理学療法
歩く、立つ、起きる、座るといった基本的な動作能力を高めるための訓練、杖や車椅子での効率的な移動方法の指導、装具の検討や調整も行います。
私たちは良質なリハビリテーションを提供するために、様々な工夫をしております。 しかしながら、最高の効果を生み出すためには患者さん・御家族の協力が不可欠です。当院の特徴を踏まえ、治療に積極的に御参加していただき、より充実した入院生活をお過ごしください。
リハビリテーションの重要な要素の一つは、患者さん1人あたりに配置する専門職の人数です。 当院では、法律で定められた基準人員をはるかに上回る専門職を配置することで、患者さんの治療計画の個別性に柔軟に対応することを目指しています。
患者さんが急変した場合、当院2階の一般病棟へ移り、迅速に対応します。また、当院への転院前にご入院されていた病院にご相談や転院も可能です。
当院では、多様な専門職種が退院に向けて綿密なコミュニケーションを通じて「患者さんに必要な医療や支援」を検討し、共有したゴールを目指してリハビリテーション総合実施計画書を立案・実施しています。患者さん一人一人が個別の事情をお持ちであることを踏まえ、画一的な訓練プランや対応を押し付けることなく、患者さん御本人や御家族等の関係者の意見も十分に取り入れた上で、最高の選択をできるよう心掛けています。
当院では日曜日や祝祭日もリハビリテーションを行えます。家庭復帰・社会復帰を目標として、リハビリ専門医や担当医の指示のもと、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士による専門的なリハビリテーションを受けることが出来ます。
患者さんの体力や体調などを考慮し、休日を設けることが効果的な場合もあります。当院では最大で3時間のリハビリテーションを実施することができますが、患者さんご自身の体力や体調などを考慮することがあるます。又、薬の過剰投与が良くないように、不必要に長時間のリハビリも効果がないことが実証されています。病態や回復に合わせた最適な時間のリハビリと自主トレーニングを組み合わせて実施することが大切です。当院では専門職と一緒に行うリハビリは平均120~140分程度となっています。※180分のリハビリを行っている方も沢山いらっしゃいます。
回復期とは、急性期の治療を受けて、症状が安定してきた時期のことです。早期のリハビリテーション開始に並んで、回復期に良質なリハビリテーションを導入することが重要とされています。 手足の麻痺以外にも、高次脳機能障害と呼ばれる後遺症や、摂食機能(食べ物を摂取する能力)障害にも積極的に取り組んでいます。
当院の回復期リハビリテーション病棟では、患者様の体力に合わせて、一日最大3時間の専門治療を受けることが可能です。また、日曜・祝日も含めた365日治療を受けることができます。医師以外にも理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等のリハビリ専門職と共に看護師・ ソーシャルワーカーが毎週カンファレンスを実施しており、患者様に最適な訓練内容を提供しています。退院に際しては、VFによる摂食機能の評価・家屋評価・野外訓練・外泊訓練等を積極的に導入し、 退院後の不安などの解消に努めています。退院後は、医療保険下での外来リハビリテーションを始め、介護保険下での通所リハビリテーション・介護予防教室等、さまざまなサービスをご利用いただけます。
訪問リハビリテーション、外来リハビリテーションなど、利用者様のご希望にきめ細かく対応できるように多彩のメニューをご用意していきます。
ご退院後のサポートも安心してお任せください。
回復期とは、急性期の治療を受けて、症状が安定してきた時期のことです。早期のリハビリテーション開始に並んで、回復期に良質なリハビリテーションを導入することが重要とされています。
必要に応じて、一日最大3時間の専門治療を受けることが可能です。また、日曜・祝日も含めた365日治療を受けることができます。退院に際しては、家屋評価・野外訓練・外泊訓練等を積極的に導入し、 退院後の不安などの解消に努めています。
| 全患者 | 発症から入院までの期間 | 入院期間 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症又は手術後、義肢装着訓練を要する状態 | 2ヶ月以内 | 150日 |
| 高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷 | 180日 | ||
| 2 | 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折又は二肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態 | 2ヶ月以内 | 90日 |
| 3 | 外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後の状態 | 2ヶ月以内 | 90日 |
| 4 | 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後の状態 | 1ヶ月以内 | 60日 |
| 5 | 股関節又は膝関節の置換術後の状態 | 1ヶ月以内 | 90日 |
※詳細につきましては厚生労働省の発表している、
別表第九回復期リハビリテーションを要する状態及び算定上限日数をご参照ください。
急性期治療後の病状が安定した患者様に対して継続的な治療やリハビリを行い、在宅(自宅や施設)復帰を目的とする病棟です。平成26年4月の診療報酬改定により新設された病棟で、当院では4階病棟(36床)を地域包括ケア病棟に変更しました。
地域包括ケア病棟でもリハビリテーションが行われます。高齢の患者様が肺炎などで寝込んでしまうと、わずかな期間でもふらついて転倒したり、歩けなくなってしまいます。もともと歩けていた患者様でも、体力が低下しないように運動を行います。
安静の目安
1週間の安静
2週間の安静
3週間の安静
4週間の安静
5週間の安静
筋力低下率
筋力80%に低下
筋力64%に低下
筋力32%に低下
筋力12%に低下
筋力4%に低下
上の図は麻酔下の極端な安静の例ですが、数週間の寝たきりで筋力は一気に低下します。日々の運動やリハビリがとても大切です。
リハビリテーションの期間は、脳卒中の麻痺の改善などは6か月程度までといわれていますが、麻痺した体を上手に使いこなす為のリハビリにはより長い期間が必要となることがあります
当院の役割は、入院中の最初の数ヶ月、集中的に専門家の指導・支援が必要な「回復期」のリハビリテーションを提供することですが、その後の外来通院や、併設の老人保健施設(エンジェルコート)や通所リハビリテーション(デイケア)等と連携し長期間の専門的なリハビリテーションを提供しています。
病棟の生活でも患者さんがリハビリで習得したことを日常生活に活かしていけるよう、お手伝いしています。
当院へは毎年多くの患者さんが新たに入院されています。残念ながら、東京天使病院に入院した全ての方々が発症前のような心身状態に回復できるわけではありません。患者さん御本人の回復度合いと共に、住み慣れた御自宅の環境や諸条件を整備することも非常に重要です。退院後の生活を支える御家族と入念に話し合い、御本人は勿論、御家族や地域の特性にあった制度の利用をお薦めすると共に、入院中に御自宅へ訪問することにより、家屋改修や介助機器の選定についてもアドバイスさせて頂いております。その結果、80%の方々が退院後の「新たな生活」を住み慣れた御自宅で過ごされています。(在宅復帰率〇〇%と謳っている病院もたくさんありますが、入院の段階で患者さんの選別をしていることが多いのでご注意ください。)
| 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 合計 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 脳血管 | 理学 | 90 | 91 | 95 | 100 | 104 | 97 | 95 | 89 | 98 | 91 | 107 | 109 | 1156 |
| 作業 | 46 | 44 | 47 | 50 | 57 | 48 | 46 | 47 | 53 | 47 | 58 | 55 | 598 | |
| 運動器 | 理学 | 38 | 37 | 29 | 28 | 29 | 30 | 29 | 23 | 23 | 25 | 31 | 34 | 356 |
| 作業 | 7 | 9 | 10 | 9 | 8 | 9 | 11 | 10 | 7 | 7 | 7 | 10 | 104 | |
| 回復期リハビリ病棟 | 通期包括ケア病棟 | |
|---|---|---|
| 退院者 | 163 | 281 |
| 内自宅退院 | 130 | 221 |
| 自宅復帰率 | 80% | 79% |
| 全患者 | 対象患者のみ | |
|---|---|---|
| 入院数 | 109名 | 82名 |
| 入院時平均FIM点数 | 42.6 | 44.8 |
| 退院時平均FIM点数 | 69.8 | 74.4 |
| FIM平均改善点 | 27.2 | 29.6 |
| 平均在院日数 | 71日 | 66日 |
理学療法
歩く、立つ、起きる、座るといった基本的な動作能力を高めるための訓練、杖や車椅子での効率的な移動方法の指導、装具の検討や調整も行います。
作業療法
食べる、入浴する、トイレに行く、着替えるなど日常生活に必要な動作を獲得するための訓練、高次脳機能障害に対しての訓練、仕事復帰のための評価や訓練を行います。
言語聴覚療法
聴く、話す、読む、書くなどの障害に対し、コミュニケーション能力を高める訓練を行います。また、高次脳機能障害や嚥下障害の訓練や嚥下造影検査 (VF)も行います。
| 一般知識(対象:3年目まで) | リスク管理 | 血液data×2 |
| トランスファー | 整形・内部疾患の急性期対応について | |
| 循環器、心電図 | ||
| 呼吸器 | 聴診、胸郭介助 | |
| 癌リハ | ||
| VF読影・ST治療 | ||
| 画像/症例紹介形式 (臨床的思考過程を盛り込む) | 脳画像(視床出血) | |
| 脳画像(梗塞) | ||
| 整形(脊柱・頚部骨折) | ||
| 徒手療法 | 頚部 | |
| 上肢 | ||
| 体幹 | ||
| 下肢(HiP,Knee,ankle) |
| 応用知識(対象:科内) | ポジショニング | |
| 東洋医学からの視点 腰痛、ヨガ、ツボ&座学 | ||
| 心理学 うつ、患者への対応 | ||
| 統計 | ||
| インソール | ||
| 装具 |
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