ご訪問ありがとうございます。
トリネガ・ステージ3C
(手術不能な局所進行乳癌)で
アテゾリズマブ(テセントリク)の
治験に参加した
AKANEさん、術後１年検査の結果
何事もなくよかったね
アテゾリズマブの承認申請の状況も
書いて下さっていますので
リブログさせていただきます。
FDA迅速承認もされたから、
日本でも迅速に
と期待したのですが、
日本人の症例数不足で、
臨床試験の継続になったのですね。
でも、考えようによっては、
臨床試験として、きちんと副作用対策の
取れる病院で、治療が試せる可能性がある
※プラセボと半々ってのは
新薬を使いたい人からすると
うーん、ってとこもあるけど…。
ので、
承認されるのを期待しましょう
私は自分の初期治療の時に
臨床試験まで検討する余裕がなく
治療に突入しましたが
知っていれば良かったな、と
後で思いましたので
再びご案内。
トリネガ・ステージ３Ｂ、３Ｃの方は
ご検討を
※検討ってのは、知った上で、
参加するか、しないかを、ご自分で
決めて下さいね、
知るってことは大切だと思います。
ー◆ー◆ー◆ー
3月に、
上記のパージェタのドラッグラグが 改善されつつある、
トリネガ・アテゾリズマブの動向です
を書き、
(特に手術不能な)局所進行乳癌
(ステージ３Ｃ、３Ｂ)の、
命の賭かった治療での
欧米とのドラッグラグ
(欧米の承認薬が日本で未承認)
が解消されつつあり、
直近でFDAが迅速承認もしたから、
アテゾリズマブ(テセントリク)の、
手術不能局所進行乳癌も含めた承認を
期待をもって待っています。
日本での症例数が足りなくて
臨床試験継続になったようですが、
HER2陽性の国際臨床試験も開始されて
いるようですから、
よい結果が出せて、
早く承認されるといいですね。
ー◆ー◆ー◆ー
この記事にも補記しておきますね。
ステージ３Ｃでは、
抗がん剤
(アンスラサイクリン
タキサン)
タキサン)手術放射線 を全部使う集学的治療が標準治療。
そこまでしないと
癌の勢いを止められない
ってこと、
特に進行の速いタイプのステージ3Cは。
その抗がん剤治療に、
臨床試験では、
最近の新薬(またはプラセボ)が
加わります。
(当たり前ですが、保険診療です。
AKANEさんが参加した
アテゾリズマブの治験は無償です。)
＝＝＝
今はまだ、
全員の癌を治せる癌治療はありません。
様々な研究が、当初期待されたほどには
結果を出せていない、その結果から、
また、その原因を解析、研究して、
改良されたり、
新しい発見が生まれて来ている、
そうやって、
基礎研究者、国や民間の研究資金提供者、
製薬会社や医療機器メーカーなど
実用化に携わる人々、
臨床試験参加者、臨床医
過去の全ての方々のご尽力の結果として、
今の医療があります。
自分が受けた治療、それを生み出して
下さった、過去の臨床試験参加者の方々、
全ての関係者の方々に感謝しています。
さらに、
今の、
臨床試験に参加する患者も含め、
全ての関係者のご尽力により、
医学の進歩、
将来のよりよい医療が生まれる、
のだと思います。
私は娘を育てる一母親でもあります。
私たちの治療経験、実績が活かされて
癌治療の研究・開発が進み、
娘や、若い世代の方々が、もしも将来、
乳癌、癌に罹患するとした時に、
今より、さらに良い治療が
受けられるように、
とも願い、祈っています。
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