まろかれfrom神気グルーヴ

「あのとき○○が落としたムジナなんとか右衛門は徳島の方にきて、やはり悪さをしたので某太夫たちが何人かで祈祷して退治た」という情報が伝わってきたのだそうです。 年代的に明治終わりか大正ころの話ではないかと思います。 ムジナはタヌキのことなのかアナグマのことなのか、諸説あるそうです。終

そうしたらそのムジナは、そのあとやはり徳島県側でも娘に取り憑くなどの悪さをして、そちらの祈祷師たちが退治した。当時徳島県にも、名前は違うかもしれませんが似たような風習があり専門業者がいたそうなのです。 その事が数年後、祈祷師の口コミネットワークで伝聞されてきて、 続

つまりその地域のムジナには、大物だとちゃんと名前があって、それを落とす専門業の方々が個体識別していたということのようです。面白いですよね。 さて、そのとき○○さん（名人の名前は覚えてますが一応伏せておきます）が落としたムジナは、山を越えて、阿波国の方へ逃げていった。 続

でも冒頭のムジナ落としの名人はそんなことする必要がなくて、出かけていって簡単に呪をとなえるだけでムジナを落とせたそうです。 さてその名人があるとき、名人には珍しく苦労をしてその地域の山にいた「なんとか右衛門（ちゃんとした名前忘れました」というヌシのような大ムジナを落としました。 続

最後は土人形でムジナを模したものを作って、それをなんと本物の鉄砲で撃ってバラバラに砕くやり方が一般的だったようです。 たぶん憑いたムジナの精みたいなものをその人形に封じ込めてからするのだと思います。 憑いていたムジナは撃たれると、本体の獣の方もその山から逃げていくのだそうです。 続

それで、普通の太夫はかなり煩瑣な術式を組んで、ムジナ落としの儀を行います。ちゃんとやると三日間くらいかかるそうです。 私が会った太夫曰く、「いざなぎ流は太夫に法力があろうがなかろうが、誰がやっても効くようになってる。その代わり手順が面倒で、時間がかかる」 術式はいろいろですが 続

その地域のムジナ憑きの信仰だと、人に取り憑くムジナはちゃんと実体としてのムジナが山に居て、その精みたいなもの？が里に降りて来て娘さんとかに取り憑くのだそうです。 で、太夫（祈祷師）は取り憑かれた娘の親などに依頼されて、ムジナ落としをしに行きます。それがかなり収入源だったようです。

四国は物部村のいざなぎ流の太夫から聞いた話。 その人の師匠の師匠はムジナ落としの名人だった。あまりに名人なので、村の娘がムジナに取り憑かれた時に親が「○○（名人の名）を呼ぶぞ！」と言うだけで、それだけは堪忍してくれ〜とムジナが抜けて逃げていくくらいだったそうです。 続

古神道祝詞WSや講座のおかげで祝詞奏上するようになり、サムハラの霊符や御祈祷でいただいた御守りなどが霊験あらたかで。メンタルや状況が死にかけると、即時 別経由で様々な救いがもたらされるシステムが作動する。今も。心はジェットコースター(;´д｀)ありがたいです。

新しい命を息吹くためのペダル、 そのための光と膨らむ魂。 そのための祈り（アファメーション）、そのための祈り人の増加と強化。そのための祝詞。（心痛ましむることなかれ）

「罪という罪、咎という咎はあらじと、」「罪や穢れから反転する生命(清明)」「祓う者は陽である」が、「祓われる者の存在は悪ではなく摂理の真理である」