負傷者はいるけど……俺も含めて、命に別状はない、と思う」


 被害状況を確認し、人数を点呼しつつサウズを通して現世のみんなに伝えるとグレイス達は安堵の表情で胸を撫で下ろしていた。


『ああ――。良かったです』

「まだ事後処理があるとは思うから、すぐに戻るっていうわけにも行かないけれど……落ち着ける状況になったら、母さんやリヴェイラも交えて、みんなでゆっくり話そう」

『楽しみに待っているわ』

『私も……話ができるのを楽しみにしているわ。後で沢山お話をしましょう』


 俺の言葉にクラウディアが穏やかな表情で嬉しさを噛み締めるように目を閉じて、母さんも離れた場所で嬉しそうに答える。呪法を通して聞いた言葉を伝えると、お祖父さん達もうんうんと頷いていた。


『テオドール殿……! ご無事で良かったであります!』

『本当にな……。感謝の言葉も見つからない程だ。冥府ばかりでなく父まで』


 と、母さんと一緒にいるリヴェイラとベル女王も、呪法を通して感謝の言葉を伝えてくる。後方からこっちに向かって来ている最中だ。


「どうやら……無事に片付いたようだな」


 そうしているとヴァルロスとベリスティオが近くにきた。他の面々も続々と更地に駆けつけてきているようだ。


「反応からするときっちり倒せたかな。先王も無事に目を覚ましたようだし。ところで……それは大丈夫なのか?」


 ヴァルロスやベリスティオの掌や腕には少し亀裂が走っているが。


「一先ず問題はない。変身できない事もあって、力の最大限の放出には耐えられなくなるのだろう。まあ、少々くたびれたのは事実だが」


 ベリスティオが手を握ったり閉じたりしながら言う。


「お怪我については、私達に任せて下さい」


 と、天使がやってきて、心配そうな表情で胸のあたりに手をやる。リネット達のところにも天使達が飛んでいっているようだ。


「そんな大層な傷でもないがな」

「共に戦い、あれほどの奮戦して下さったのですから。感謝しているんです。是非私達に治させてくれませんか?」


 リネットはそっぽを向いて腕を差し出し、天使は嬉しそうに傷を治したりしていた。ゼヴィオンは戦いを終えて満足そうに治療を受けていたし、ルセリアージュは「ではお願いするわね」と笑って応じている。


 そんな元魔人達のやり取りを見ていたベリスティオはふっと静かな笑みを浮かべると、天使に応える。


「では……世話になろう」

「そうだな。よろしく頼む」


 ヴァルロスも頷いて、天使達も嬉しそうにその手を取り、到着したベル女王も穏やかに微笑む。

 その光景にテスディロスとウィンベルグも安堵の表情を浮かべ、オズグリーヴも頷いていた。

 母さんもそうだが、ヴァルロスとベリスティオについては……第一世代の魔人だしな。今後の身の置き場所や冥府の立場、見解等もあるのだろうが、一先ず冥精達との関係については落ち着いたもので安心できた、というのは有るだろう。

 ベル女王とプルネリウスも俺を見て頷いていたから……色々と考えてくれていると思う。状況が諸々落ち着いたら話をする場を作る事になるかな。


「それじゃあ、テオの傷は私が」


 と、母さんが微笑んで言う。


「手当はここでどうぞ。テオドール公は先程の戦いでも功労者ですからな」


 オズグリーヴが空飛ぶ絨毯を広げて言ってくれた。


「ん……。ありがとう」


 軽く頬を掻いて、絨毯の端に腰かける。母さんも隣に腰かけて、傷の手当をしてくれた。相手の体内魔力に働きかけて傷を治す光魔法だ。母さんが手を翳した肩口から……傷の痛みが引いていく。温かくて少しだけこそばゆいような……そんな感覚がある。


「本当……テオは強くなったのね。強さだけじゃなくて優しい所もあって……お母さんとしても自慢だわ」

「ん。色々あったから。えっと、それに……言うほど優しいわけじゃない、と思うし」


 そう言ってみても母さんはにこにこと笑っていて。

 話したい事、伝えたい事は色々あるのだけれど……こうして一旦腰を落ち着けてしまうと伝えたい事が多すぎて、何から話したらよいのか分からなくなってしまう。

 色々……そう。本当に色々あった気がするな。……ああ。この事は最初に言っておかないと。


「ああ。そうだ。母さんと話せるようになったなら、きちんとお礼を言っておきたいなって思ってたんだ。イシュトルムの力をずっと封じてくれてた事とか、月で……助けてくれた事とか。その事、ちゃんとありがとうって言いたかった」

「うん。お墓参りの時に伝わっていたけれど、お母さんもありがとうって、きちんと伝えたいって思っていたわ。封印の楔になっている時も、テオやグレイスやアシュレイちゃん……。みんなが想ってくれるのはしっかり届いて、力になっていたから。私一人では、きっと力が持たなかった」


 傷の一つ一つへ順番に手を翳しながら、母さんが言う。


「父様――いえ、お祖父ちゃん達の事を助けてくれた事もそうだけど……支えられていたのは、私の方。なのにテオが一番辛い時に、一緒にいてあげられなくて、ごめんなさい」

「謝る必要なんか。母さんは、離れていても守ってくれていたんだから。確かに……辛い事もあった。それで回りの人を信じられなくなっていた事も確かにあった。だから母さんみたいに優しくはなれないとは思っていたけれど……でも、失望されたくはないなって……そんな風にも思っていて。今、みんなに受け入れて貰えているのも……回りの事を大切に思えるようになったのも……そこが歯止めになっていたから……だと思う」

「うん……。テオは、お母さんにとっても誇りだわ」


 母さんは頷いて。それから、治療も終わったのか、そっと抱擁される。最初は軽く。段々と腕に込める力が強くなって……母さんは少し身体を震わせ――泣いているようだった。そうして抱擁されたまま、髪を撫でられる。懐かしくて温かな感覚に、目を閉じて。


 ……――結構長い間そうしていたように思うが、やがて母さんが俺から離れる。俺の両手をとって、まだ少し涙ぐんでいるが優しい笑みを見せてくれた。


「みんなの事も……ちゃんとお祝いの言葉を伝えないとね。お母さん、とっても嬉しいのよ」

「ん……そうだね。みんなも喜ぶと思う」


 俺がそう答えると、モニターの向こうでみんなも涙を拭きながら頷き、笑顔になっていた。

 グレイス達の事もそうだが、話をしたい事はまだまだ沢山ある。でも、それはもう少し落ち着けるような場所に移動してから、かな。


 そうしてシーカーとハイダーを通してあちこちに連絡をする。保全部隊の面々が監視役として禁忌の地に残ると申し出てくれて、残りの面々は前線基地まで戻る、という事になった。

 交代の人員も送って、しばらくはこの場所の監視も続ける、という事だ。シーカーもいれば安心だろうから、俺からも協力を申し出ると冥精達は「それは心強い」と、嬉しそうにお礼を言ってくれたのであった。


評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全186部分)
  • 28984 user
  • 最終掲載日:2019/03/22 00:09
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版15巻+EX巻、コミカライズ版7+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【【【アニメ版の感想は活動報告の方にお願いします//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全621部分)
  • 41072 user
  • 最終掲載日:2019/03/31 18:00
異世界はスマートフォンとともに。

 神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第二の人生をスタートさせる。彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマー//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全492部分)
  • 26068 user
  • 最終掲載日:2019/04/06 20:14
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全146部分)
  • 26576 user
  • 最終掲載日:2019/02/27 22:55
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全838部分)
  • 30893 user
  • 最終掲載日:2019/02/05 00:00
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全175部分)
  • 26152 user
  • 最終掲載日:2019/01/11 12:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全373部分)
  • 25677 user
  • 最終掲載日:2019/04/05 00:00
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全272部分)
  • 29645 user
  • 最終掲載日:2019/04/03 19:00
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全404部分)
  • 32952 user
  • 最終掲載日:2018/05/21 12:00
盾の勇者の成り上がり

《アニメ公式サイト》http://shieldhero-anime.jp/ ※WEB版と書籍版、アニメ版では内容に差異があります。 盾の勇者として異世界に召還さ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全927部分)
  • 28368 user
  • 最終掲載日:2019/04/02 10:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全223部分)
  • 26111 user
  • 最終掲載日:2018/03/30 19:25
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~

 記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公は名前をケルヴィンと変えて転生し、コツコツとレベルを上げ、スキルを会得し配下を増や//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全612部分)
  • 30008 user
  • 最終掲載日:2019/04/01 20:05
Knight's & Magic

メカヲタ社会人が異世界に転生。 その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。 *お知らせ* ヒーロー文庫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全156部分)
  • 25934 user
  • 最終掲載日:2019/03/03 01:28
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 36124 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全248部分)
  • 30818 user
  • 最終掲載日:2019/04/01 00:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 37081 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全352部分)
  • 39733 user
  • 最終掲載日:2019/03/30 18:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全370部分)
  • 29208 user
  • 最終掲載日:2019/04/06 23:00
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~

※作者多忙につき、完結まで毎月第四土曜日の更新とさせていただきます。 ※2016年2月27日、本編完結しました。  ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全238部分)
  • 27276 user
  • 最終掲載日:2019/03/23 07:00
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【一巻 2017/10/30 発売中!】  【二巻 2018/03/05 発売中!】  【三巻 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全532部分)
  • 25666 user
  • 最終掲載日:2019/03/24 23:52
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた

 ◆漫画版1巻8月25日発売。書籍は9巻まで発売中です◆ ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファンタジー世界でテ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全218部分)
  • 26919 user
  • 最終掲載日:2019/04/06 21:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全464部分)
  • 35287 user
  • 最終掲載日:2019/04/01 23:31
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全2058部分)
  • 35474 user
  • 最終掲載日:2019/04/06 18:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全137部分)
  • 32391 user
  • 最終掲載日:2019/03/11 08:59
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全222部分)
  • 29916 user
  • 最終掲載日:2018/10/24 20:00
マギクラフト・マイスター

 世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全2201部分)
  • 29266 user
  • 最終掲載日:2019/04/06 12:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 31907 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 28776 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03