最終更新: everglaceland 2019年03月16日(土) 16:54:29履歴
活動期間:2005.10~現在。
メンバーは正規メンバーと研修生から成る。
結成当初は秋葉原の専用劇場を中心に活動を行った。
プロデューサーは秋元康。
かつて「渡り廊下走り隊」「ノースリーブス」「フレンチ・キス」「Not yet」「DiVA」などの派生ユニットが存在した。
メンバーは正規メンバーと研修生から成る。
結成当初は秋葉原の専用劇場を中心に活動を行った。
プロデューサーは秋元康。
かつて「渡り廊下走り隊」「ノースリーブス」「フレンチ・キス」「Not yet」「DiVA」などの派生ユニットが存在した。
メンバーの変遷
2005
- 10月、オーディションで候補生として24名が合格。
- 12月、候補生から20名が1期生としてデビュー。
2006
- 1月、篠田麻里子(1.5期)が加入。
- 3月、宇佐美友紀(1期)が卒業。
- 4月、2期生17名が加入。
- 6月、上村彩子(2期)が脱退。
- 12月、3期生18名が加入。
- 12月、礒怜奈、大塚亜季、坂田涼、藤島マリアチカ、堀江聖夏(以上3期)が辞退。
2007
- 1月、折井あゆみ(1期)が卒業。
- 6月、4期生18名が加入。
- 6月、星野みちる(1期)、高田彩奈(2期)が卒業。
- 10月、渡邊志穂(1期)が卒業。
- 11月、飯沼友里奈、金子智美、小塚里菜、吉岡沙葵、渡辺茉莉絵(以上4期・研修生)が辞退。
- 11月、増山加弥乃(1期)、出口陽(4期、研究生)が卒業。
- 5期生12名が加入。
2008
- 6月、6期生4名加入。
- 7月、西澤沙羅(6期・研究生)が辞退。
- 8月、菊地彩香(3期)を解雇。
- 8月、中西優香(4期・研究生)がSKE48へ移籍。
- 8月、片野友里恵(6期・研究生)が辞退。
- 9月、井上奈瑠(3期)が卒業。
- 11月、大江朝美、駒谷仁美、戸島花、中西里菜、成田梨紗(以上1期生)が卒業。
2009
- 1月、研究生セレクション審査により、鈴木菜絵、藤本紗羅、村中聡美(以上4期)、有馬優茄、冨田麻友、畑山亜梨紗(以上5期)が不合格、脱退。
- 1月、7期生10名が加入。
- 2月、川崎希(1期)、野口玲菜、松岡由紀(以上3期)が卒業。
- 4月、大島麻衣(1期)、早野薫(2期)、早乙女美樹(3期・研究生)、瓜屋茜(4期・研究生)が卒業
- 5月、成瀬理沙(4期)が卒業。
- 5月、8期生15名が加入。
- 6月、上遠野瑞穂(7期・研究生)が卒業。
- 7月、林彩乃(7期・研究生)、小松瑞希(8期・研究生)が辞退。
- 7月、西川七海(8期・研究生)を解雇。
- 8月、佐伯美香(4期)が卒業。
- 8月、鈴木紫帆里(7期・研究生)が辞退。
- 11月、9期生14名が加入。
- 12月、研究生セレクション審査により、浅居円、石井彩夏、石部郁、郭グレース、小水七海、坂本莉央、杉山未来、冨手麻妙、三木にこる、村中聡美(以上8期)が不合格、脱退。
2010
- 1月、伊藤彩夏(9期・研究生)が辞退。
- 2月、今井悠里枝(8期・研究生)が辞退。
- 2月、大堀恵、野呂佳代(以上2期)がSDN48へ移籍。
- 4月、浦野一美(1期)、小原春香(5期)がSDN48へ移籍。
- 5月、佐藤由加理(1期)がSDN48へ移籍。
- 6月、研究生セレクション審査により、石黒貴己、絹本桃子、藤本紗羅(以上9期)が不合格、脱退。
- 6月、高松恵理(9期・研修生)が辞退。
- 6月、10期生10名が加入。
- 7月、植木あさ香(8期・研究生)が辞退。
- 9月、小野恵令奈(2期)が卒業。
- 10月、研究生セレクション審査により、佐野友里子(8期)、岩崎仁美(10期)が不合格、脱退。
- 10月、11期生10名が加入。
- 10月、豊田早姫、岡崎ちなみ(以上11期・研究生)が辞退。
- 12月、川上麻里奈(11期・研究生)が辞退。
2011
- 2月、金沢有希(10期・研究生)が辞退。
- 5月、12期生9名が加入。
- 6月、奥真奈美(2期)が卒業。
- 6月、牛窪紗良、山口菜有(11期・研修生)が辞退。
- 9月、森杏奈(9期)が脱退。
- 12月、13期生16名が加入。
2012
- 2月、平嶋夏海(1期)、米沢瑠美(3期)が脱退。
- 3月、鈴木里香(12期・研究生)が辞退。
- 6月、指原莉乃(5期)がHKT48に移籍。
- 7月、14期生6名が加入。
- 8月、研究生セレクション審査により、雨宮舞夏、北汐莉、長谷川晴奈、森山さくら、渡邊寧々(以上13期・研究生)が不合格、脱退。
- 8月、前田敦子(1期)が卒業。
- 10月、サイード横田絵玲奈(12期・研究生)が辞退。
- 10月、光宗薫(13期)が脱退。
- 11月、多田愛佳(3期)がHKT48、仲川遥香(3期)と高城亜樹(6期)とがJKT48、宮澤佐江(2期)と鈴木まりや(7期)とがSNH48にそれぞれ移籍。
- 11月、佐藤夏希(2期)が卒業。
- 12月、増田有華(2期)が脱退。
2013
- 3月、仲谷明香(3期)が卒業。
- 4月、仁藤萌乃(5期)が卒業。
- 5月、河西智美(2期)が卒業。
- 5月、15期生8名が加入。
- 7月、篠田麻里子(1.5期)、松原夏海(2期)、中塚智美(5期)、小森美果(7期)が卒業。
- 8月、板野友美(1期)、秋元才加(2期)が卒業。
- 9月、仲俣汐里(10期)が卒業。
- 10月、15期生に2名追加。
2014
- 2月、ドラフト生4名が加入。
- 3月、ドラフト生2名が加入。
- 4月、野中美郷(6期)、菊地あやか(7期)が卒業。
- 4月、佐藤すみれ(7期)、大場美奈(9期)、山内鈴蘭(9期)がSKE、梅田彩佳(2期)、藤江れいな(4期)、市川美織(10期)がNMB、近野莉奈(5期)がJKTに移籍。
- 4月、木崎ゆりあがSKE、小笠原茉由がNMB、中西智代梨がHKT、野澤玲奈がJKTから移籍。
- 4月、チーム8として47名が加入。
- 4月、15期生2名が加入。
- 6月、大島優子(2期)、佐藤亜美菜(4期)、奥洞千捺(チーム8)が卒業。
- 7月、チーム8に1名加入。
- 9月、片山陽加(3期)が卒業。
- 12月、高島祐利奈(13期)が卒業。
2015
- 1月、森脇由衣(チーム8)が卒業。
- 4月、チーム8に1名加入。
- 5月、森川彩香、鈴木紫帆里(共に11期)が卒業。
- 5月、ドラフト生7名が加入。
- 8月、倉持明日香(4期)、松井咲子(7期)、小林茉里奈(10期)、川栄李奈(11期)、橋本耀、前田美月(共に14期)、土保瑞希(15期)が卒業。
- 8月、北原里英(5期)がNGTへ移籍。
- 10月、内田眞由美(5期)が卒業。
- 12月、西山怜那(2014ドラフト生)が卒業。
2016
- 2月、名取稚菜(11期)、内山奈月(14期)が卒業。
- 2月、台湾留学生1名が加入。
- 3月、小林香菜(2期)が卒業。
- 4月、高橋みなみ(1期)、岩崎萌花、藤村菜月(共にチーム8)が卒業。
- 5月、高城亜樹(6期)、岩佐美咲(7期)、永尾まりや(9期)、岩田華怜(12期)、山本亜依(チーム8)が卒業。
- 6月、石田晴香(5期)が卒業。
- 6月、チーム8に3名加入。
- 8月、前田亜美(7期)、平田梨奈(12期)が卒業。
- 10月、北玲名、近藤萌恵里(共にチーム8)が卒業。
- 12月、16期生19名、チーム8に2名が加入。
- 12月、島崎遥香(9期)、小笠原真由(NMB1期)が卒業。
2017
- 1月、吉野未優(チーム8)が卒業。
- 3月、中村麻里子(9期)、相笠萌、梅田綾乃(共に13期)、西野未姫(14期)、大和田南那(15期)、野口菜々美(16期・研究生)が卒業。
- 3月、チーム8に1名加入。
- 4月、小嶋陽菜(1期)、中田ちさと(4期)、高橋希良(2015ドラフト生)が卒業。
- 5月、福地礼奈(チーム8)が卒業。
- 6月、鈴木まりや(7期)、大島涼花、岡田彩花(共に13期)、谷優里(チーム8)、横島亜衿(2014ドラフト生)が卒業。
- 7月、田名部生来(3期)、濵松里緒菜(チーム8)が卒業。
- 7月、伊豆田莉奈(10期)がBNKへ移籍。
- 8月、阿部芽唯(チーム8)、野村奈央(2015ドラフト・研究生)が卒業。
- 9月、木崎ゆりあ(SKE3期)が卒業。
- 11月、チーム8に1名加入。
- 11月、島田晴香(9期)が卒業。
- 12月、阿部マリア(10期)がTPEに移籍。
- 10月、渡辺麻友(3期)が卒業。
2018
- 1月、飯野雅(15期)が卒業。
- 2月、舞木香純(チーム8)が卒業。
- 3月、2017年ドラフト生18名が加入。
- 3月、廣瀬なつき(チーム8)が卒業。
- 4月、早坂つむぎ(チーム8)が卒業。
- 4月、チーム8に2名加入。
- 8月、チーム8に1名加入。
- 8月、小嶋菜月(11期)、田野優花(12期)、下青木香鈴(チーム8)が卒業。
- 8月、原澤音妃(2017ドラフト・研究生)が辞退。
- 10月、神山莉穂(2018ドラフト・研究生)が辞退。
- 10月、チーム8に1名加入。
- 11月、谷口もか(チーム8)、庄司なぎさ、梅本和泉(共に16期・研究生)が卒業。
- 12月、大川莉央(15期)が卒業。
2019
- 1月、藤田奈那(10期)が卒業。
- 2月、長久玲奈(チーム8)が卒業。
- 5月、竹内美宥(9期)、野澤玲奈(JKT1期)、野田陽菜乃(チーム8)が卒業。
事件・事故・スキャンダル
2008
- 3月、大島優子(1期)が、河西智美(2期) と共に帰宅中、偶然見かけた酔っ払いのサラリーマン男性を写真に収め、自身のブログ上で公開した。
- 後日、大島は不適切であったことを認め、公演の冒頭でファンに謝罪した。また、同行していた河西もブログ上でファンに陳謝した。
- 7月、菊地彩香(3期)が男性と写っているツーショットプリクラがネット上に出回る。これは菊池が中学の同級生数人と運営していたプロフから流出したものだった。プリクラには、隣にいる少年と交際して3か月の節目を迎えたことを窺わせる書き込みがあった。さらに菊地の交際相手とされる少年のプロフも見つかり、そこには菊地と性行為に及んだことをほのめかす記述が数多く見つかった。
- 8月、騒動を重く見た運営側は菊地の解雇を決定した。
- 12月、菊池が7期研修生として復帰することが発表された。また、芸名を「菊地あやか」に改めた。
- 10月、ネット上に小嶋陽菜(1期)が男性と写っているツーショットプリクラが流出した。
- 公式な言及は一切なく、男性との関係も不明なままである。
- 11月、大島優子(1期)が急性虫垂炎にかかり入院した。
2009
- 4月、大島優子(1期)が、風邪をこじらせ喉の手術を受ける。
- 7月、ネット上に西川七海(8期・研究生)が男性2人と親しげに写っているプリクラが流出した。
- AKS側は「研究生の自覚に欠けた軽率な行動」と断罪し、西川を解雇した。
- 9月、「FLASH」に、倉持明日香(4期)が中学生3年生当時に撮影した「手ブラ写真」が掲載される。記事の中には倉持本人のコメントも掲載され「5年前に宣材写真として撮ったもの」と説明した。
2010
- 2月、「週刊文春」が、「AKBは事務所社長の喜び組」などとして、篠田麻里子(1.5期)がAKS社長窪田康志と愛人関係にあると報じた。窪田はAKB48の創立に携わった一人で、AKBメンバーが数多く在籍する芸能事務所AKSの創業者。篠田より15才年上。記事によると、篠田は窪田と同じマンションに入居している上、家賃も支払ってもらっており、窪田名義のクレジットカードまで所持しているという。
- この記事に対し、AKS側は「タイトルから内容に至るまで、まったくの事実無根」とし、1億5000万円の慰謝料と謝罪広告の掲載を求めて東京地裁に提訴した。
- 2013年9月、東京地裁は「不適切な関係があったと推認することは難しい。問題になった部分のほとんどは真実ではなく、真実と信じる理由もない」としてAKS側の訴えを認め、文春側に165万円を支払う判決を下した。裁判には窪田自身も出廷して証言し、篠田と同じマンションに居住していたことは認めたものの、部屋の行き来などはなく、「メンバーは娘みたいなもの」として、「月に十数回はメンバーと食事をしていた。月に数回は篠田と食事をしていた」などと話した。
- 2013年12月、東京高裁の二審判決に於いても文春側が敗訴した。高裁側は「記事は社長と篠田さんが愛人関係にあるという印象を与える」と指摘したうえで、「真実とは認められず、真実と信じた相当の理由もない」と判断し、文春側に165万円の支払いを命じた地裁判決を支持した。
- 3月、「週刊文春」が、前田敦子(1期)と俳優の山本裕典とのデート目撃談を掲載した。記事によると、ふたりは都内の和食ダイニングで、他の同席者4、5人と会食したあと、1時間半ほど二人きりで談笑を楽しんでいたという。山本は前田より4才年上で、テレビドラマでの共演歴があった。
- 報道を受け、前田の所属事務所は交際の事実を否定した。
- 5月、「週刊文春」が、関係者の話として、前田と山本の交際は公然の秘密であったと報じた。記事によると、前田は昨年の山本の誕生パーティーに参加し、両親にも無断でそのまま宿泊したが、翌日、その事実を知った秋元康にきつく叱責され、前田はメンバーのいる前で、山本に別れ話の電話をするよう強要されたという。
- 6月、何者かがネット上に、石黒貴己(9期・研究生)と男性とのツーショットプリクラ数点を公開した。写真には石黒の直筆と見られる文字で「だーいすき」「ずっと一緒☆結婚するもんっ!」などと書かれていた。
- この直後、研修生セレクション審査で石黒が不合格、脱退したと発表があった。石黒は同期に先んじてその年のAKB選挙でランキング入り(40位)するなどしていたため、事件の責任を取らされた解雇ではないか、との憶測がなされた。
- 7月、スポーツニッポン紙が、大島優子(1期)と、俳優でタレントのウエンツ瑛士との熱愛を報じた。ウエンツは大島より3才年上で、テレビドラマでの共演歴があった。記事によると、ウエンツは大島が出演するライブに度々足を運んでおり、大島もウエンツの自宅に足しげく通っているという。
- 後日、大島は自身のブログにて記事の内容を否定。恋人ではなく「頼りになるお兄ちゃん」などと釈明した。
- 10月、ネット上に豊田早姫(11期・研究生)が男性と親密にしているツーショットプリクラが流出した。写真には、豊田の直筆と見られる文字で「だいすき」などと書かれていた。
- 騒動から間もなく豊田は研究生を辞退し、スキャンダルとの関係を強く疑わせた。オーディションに合格してから、わずか3か月後の出来事だった。
- 10月、「週刊文春」が、秋元才加と広井王子とのお泊り熱愛報道をする。広井は秋元より34才年上のマルチクリエイター。数多くのアニメ、テレビゲームの原作を務める傍ら、舞台の演出も手がけている。秋元とは2009年に公演した舞台で仕事をしている。記事によると、秋元が住んでいるマンションに広井が訪れてから間もなく部屋の明かりが消え、翌朝、二人が時間を置いてばらばらに部屋を出てきたという。
- 両名とも宿泊の事実は認めつつも、男女関係はきっぱり否定した。秋元はラジオなどで事態を釈明、騒動の責任を取ってチームKのキャプテンを辞任すると発表した。また、広井は自身のブログを通じて「寅さんのビデオを観ていた。ぼくがちょっと軽率だった」などと秋元のファンにお詫びした。
- なお、秋元は2011年2月にチームKのキャプテンに復帰している。
2011
- 7月、平嶋夏海(1期)と男性とが仲睦まじくしているようすを撮影した写真がネット上に流出した。これは撮影者とみられる人物が開設したブログに掲載されていたもので、説明書きによると、写真はその年の靖国神社みたま祭において撮影されたもので、平嶋は隣の男性と手を繋いで終始上機嫌だったという。この写真は、間もなくブログごと削除された。
- 平嶋は自身のブログを通じ、「男性ファンに声をかけられたところを盗撮されたもの」と釈明、交際の事実を否定した。
- 8月、森杏奈(9期)の異性関係が暴露された。これは森の高校の友人が管理していると見られるmixiから発覚したもので、プロフ欄に「森杏奈ちゃん 彼氏と2年越した」などと書き込みがあった。さらにそこから数珠繋ぎに友人関連のブログ等が発見され、最終的に森本人が管理していたと見られる携帯用ブログサイトの書き込みから交際を決定付ける多数の文章が見つかった。
- 9月、持病の腰痛の悪化を理由に森が脱退を表明した。騒動から間もなくだっただけに、事件との影響を強く疑われた。
- 8月、何者かがネット上に、大場美奈(9期)の過去の異性関係を暴露した。これは大場の友人とされる人物のプロフが発端となったもので、大場と交際していた男性の実名などが、管理していたmixiサイトなどとともに暴き立てられた。また、大場本人が作成したと見られる携帯専用ブログには、当時の写真多数とともに「二日酔い治った」などと飲酒を窺わせる記述も見つかった。また、私生活で仲が良いとされる仁藤萌乃(5期)にも交際相手がいるかのような書き込みも見つかり、ネット上は一時騒然となった。
- 9月、一連の騒動の責任を取るかたちで、大場が活動自粛することを発表した。あわせて2か月前に就任したばかりの「チーム4」のキャプテンを辞任することも決定したが、同年11月に活動再開、翌年1月にキャプテン復帰を果たしている。
- 8月、松井咲子(7期)の過去の交際が露見した。これは松井と交友関係にあった人物のプロフから発覚したもので、松井が当時の交際相手と撮影したツーショットプリクラなどとともに明るみに出た。書き込みを投稿した日付などから、交際は松井の高校時代、すくなくとも2007年1月ごろまでは継続していたと推察された。
- なお、AKB加入以前のものだったことからか、松井本人に処分はなく、公式な言及もなされていない。
- 8月、ネット上に、永尾まりや(9期)が男性と写っているツーショットプリクラが流出した。これは永尾自身の携帯用プロフから発覚したものだった。
- この件について公式には一切言及がなく、写真の男性との関係も明らかになっていない。
- 10月、河西知美(2期)が骨盤腹膜炎で約一か月間休養した。
- 性病との関連性が強い病気であることから、一部で話題となった。
2012
- 1月、何者かがネット上に米沢瑠美(3期)のツイッターアカウントを公開する。とあるネットユーザーが偶然発見したと見られ、米沢が仲間内だけで秘密裡に運営していた鍵付きアカウントだった。さらにそこからツイッター同様極秘に管理せられていたmixiブログまで発覚し、飲酒を臭わせる異性交遊の現場を収めた写真数点と、「4年ぶりにロンリーガールなわけで、ロンリーガールになって3週間とちょっとが経った」などと恋愛の過去を窺わせる書き込みが多数公に出た。また、これら米沢の管理サイトには平嶋夏海(1期)が男性と親しげにしている写真も投稿されており、ネット上は一時騒然となった。
- 翌日、平嶋夏海と米沢瑠美とが事態の責任を取るかたちで脱退を申し入れていることが分かった。運営サイドはこれを了承し、両名を2月5日付で卒業とした。
- 2月、「週刊文春」が、高橋みなみ(1期)の実母(当時43)が、当時15歳の無職少年と性的関係を持ち、昨年11月に東京都青少年健全育成条例違反で逮捕されていたと報じた。高橋の母と少年は、近所のラブホテルなどで複数回交渉に及んだとされる。報道によると、被害者の無職少年は高橋の実弟の友人で、たびたび高橋の自宅を訪れていた。この少年は昨年10月に傷害容疑で逮捕されており、その取調べの過程で事件が発覚した。高橋の母は、警察の取り調べに対して「しつこく迫られてやった。悪いこととはわかっていた」などと容疑を認め、50万円の罰金刑が確定した。
- 後日、高橋は自身のブログの中でこの騒動について陳謝した。
- 3月、「週刊文春」が、板野友美(1期)とTAKAHIRO(EXILE)との熱愛を写真入りで報じた。TAKAHIROは板野より7才年上で、複数のテレビ番組で共演歴があった。記事によると、二人は共に都内にある超高級タワーマンションに居住し、板野の乗ったエレベーターがTAKAHIROの部屋がある最上階で停止するのを、住民が複数回目撃したという。
- 記事を受け、双方の所属事務所とも交際の事実を否定した。
- 6月、「週刊文春」が、指原莉乃(5期)の過去の交際について写真入りで報道した。記事には2008年から2009年にかけて指原と交際したという男性が登場し、交際のきっかけから破局に至るまでのエピソードを赤裸々に明かした。記事には男性の談話の他に、ふたりのキスプリクラ、指原本人から携帯に送られてきたという、胸元を強調した写真、男性から別れ話を切り出した後に指原本人が送ってきたとされる「エッチだってしたのにふざけんなよ!」などというメールの文面が掲載されていた。
- 2日後、指原は秋元康が出演する「AKB48のオールナイトニッポン」に出演し、大筋で記事の内容が真実であることを認めた。また、同番組内で指原がHKT48へ「左遷」されることも発表された。
- 9月、「週刊文春」が、佐藤亜美菜(4期)と近野莉菜(5期)とが、共に俳優の廣瀬大介、志尊淳と歌舞伎町にあるカラオケボックスで合コンをしていたと報じた。未成年の近野が飲酒していたのではないかとの疑惑も持ち上がり、また志尊は当時17才で、深夜のカラオケ店入店を規制する都の条例に違反しているのではないかとの指摘もあった。
- 所属事務所は「合コンではない。飲酒の事実もない。不健全な交際は一切していない」と記事の内容を否定した。また、廣瀬は自身のブログ上で「否定したい部分もたくさんある」としながらも、ファンに騒動を謝罪した。
- 11月、「週刊文春」が増田有華(2期)とISSA(DA PUMP)との熱愛を報じた。ISSAは増田より12才年上の歌手。ミュージカルで共演歴がある。記事によると、増田はISSAの自宅を訪れ、そのまま宿泊したという。これに対し、双方の事務所とも熱愛を否定した。また、ISSAは昨年末から女優の福本幸子と婚約状態にあるはずだったが、所属事務所の説明によると秋ごろに解消しており、増田の件とは無関係だという。
- 一方、増田は自身のブログを通じ、事実と違うことも書いてあるとしながらも宿泊の事実を認め、「軽率な行動をとり、迷惑をかけた」としてグループから脱退することを発表した。
2013
- 1月、講談社発行の「週刊ヤングジャンプ」編集部は、1月29日号で掲載予定だった河西智美(2期)のソロ写真集「とものこと、好き?」の広告に問題があるとして、発売を延期することを発表した。理由について、広告用の写真が「社会通念上、読者に不愉快な感情を抱かせると判断した」と説明した。同誌の広告には、河西が裸になり、バストトップを男児の手で隠させる、いわゆる「手ブラ」ショットを大きく取り上げており、一部の読者から「児童ポルノに当たるのではないか」と指摘が上がっていた。
- その後、事態は警察からの事情聴取にまで発展。摘発は免れたが、写真集の発売は中止になった。
- 1月、「週刊文春」が峯岸みなみ(1期)と白濱亜嵐(GENERATIONS)との「お泊り熱愛」が発覚としたと報じた。白濱は峰岸より1つ年下の歌手。記事によると、峯岸は自宅からタクシーに乗って、都内にある白濱の住むデザイナーズマンションに直行。一夜を過ごしたあと、1人でタクシーに乗って帰宅するところを写真に撮られた。これについて、白濱側は「仲の良い友人」と釈明、峯岸の所属事務所は「事実関係を把握していない」とコメントした。両者は2年前に朗読劇で共演歴があった。
- 報道の翌日、峯岸はグループのYouTube公式チャンネル上で、丸坊主姿で涙ながらに騒動を謝罪するというパフォーマンスを敢行。また、同日運営側から峯岸を研究生に降格したことが発表された。しかし、白濱との関係について直接的な言及はなかった。
- 峯岸の動画については公開直後からネットを中心に「やり過ぎだ」といった声が上がり、国内外のニュースでも否定的に取り上げられるなど物議を醸した。事態を重く見た運営側は公式ブログ上で丸刈りに至った経緯を説明、また動画そのものも公開の2日後削除された。
- 2013年8月、再結成されたチーム4のキャプテンとして再昇格した。
- 2月、「週刊文春」が柏木由紀(3期)と峯岸みなみ(1期)が朝方までJリーガーと合コンをしていたと報じた。相手のJリーガーは、セレッソ大阪所属の扇原貴宏、杉本健勇らで、AV女優の明日花キララも同席していた。記事には、合コンを終えて飲食店から出てくる柏木の写真も掲載されていた。同誌によれば、柏木側は「男性がいるとは知らされていなかった。明日花のことも知らなかった」と合コンの事実を否定、峯岸側も「女性だけの食事会と聞いている」と否認した。
- 柏木、峯岸共に記事の内容が発覚後、公にこの件に触れることなく黙殺を貫いている。
- 一方、セレッソ大阪は記事で名前が出た扇原と杉本の両名に口頭で注意を与えたことを発表した。
- 4月、「週刊文春」が河西智美(2期)とAKS社長窪田康志との不倫熱愛疑惑を写真付きで報じた。記事によると、関係は3年ほど前から始まっており、AKBメンバーですら詳細を知らないグループのトップシークレットだという。写真は、河西が窪田の別宅から出てきて握手会の現場へ向かう様子、仕事終わりに窪田と連れ立ち再び窪田の別宅へ戻っていく様子などを収めていた。
- 窪田は妻子がおり、神戸の本宅に住まわせているという。
- 窪田とメンバーとの関係を巡っては、2010年2月に篠田麻里子(1.5期)との不適切な間柄を同誌が取り上げており、当時係争中だった。
- この件に関して、河西と窪田から一切コメントはない。
2014
- 1月、「週刊文春」が、高橋みなみ、小嶋陽菜、峯岸みなみ(以上1期)、大島優子(2期)が、複数のお笑い芸人達と都内の飲食店で合コンをしていたと写真付きで報じた。記事によると、合コンの相手は吉村崇(平成ノブシコブシ)、又吉直樹(ピース)ら吉本興業所属の芸人で、店の出入りは別々だったという。この件について吉本側はAKBメンバーの同席を認めたものの、AKS側からは無回答だった。
- その後、大島らは別件の記者会見の席上でこの記事について質問を受けた際、「普通に食事をしていただけ」などと合コンであることを否定した。
- 4月、廣瀬なつき(チーム8)が私的に管理していたツイッターアカウントが発見され、同世代の男性と共に撮影したと思われる画像が大量に流出した。ツーショット写真も多数に上り、廣瀬が交際相手と撮ったものではないかと話題になった。
- 廣瀬は新設されたチーム8の高知県代表として御披露目発表された直後だった。
- 5月、木崎ゆりあ(SKE3期)がテレビ番組のリハーサル中に左手首の骨を折り、全治3、4週間の重傷を負った。報道によると、木崎はフジテレビ系の番組「めちゃ×2イケてるッ!」内の「めちゃ日本女子プロレス」の収録リハーサル中に他の出演者に技を掛けようとしてバランスを崩したという。
- 5月、入山杏奈(10期)と川栄李奈(11期)とが、岩手県滝沢市内で催されていたミニライブ&握手会で男から刃物で切りつけられ怪我を負う事件が発生した。報道によると、握手会の最中に列の途中から突然男が飛び出し、持っていた折りたたみ式の鋸でメンバーに襲いかかってきたという。この事件で入山が右手小指の骨折と裂傷及び頭部裂傷、川栄が右手親指の骨折と裂傷、また、止めに入ったアルバイトの警備員男性も左手を折る重傷を負った。男は周囲にいた警備員やスタッフにその場で取り押さえられ、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。このトラブルを受け、イベントは即時中止となった。
- 犯人の男は青森県十和田市内に住む無職の男(当時24)で、過去に発達障害で精神障害者手帳を交付されていた経歴があった。警察の取り調べに対して「イライラしていた。AKBならだれでもよかった。切りつけたメンバーの名前は知らない」と供述した。
- この事件の影響で直近に予定されていたイベント、握手会が続々と中止に追い込まれた。警察から防犯対策の取組みを要請されたためで、一部の会場では金属探知機による持ち物検査を行うなど対応に追われた。
- 2015年2月、男に傷害罪及び銃刀法違反の罪で懲役6年の実刑判決が言い渡された。
- 5月、中田ちさと(4期)が胸膜炎のため活動を休止した。
- 6月、峯岸みなみ(1期)が腎嚢胞のため活動を休止した。
- 6月、高城亜樹(6期)が自身のツイッター上に「今日はみちゃ(※野中美郷)とSBの今宮選手と森選手と4人で食事したよ」などとつぶやき、野球選手と合コンをしたことを誤って投稿したのではないかと一部で騒ぎになった。
- しかし、高城はすぐさまツイッター、google+などを通じて疑惑を否定、身に覚えがないツイートが勝手に投稿されたなどとして、運営スタッフ、弁護士と相談し対処することを検討していると説明した。また、高城は当日AKBメンバー及びスタッフらと会食していたとアリバイを挙げた。
- 7月、高城のブログ上で、所属先のワタナベエンターテインメントのスタッフがなりすまし被害についての調査結果を発表した。それによると、高城のアカウントパスワードを知る取引先の社員が無断でログインし、ツイートの投稿・削除を行っていたという。この取引先の会社が社として処分をすることを誓約し、和解したことも明かされた。また、ツイートで名前が挙がった野球選手とは一面識もないことを改めて強調した。
- 8月、福岡聖菜(15期)が、東京ドームでの公演中に転倒し、「右上腕骨近位端骨折」で全治3、4週間の怪我を負った。
2015
- 6月、「週刊文春」が、柏木由紀(3期)と手越祐也(NEWS)との過去の熱愛ツーショット写真を入出したとして写真付きで掲載した。手越は柏木より4才年上で、過去にはSKEの鬼頭桃菜(3期)とのキス場面をスクープされたことがある。記事によると、写真は2013年秋から2014年初めにかけて撮られたもので、1枚は苗場のスキー場を訪れたときのもので、もう1枚は箱根にある高級温泉旅館の一室で撮影されたものだという。旅館の中で撮影されたとする写真では、手越が柏木を背後から抱きすくめるようすが収められていた。
- 両者は「LINE」のやり取りなどを通じて親密な関係にあるとされるが、この件に関して双方からコメントはなかった。
- 9月、島崎遥香(9期)と安井謙太郎(ジャニーズjr.)とがインスタグラム上でやり取りした内容が流出し、両者が親密な関係にあるのではないかとネット上で騒ぎになった。これは、安井が私的に管理していたとされるインスタグラムの「裏アカウント」に、島崎が公式アカウントを通じてコメントをした画像キャプチャが流出し、そこに「子供欲しい(島崎)」「あかーん笑(安井)」などとするやり取りがあったために騒動が広がった。騒ぎに気付いた島崎はインスタグラムのアカウントを削除、安井が管理していたとされるアカウントでも投稿内容をすべて削除するなどの動きがみられたが、両者ともこの件について沈黙を貫いており、「裏アカウント」の管理者が実際に安井であったかどうかも真偽は不詳。
- 12月、「週刊文春」が、高城亜樹(4期)がJリーグ浦和レッズでコーチを務める男性宅に宿泊していたと写真入りで報じた。記事によると、高城は都内の飲食店で男性2人と会食後、タクシーで渋谷区内にある男性のマンションに移動し、一夜を明かしたという。この男性は取材に対し「家に来たことは確かですが、1人で寝た」と釈明、高城本人、所属事務所からは回答がなかった。
2016
- 5月、帝国ホテルの従業員と見られる男性が私的に管理していたツイッターアカウントに、渡辺麻友が来館していたことを暴露する投稿をし、一部から守秘義務の違反ではないかと問題視する声が上がった。問題となったつぶやきには「渡辺麻友いたんだが」「帝国ホテルで俺働いてるんだけど(中略)何やってたのかは知らんけど」なとどあり、自身のものとみられる帝国ホテルの入館証の写真も掲載されていた。
- 騒動を受け、ホテル側は事実調査の上、HPに謝罪文を掲載した。その中で「この度、当社の業務委託先企業の従業員が、SNS上にお客様に関する情報を発信するという事態が発生いたしました。かかる行為は大変遺憾であり、関係者の皆様に多大なるご不快の念をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます」などと謝罪し、併せて渡辺が来館した事実はないと記した。
- 6月、「週刊文春」が、宮崎美穂(5期)が一般男性と熱愛関係にあると写真付きで報じた。記事によると、相手はホストの男性で宮崎の7歳年上。写真にはふたりが肩を並べて道を歩くようすが撮影されており、その後宮崎は都内にある男性宅に入り、そのまま一夜を過ごしたという。それに先駆けて「文春砲Live」でのこの話題が取り上げられており、互いの家を頻繁に行き来する姿が写真に収められていた。宮崎の所属事務所は取材に対し「ただの知り合いです」などと回答した。
- 10月、ネット配信番組「文春砲Live」で、西野未姫(14期)と大和田南那(15期)がWデートしていたと報じた。それによると、両者は千葉県内のゲームセンターで深夜デートに興じており、同番組ではたまたま現場に居合わせた一般客が撮影した写真数点も合わせて紹介された。相手の男性のうち一人は俳優の樋口雄太で、元「ジャニーズJr.」の俳優。父親は少年隊の植草克秀。もう一人の男性は読者モデルとされるが、詳細不明。文春側によると、この件について事務所に問い合わせたものの、回答は得られなかったという。
2017
- 1月、吉野未優(チーム8)と交際相手とのツーショット写真が大量に流出したとしてネット上で話題になった。流出元は吉野の交際相手とされる男性のツイッターアカウントからとみられる。そこには吉野と同世代くらいの少年が互いに顔を寄せ合って接写した画像などとともに、「2016年12月15日は1年記念日」などとする書き込みも見つかった。騒動が持ち上がると同時に、この男性のアカウントは削除された。
- 吉野は2016年12月、美容師を目指すことを理由に卒業を発表したばかりだった。
- 6月、ネット番組「週刊文春デジタル」で、田野優花(12期)と中川晃教とのデート疑惑を写真を交え報じた。中川は田野より15歳年上のシンガーソングライターで俳優。番組によると、ふたりは飲食店で食事を共にしたあと、連れ立って2キロほど歩いていたという。その後記者が両者の所属事務所に関係を問いただしたところ、中川は田野を友人のひとりと説明、田野からは特に回答はなかった。ふたりは4月に催された舞台で共演した間柄だった。
- その後、田野はSHOEROOMで疑惑を完全否定した。
- 8月、ネット番組「週刊文春デジタル」で、小嶋菜月(11期)が俳優の渕野右登とデートをしていたと写真を交えて報じた。小嶋と渕野は同い年。番組によると、編集部宛てにネット経由で小嶋が男性と密会しているといった趣旨の匿名情報が寄せられ、それに基づいて記者が張り込みをしていたところ、実際に小嶋が渕野の自宅であるアパートを訪れ、そのまま一泊。翌日昼頃になってアパートを出たあと、そろって神奈川県内の映画館を訪れた。紹介された写真には、ふたりが連れ立って街路を歩く姿や、映画鑑賞後に互いの手を握り締めるようすなどが収められていた。取材に当たっていた記者が映画館を出たふたりに対し身分を明かして質問を試みたところ、渕野はその場から走り去り、小嶋は無言でその場を後にしたという。
2018
- 2月、「週刊文春デジタル」で、田野優花(12期)の二股交際疑惑を写真付きで報じた。それによると、田野はカラオケバーに勤務し、側らモデルも務める男性と中華料理店で会食。別れたのち、今度はバンドマンの男性らと落ち合い、そのうちのひとりと二人きりでカラオケ店に入店。その後コンビニで買い物を済ませ、そろってタクシーに乗り込んだという。記者によると、このとき尾行に勘付かれ車を巻かれたといい、その後の追跡で約1時間後に田野がひとりで自宅に戻ったことを確認したとした。
- 4月、稲垣香織(16期)が、公演中にステージ下に落下し後頭部を骨折する大怪我を負った。報道によると、稲垣はさいたまスーパーアリーナで行われたグループの公演に参加し、その終盤バックステージから花道に出てくるところで足を踏み外し約2.7メートル下の床面へ落下した。病院で検査した結果、後頭部の骨折が判明したものの、意識ははっきりしており会話もできる状態であったという。稲垣は完治するまでしばらく入院してようすをみることとなった。
- 8月、岡田奈々(14期)が、声帯結節になりその手術を行ったことを公表した。
2019
- 2月、高橋朱里(12期)が東京都内で交通事故に遭い、静養のため一時活動を休止した。公式HPの発表によると、仕事からの帰宅途中にスタッフの運転する車が対向車線からの右折車両に追突されたという。高橋は首の痛みを訴えるなどしたが、検査の結果異常はみられなかった。しかし安静のため1週間ほど静養するとして、直後に予定されていた自身の生誕イベントが急遽延期されることとなった。
卒業後に起こした事件・事故・スキャンダル
2010
- 6月、「FRIDAY」において中西里菜がヘアヌード写真を披露した。記事の中では芸名を「やまぐちりこ」に改めており、今後ヘアヌード写真集の発売とアダルトビデオへの出演があることを告知していた。
- 中西はその19日前に自身のブログ上で持病の腰痛の悪化を理由に芸能活動の休止と、実家がある大分への帰郷をほのめかしていた。
- 7月、中西の元の所属先Office48が、ヘアヌード写真の発行元である双葉社を相手取り、東京地裁に出版差し止めの申し立てを行った。事務所側は「卒業後3年間はAKBのイメージを損なうような仕事をしない」という合意書に署名・捺印していることを出版差し止めの理由とした。しかし東京地裁はこの申し立てを認めず、写真集は予定通り発売された。
- 8月、アダルトビデオ業界に転身し、アリスJAPANから正式にデビューした。10月に「週刊文春」が失踪報道をするものの、2011年にSODクリエイトに移籍して順調にリリースを続けた。
- 2012年3月、AV女優から引退。2013年6月、自身のブログで結婚したことを報告。その後、実名で付けていた別のブログが発見され、掲載されていたプロフィール欄と写真画像から、2011年11月に入籍し、2012年2月に女児を出産していたことが判明した。
- 中西は、当時「国民的アイドル」と呼ばれはじめたAKBの過去の主力メンバーであったことから、この転身は大きな衝撃を与えた。リリースされた作品が次々と記録的なセールスを重ねる一方、運営サイドは過去に中西が映っている映像にはモザイクやぼかしを入れるようにするなど、中西を事実上の「記録からの抹殺刑」に処している。引退までの間に発売された作品は14作に及び、一説によると契約金を含め数億円を荒稼ぎしたと言われる。
- また、実妹も「やまぐちりく」名でAVデビューし、共演を果たしている。
- 12月、「BUBKA」が、小野恵令奈(2期)の熱愛を写真入りで報道した。記事によると、小野はAKB卒業直後に「イケメン彼氏」と原宿でデートを楽しんだという。
- 小野は海外留学を卒業の理由にしていたが、翌年の7月には早くも芸能界に復帰していた。その後、ソロでタレントとして活動していたが、「新たな夢や目標ができた」として、2014年7月に芸能界を引退した。
2012
- 9月、「週刊文春」が、前田敦子(1期)が俳優の佐藤健らと合コンしている模様を写真入りで報じた。記事によると、合コンには大島優子(1期)と仲川遥香(3期)も同席していた。他に外国人風の男性二人も交え、都内の高級カラオケカフェで深夜までテキーラなどを飲んだ。さらに店を出る際、泥酔した前田が佐藤に抱きかかえられてタクシーに乗せられ、自宅マンション前まで送り届けられるようすなども、写真付きで掲載された。
- この報道に対し、事務所側は「仲間内で前田の卒業祝いをしただけ」と合コン疑惑を完全否定、さらに佐藤との交際も事実無根であるとした。
- 12月、大堀恵(2期)が結婚を発表した。相手は脚本家の金沢達也で、金沢は大堀の12才年上。春に金沢がアドバイザーとして参加する舞台を通じて知り合い、交際に発展。それからわずか2週間あまりでプロポーズに至ったという。
- 2014年6月、長女を出産。
2013
- 1月、ソフトオンデマンド社からAV女優としてデビューすることになった橘梨紗が、2010年にグループを卒業した高松恵里(9期・研修生)ではないかとネット上で話題を集めた。写真の顔立ちのみならず、胸元のほくろの位置や声などが酷似していたことでいよいよ加熱していった。
- 7月、この疑惑について一切言及をしないまま引退した。
- 8月、「FRIDAY」誌上で成田梨紗(1期)がヌード姿を披露した。
- ところがその直後、成田は自身のブログ上で「とても戸惑っています」と告白。「大人はこわいしずるい。世の中ってこわい。どうしていいかわかりません」などと記し、バストトップの扱いについて編集部と行き違いがあったことを臭わせた。
- これについて成田の所属事務所はトラブルの存在を認めたが、同誌を訴える意思のないこと、話題作りでもないことを釈明した。
- 8月、「週刊文春」が宮澤佐江(2期)と「ジャニーズjr.」で「SHOW MEN」のメンバー深澤辰哉が熱愛関係にあると写真入りで報じた。深澤は宮澤より1歳年下。記事とともに掲載された写真では、深澤が宮澤の自宅マンションから出てくるところを隠し撮りされていた。記事では、関係者の話として、宮澤の高校の後輩に深澤と同じユニットに所属する渡辺翔太がおり、この人物を介して繋がったとしている。
- この報道に対し、双方の事務所は深澤が宮澤のマンションを訪ねたことは認めたものの、深澤は宮澤の兄の友人であり、記事にあるような深い関係ではないとコメントした。
- 9月、川崎希(1期)が民放のテレビ番組の中で2月に結婚していたことを明かした。相手はモデルのアレクサンダーで、川崎より4才年上。曽祖父が日本人で、ペルー出身。川崎によると、4年ほど前に都内の路上でアレクサンダーに道を聞かれたことで交際に進展したという。
- 川崎はグループ卒業後アパレルブランド「Anti minss」を設立し、都内でネイルサロンを経営するなど、実業家として成功したことで注目を集めていた。
- 2017年8月、長男出産。
- 9月、成瀬理沙(4期)が「MUTEKI」レーベルより逢坂はるな名義でヌードを披露することが判明した。2013年12月には満を持して本番を解禁し、AV女優として正式にデビューした。
- 成瀬は椎間板ヘルニアの悪化を理由に2009年5月にグループを卒業。2010年8月より「なないろファンタジー」の一員として活動していたが、ほどなくグループは自然消滅。その後はソロで細々と芸能活動を続けていた。
- 転身後は連続膣内射精を披露するなど、それまでのAKB関連出身者にないハードコア路線を歩んでいたが、2017年に引退した。
- 9月、日刊スポーツが、前田敦子(1期)の熱愛を報道した。相手は歌舞伎俳優の尾上松也で、前田より6才年上。記事によると、ふたりは2月頃から交際を開始し、すでに互いの両親も公認の仲だという。この報道について、前田の事務所は「プライベートは本人に任せている」として名言を避けたが、尾上側は「交際していることは把握している」と内容を認めた。
- 2014年6月、「週刊女性」が関係者の話として、すでに昨年末に破局していたと報じた。
- しかしほどなく「週刊文春」が、2人の関係は継続しているものの、尾上は別の女性と浮気をしているとして写真付きで報じた。記事によると、尾上は自身が出演する舞台を終えたあと、ラジオ局プロデューサーの女性(当時40)と2人きりでタクシーに乗り込み、車内で熱い接吻を交していたという。尾上は女性を送り届けたあと、その足で前田の住むマンションへ向かったとされる。
- この報道を受け、尾上は自身のブログ上で「この様な私事が報道され、お騒がせするのも全て私の不徳の致すところと反省しております」などとファンに対して謝罪した。
- 2015年1月、「週刊文春」が前田と尾上のデートの模様を写真付きで報じた。その際、秋元才加(1期)と歌舞伎役者の中村児太郎を伴って西麻布の高級焼肉店でWデートを楽しんだと書かれていた。秋元は後日、自身のデート疑惑について報道陣に尋ねられた際、曖昧な返答をして明言を避けた。
- 10月、「週刊文春」が河西智美(2期)がAKS社長窪田康志の自宅マンションを訪問し、一泊したと写真入りで報じた。記事によると、河西は姉、大家志津香(4期)ら他と都内のサパークラブでハロウィンパーティーに興じたあと、ひとりでタクシーに乗って窪田の自宅マンションを訪れ、そのまま翌朝まで姿を見せなかったという。
- この報道について、窪田は「知らなかった」とし、河西の所属事務所側は「指紋認証で勝手に入って、レコーディングスタジオやカラオケがある一階に泊まった」「社長本人が不在の際も、ジムなどを使わせてもらっている」と密会疑惑を否定した。
- 両者の関係を巡っては、河西がグループを卒業する直前の2013年4月にも不倫疑惑が報じられていた。
2014
- 1月、「FRIDAY」が板野友美(1期)とTAKAHIRO(EXILE)が熱愛関係にあると写真入りで報じた。記事によると、ふたりは都内にある同じマンションに入居し、複数回にわたって時間差でおなじ飲食店に入っていくところを目撃したという。
- 2人の関係を巡っては2012年3月にも「週刊文春」が同様の報道をしており、このときおなじマンションに住んでいることは認めたものの、特別親しい関係にないと、双方とも交際を否定していた。
- 4月、「FRIDAY」が畑山亜梨紗(5期・研修生)と作家で憲法学者の竹田恒泰とが熱愛関係にあると写真入りで報じた。竹田は畑山より15歳年上で、当時慶応大学の講師。4月上旬に都内の老舗そば屋で食事をしたあと、ワインバーと個室式高級スパを巡り、タクシーに同乗して夜の街へと消えていく一部始終が撮影されていた。記事によると2人は2013年12月頃に知り合い、クリスマス前後に竹田から交際を持ちかけられたという。同誌の取材に対し、畑山の所属事務所は「竹田さんと交際しているとの報告は受けております」と関係を認めた。一方、竹田側はノーコメントを通している。
- 竹田は2013年11月に歌手の華原朋美に公開プロポーズをしたとして話題になっていた。2014年2月に華原が「(交際の可能性は)初めからない」などと発言したことで失笑の種にされていたが、畑山との交際を開始した時期が騒動の期間と重なっていたことから、竹田が華原と畑山とを両天秤にかけていた疑惑が持ち上がった。報道後、華原は自身のブログに「昨日と一昨日は本当にがっかりしてました。あの出来事はいったいなんだったんだろうね」などと書込み、所属事務所は「(華原は)憔悴し切って、落ち込んでいる」とコメントした。
- 9月、竹田の発言から破局したことが明らかになった。
- しかしその後、畑山が会見を開いて竹田の発言が寝耳に水であったことを告白した。「今まで男性と付き合ったことがなく、『結婚を考えている』とも言われていたので、心が揺らいでしまった」などと語り、暗に竹田を批判した。
- 9月、渡辺志穂(1期)が自身のブログ上で入籍したことを発表した。相手は4歳年上の一般男性。
- 渡辺は2008年12月に「渡邊志穂」から現在の略字体に改名。芸能タレントとして活動を続けていた。
- 10月、米沢瑠美(3期)が城田理加の芸名で「MUTEKI」レーベルからAVデビューすることが明らかになった。それに先行し、「FRIDAY」誌でヘアヌードグラビアを披露した。
- 米沢は2012年2月に男性スキャンダルで事実上の引責脱退に追い込まれて後、2012年7月に事務所を移籍して芸能活動を再開、主に女優としてテレビドラマや舞台に出演していた。しかしほどなく目に見えて仕事が先細りになり、2013年12月ごろには公式関連のウェブサイトが一斉に閉鎖され、所属事務所のタレントプロフィール欄からも写真が削除されたことで消息が分からなくなっていた。
- ただし出演作はこれ一本きりとなり、その後は芸能活動から引退してカジノバーに勤務、さらに一男を出産したことも判明している。
- 12月、菊地あやか(7期)が、自身のブログ上で11月に結婚&妊娠したことを報告した。相手は4歳年上の一般男性。結婚を報じた記事によると、菊地とこの男性とはグループ卒業直後に知人を介して知り合い、交際に発展したという。
- 菊地は卒業後、主に雑誌のファッションモデルをするなどしていた。
- 2015年4月、長男出産。
- 2017年3月、長女出産。
2015
- 7月、前田敦子(1期)が東京千代田区の外堀通りを自家用車で走行中、併走していたタクシーと接触事故を起こした。前田及びタクシーの運転手と乗客の3人に怪我はなかった。
2016
- 1月、「スポーツ報知」が、川栄李奈(11期)と浅香航太が熱愛関係にあると報じた。浅香は俳優で、川栄より3才年上。2人は昨夏舞台で共演しており、記事によるとそのちきに意気投合し、舞台終了後交際をスタートさせた。しかし、双方の事務所とも「仲のいい友達の一人」であると交際を否定した。
- 5月、「女性セブン」が、高橋みなみ(1期)が一般人の男性と熱愛関係にあると写真入りで報じた。相手の男性は高橋より15才年上のIT会社に勤務する会社員。記事によると、男性とは高橋がデビュー当時に仕事を通じて知り合い、2015年末に再会したことをきっかけに交際をスタートさせたという。写真を撮られた当日、ふたりは連れ立って都内の居酒屋を訪れ、その後タクシーに乗って高橋のマンションに三連泊した。その後、男性の友人が出席する会食にも揃って参加するなど、仲睦まじいようすを伝えていた。また、高橋の事務所は同誌の取材に対し「プライベートは本人に任せております」とのみ回答した。
- 後日、高橋は自身がパーソナリティを務めるラジオ番組の中でこの件に触れ、「お騒がせしてすいません」などと謝罪したが、交際の真偽については言及しなかった。
- 2017年10月、「女性自身」が続報。都内のマンションで同棲中であると写真入りで報じた。
- 5月、「週刊女性」が高城亜樹(6期)が男性と連れ立って都内のカフェで会食していたと写真付きで報じた。男性の素性は不明で、同誌によれば20代くらいの年齢であるという。高城は男性と食事を済ませたあと、男性が運転する車に乗り込み千葉方面へ走り去ったという。
- 高城はグループ卒業前日に所属事務所を退所していたことを自身のブログで報告。フリーとなって問い合わせの窓口がないため、これらのことについて高城から特にコメントはなかった。
- 5月、大島優子(2期)が都内で車を運転中、物損事故を起こした。警察によると、大島は新宿区内のコインパーキングに駐車しようとバックしたところ、運転を誤って車の右側面がフェンスに衝突したという。大島に怪我はなかった。大島は免許を取り立てで、レンタカーを借りて事故現場近くの所属事務所に立ち寄るところだった。
2017
- 1月、「デイリースポーツ」が、前田敦子(1期)と野田洋次郎とが熱愛関係にあると報じた。野田はロックバンド「RADWINPS」のボーカルで、前田の6歳年上。記事によると、ふたりは2年ほど前に知り合い、2016年夏ごろから関係が進展したという。
- この報道を受け、両者とも自身のツイッターで「そんな根も葉もない噂で出ちゃうと相手方にも、ファンのみなさんに申し訳ないです。全くありませんよ(前田)」「熱愛報道みたいなのが出てるみたいですがまったくの事実無根です(野田)」と、そろって熱愛関係を否定した。
- 2月、「女性セブン」が、前田敦子(1期)が一般男性と熱愛関係にあると写真入りで報じた。相手はアパレル関連会社の役員で、前田より5歳年上。写真にはふたりが六本木界隈を連れ立って歩くようすなどが収められていた。記事によると、前田は男性が運転する車に同乗し、六本木ヒルズ周辺を散策した後、そろって前田が入居するマンションに入り、二夜続けて宿泊したという。また、関係者の話として、ふたりは2016年秋ごろから交際をスタートしたと書かれていた。
- 2月、マキシングより「紗凪美羽」としてAVデビューした女性が坂田涼(3期・研究生)ではないかとネット上で話題になった。
- 坂田はジュニアアイドルとしての活動を経て2006年12月にAKB入りするも、短期間で辞退。その後モデルやメイド喫茶店員などを経て、ライブチャットでアダルト向けの動画配信をしていたとされる。紗凪が坂田本人かどうかについて、雑誌インタビューでは「その話はできません」と言葉を濁しており、断定はできていない。
- 3月、宇佐美友紀(1期)がラジオの生番組に出演し、2017年2月に入籍したことを報告した。それによると、相手は一般人の男性。
- 宇佐美は2006年3月にグループを卒業後もソロタレントとして活動していた。
- 3月、「FRIDAY」が、川崎希(1期)の夫アレクサンダーが不倫をしていたと写真入りで報じた。それによると、アレクサンダーは原宿にほど近い駐車場に止めた車の中で女性と密会、記者が見守る中やがて車体が小刻みに揺れはじめ、性行為に及んでいたのではないかと結論付けた。また、アレクサンダーの関係者とされるミュージシャンの話として、相手の女性はフェイスブックを通じて知り合ったファンの一般人であるという。
- 報道を受け、川崎は自身のブログの中で「アレクを事情聴取してるよ。ジム行くってウソついて浮気しやがったな」などと更新、一方のアレクサンダーも「のんちゃんに全部話してるんだけど まだまだ納得してないみたい。頼むから捨てないでくれ」などと、自身のブログで妻に赦しを請う姿勢を見せた。しかし、川崎は結婚当初から夫の浮気癖についてメディアで度々言及して笑いを誘っており、ブログを通じた一連のやり取りについても全般的に軽妙な語り口であることから、世間の反応はおしなべて冷静なものだった。
2018
- 4月、岩田華怜(12期)が、自身のブログを通じ、足かけ7年に渡りストーカー被害に遭っていることを告白した。記事によると、「AKB時代から、ある人からの誹謗中傷、営業妨害に悩まされていました」とし、最近になってその行動がふたたびエスカレートしてきたと訴えた。岩田によればこの男性は「公演中の舞台の劇団にも連絡を入れたり、私への接近禁止命令を下されているのにも関わらず会場まで来たり」といった迷惑行為を行い、過去には岩田の母親に対して殺害予告をしたこともあると明かした。これまで岩田は「このような事を書き、事を大きくすればするほど本人は喜ぶし、心無い他の外野が面白がって拡散する。それが嫌で、今まで何も言ってきませんでした」とし、最後に「もう私はこの人の存在を完全無視することにします。無いものとします。これが最後です」と、男性に対し拒絶と非難の意志を明示した。
- 岩田とファンの男性を巡るトラブルについては、この男性がみずからネット上に発信するかたちで広まっていた。2013年11月の握手会で求婚したのを断られたことなどに腹を立て、2014年1月にAKSを相手取って訴訟を提起。控訴審まで争ってその後棄却されるが、以後も岩田に対する執着が熄むことはなく、2017年4月には岩田本人からの訴えにより、万世橋警察署からストーカー規制法に基づく接見禁止命令を受けていた。
- 6月、警視庁はストーカー規制法違反の疑いで東京都江戸川区に住む職業不詳の男(当時42)を逮捕したと発表した。男が接見禁止命令を無視して岩田の出演する舞台に押しかけ、自身のツイッター上に「自分の意思において速やかに謝罪せよ」などと投稿したことが逮捕の決め手になった。岩田は男の逮捕を受け自身のツイッターを通じ「これでこの件が終わりになることを切に祈ります」と、コメントを寄せた。
- 2019年1月、東京地裁は「タレントとしてのファンサービスを好意の表れだと一方的に思い込んだ。再犯が強く懸念される」として、被告に対し、懲役4か月、保護観察付きの執行猶予3年の判決を言い渡した。
- 2月、当初控訴の意向を示していた被告人男性が取り下げを表明。これによって判決が確定した。
- 5月、「Flash」が、前田敦子(1期)と俳優の勝地涼との熱愛疑惑を写真付きで報じた。勝地は前田より5才年上。記事によると、都内の住宅街で早朝ふたりが連れ立ってタクシーに乗り込むようすが目撃されており、そのときの写真が掲載されていた。また、関係者の話として前田は2017年2月に交際を報じられたアパレル関係の経営者とは昨秋ごろに破局したらしいとしている。前田と勝地とは2015年にテレビドラマで共演。さらに2018年9月公開の映画でも共演している。
- 5月、「東京スポーツ」紙が「国民的アイドルグループの元メンバーが、アダルト動画サイトでAV出演している」などとする記事を掲載した。同紙によれば、問題のAVはアダルト動画サイト「シロウトTV」で配信されたもので、この中にアパレル店員の「りさちゃん」として登場した人物がそれであるという。疑惑の証拠として、女性がしていたネイルのデザインが、元メンバーのインスタグラムに投稿されていたネイルのデザインと酷似していることを比較画像付きで挙げていた。
- 記事の中で示唆された情報から、ネット上ではこの「元メンバー」が渡辺茉莉絵(4期・研究生)を指しているのではないかと推定された。その後、ほくろやピアスの穴の位置などを手掛かりにして検証作業が行われ、疑惑は有力とされたが、特に本人からコメント等はない。
- 渡辺は2007年11月に研修生のまま活動を辞退。その後はモデル活動を細々と続けていた。
- 5月、「週刊新潮」が、小嶋陽菜(1期)の熱愛疑惑について報道した。記事によると、相手はDMM傘下のIT関連会社ピックアップ社長の宮本拓。宮本は小嶋の5才年下。小嶋は自身のツイッターで4月に訪米し、カリフォルニア州で開催された野外の音楽イベントを観覧したことを報告していたが、その際宮本も同行していたという。また、たりは六本木のマンションで半同棲の状態にあり、宮本が最近自身のインスタグラムに投稿したトイプードル犬は小嶋の飼い犬のではないかと推測していた。小嶋はかつてDMMグループが運営する一口馬主アプリのイメージキャラクターを務めたことがあり、その際宮本と知り合ったとされる。小嶋の事務所は雑誌の取材に対し、「プライベートは基本的に本人に任せています」などとして明言を避けた。
- 7月、秋元才加(2期)が、ラッパーのPUNPEEと熱愛中であると「FLASH」誌が写真付きで報じた。PUNPEEは秋元の4才年上。記事によると、秋元はPUNPEEが出演するイベントを鑑賞したあと、終演後に揃ってタクシーに乗車。その後、コンビニで買い物を済ますなどしたのち、手を繋いで歩くようすなどが目撃されたという。記者が直撃取材を試みたところ、PUNPEEが問いかけに応じ、秋元と交際中であることを認めた。同棲はしていないという。
- 7月、前田敦子(1期)が、俳優の勝地涼との結婚を発表した。両者の関係は2018年5月の週刊誌の報道で明らかとなり、その後も手を繋いでデートをするようすなどが報じられていた。交際を始めてから半年余りでのスピード婚となった。その後、ゆったりした衣服に踵の低い靴で街中を歩く姿が目撃されるなど、当初から妊娠の噂が立っていたが、9月になって正式に妊娠を発表。すでに安定期に入っていることも報じられた。結婚と同時に発表しなかったのは、ネガティブなイメージが付くことを嫌がってのものだと考えられている。
- 2019年3月、長男出産。
- 8月、ネット番組「直撃! 週刊文春ライブ」の中で、大和田南那(15期)と髙橋海人(King&Prince)との半同棲疑惑が写真等を交えて紹介された。大和田と髙橋は同い年。番組によると、髙橋は大阪でのコンサートを終えて東京へ戻ったあと事務所の送迎者に乗り込み、他のメンバーがすべて車を降りたあと、最後に大和田が住むマンションの前で降ろしてもらい、その後周囲を警戒しながら裏口へ向かい、合鍵を使って中に入っていったという。また、その翌日にも髙橋は同マンションを訪ねている。その際、記者が両者の関係について直撃取材を試みたところ、双方とも「事務所を通して下さい」などと回答を拒否。後日、両者の事務所に問い合わせたが、どちらも「友人のひとりで、交際の事実はありません」と、熱愛関係にあることを否定した。
- 9月、岩田華怜(12期)が、自身のツイッターに売り物のぬいぐるみにキスしている写真を投稿し、一部の閲覧者から非難される出来事があった。問題の写真は8月に投稿されたもので、ディズニーランド内のグッズショップを訪れた際に撮影されたものと考えられる。岩田は陳列されていた「クマのプーさん」のぬいぐるみを抱き上げてキスをしており、その後そのまま売り場に戻して立ち去ったという。この行為に対して閲覧者から「不衛生」「マナー違反」などとする批判が多数寄せられた。岩田はツイッターを通じ、「気分を害してしまった方、不快な気持ちにさせてしまった方々、大変申し訳ありませんでした」「一回失ってしまった信頼はなかなか取り戻せないと思うけど、また一から頑張らせてください」と、謝罪した。
- 9月、「FRIDAY」が、板野友美(1期)と宮崎泰成とのお泊り熱愛疑惑を写真付きで報じた。宮崎はファッションブランド「GOD SELECTION XXX」のデザイナー兼オーナーとして知られる。記事によると、板野は宮崎の運転する車に同乗して、渋谷区の個室焼肉店を訪れた。会食を楽しんだあと、六本木ヒルズの一室で2時間ほど過ごし、最後はそろって板野の自宅があるマンションに向かい、そこで朝まで過ごしたという。ふたりの関係は2016年9月には確認されていたとも伝えた。
- 板野の所属事務所はこの報道について「友人の一人です」とコメントし、暗に交際を否定した。
- 11月、複数のスポーツ紙が、高城亜樹(6期)とサッカー選手の高橋祐治(サガン鳥栖)との交際を報じた。高橋は高城の2才年下で、姉は共にモデルの高橋メアリージュンと高橋ユウ。記事によるとふたりは共通の友人を介して知り合い、約1年前に交際に発展。以後、高城は何度もスタジアムに足を運ぶなどしており、仕事のない日は鳥栖市内に滞在して高橋のサポートをしているという。高城の所属事務所は取材に対し、「本人から、とても良いお付き合いをさせていただいていると報告を受けております」などと回答し、交際の事実を認めた。
2019
- 2月、佐藤亜美菜(4期)が入籍したことを発表した。自身が出演しているラジオ番組の公式ツイッターで明かした。相手は一般の男性であるとした。
- 佐藤は2014年1月にグループを卒業後、声優として活動を続けていた。
- 2月、高城亜樹(6期)が自身のツイッターを通じてサッカー選手の高橋祐治(サガン鳥栖)との結婚を報告した。二人の関係については、2018年11月に複数のスポーツが報じていた。
- 高城は2016年5月にグループを卒業。その後事務所を移籍するなどしつつ、細々と芸能活動を継続。結婚後も家庭に入らず仕事を続けていくとした。
- 2月、篠田麻里子(1.5期)が自身のファンクラブサイトで結婚したことを報告した。篠田によると、相手は3歳年下の一般男性。別の報道によれば美容室経営であるという。2018年10月に知り合い、その後2人で食事をした際にプロポーズを受けたという。出会いから半年足らずでのスピード婚であった。
- 篠田は2013年7月にグループを卒業。在籍当時からファッションブランド「ricori」を展開し、プロデューサー兼デザイナーとして活躍。しかし卒業後は露出が急減し、2014年7月には3店舗を展開していたricoriの運営会社が倒産。店舗もすべて閉店となった。その後もモデルや女優業を中心に芸能活動を継続していたが、絶頂期の面影は見る影もなく、専らその落魄ぶりが芸能ニュースの種になるばかりだった。
- 3月、岩田華怜(12期)が、自身のツイッターで骨折したことを明かし、仙台市内で催されるトークフォーラムへの出演を見送ると発表した。報道によると、岩田は東京都内で原付バイクと接触し、転倒した際に骨折したという。
- 3月、「FRIDAY」が、大島優子(2期)の熱愛疑惑を写真付きで報じた。記事によると、相手は外国人の男性。大島はこの男性とふたりで都内の映画館を訪れ、鑑賞後は手を繋いで街路を闊歩するようすも見受けられたという。また、この男性が大島の父親とスマートフォンの翻訳アプリらしきものを通じてコミュニケーションを取っている姿や、会食に同席している姿も目撃したとして、親も公認の中であると結論付けた。大島の事務所は取材に対し、「プライベートなことは本人に任せております」と、関係を否定しなかった。
- 大島は2014年6月にグループを卒業後、タレント・女優として活動を継続。そのさ中、2017年8月に語学留学の名目で休業し渡米。2018年10月に留学を終え帰国していた。同誌によると、この男性とは大島が米国留学中に知り合ったとしている。
運営側その他の事件・事故・スキャンダル
2008
- 6月、AKB48の公式サイト掲示板に殺人予告の書き込みを26回に渡って投稿したとして、威力業務妨害の疑いで無職の少年(当時18才)が逮捕された。少年は取調べで「自分が書き込みをしてもメンバーから返事が来ないので、目立つ書き込みをすれば返事が来ると思った」などと供述した。
2009
- 11月、AKB48の握手権チケットの代金を詐取したとして、大阪府に住む大学生(当時20)と無職の少年(当時19)が逮捕された。二人はファン仲間で、mixiサイトを通じて知り合った大阪府の大学生に、高橋みなみ(1期)と握手できるチケットを10枚売ると持ちかけ、その代金として振り込ませた2万円を騙し取った。被害者と顔見知りだった人物が握手会会場で容疑者らを見つけ、問い詰めたところ、二人は詐欺を認めて謝罪した。
- 11月、AKB48メンバーに宛てた手紙や請求書など、郵便物約二百通を盗んだ疑いで埼玉県に住む無職の男(当時25)が逮捕された。男はAKBの熱烈なファンで、警察に対し「メンバーのものはなんでも手に入れたかった」と供述した。
2010
- 1月、栃木、埼玉、茨城、群馬の四県で計151件の窃盗を繰り返し、約412万円相当を盗んだ容疑で、栃木県内に住む会社員の男(当時35)が逮捕された。栃木県小山署の調べによると、男はAKB48の熱烈なファンで、おっかけの費用を得る目的で窃盗を繰り返していた。
- 3月、AKB48の出演するドラマのロケ現場で、メンバーの着用する衣装や小道具が窃盗に遭う事件があり、無職の少年(当時16)ら三人が逮捕されていたことが判った。少年らはテレビ東京系の番組「マジすか学園」の撮影場所となっている東京都日野市の廃校に、2009年12月17日から18日にかけて侵入し、撮影用の品々計18万円相当を盗んだ疑いが持たれている。調べによると、少年らはAKB48の熱心なファンであり、「使ったものが欲しかった。見るのに飽きたら売ろうと思っていた」と供述した。
- 6月、4月下旬にAKBメンバー数名に危害を加える内容の脅迫文と共に剃刀を同封した封筒をAKSに送りつけた疑いで、広島県呉市に住む職業不詳の男(当時27)が逮捕された。
- 6月、AKB48の握手券を偽造し売りさばいていたとして、東京都内に住む無職の男(当時25)と、同じく都内に住む男子高校生(当時16)とが逮捕された。男子高校生がAKBのイベント会場前で偽造券を所持していたため、捜査員が事情を訊いたところ、入手先として無職男性の名前を挙げたため検挙に繋がった。男は取り調べに対し、「パリ公演に行った際にファンの扱いが悪く、責任者を困らせてやろうと思ってやった」などと容疑を認めた。男は印刷業者に依頼して握手券2000枚を偽造し、売上の三分の二を受け取っていたとされる。
- 7月、AKB48の握手券900枚を盗んだ容疑で無職の男が再逮捕された。また、この事件には愛知県内のアルバイト店員の少年(当時19)も関っていたとして、同じく窃盗容疑で逮捕された。ふたりはAKBのイベントを通じて親しくなったという。警察によると、盗まれた握手券はイベントスタッフがファンから回収したもので、使用済みを示す目印等は一切なく、そのまま他の会場で使用できる状態になっていた。
- 8月、戸賀崎智信の公式ブログで、福岡にて行われたライブの最中、訪れていた女性ファンが何者かによって痴漢被害に遭っていたことが明らかにされた。戸賀崎は事態を重く受け止め、今後ライブ会場に女性専用エリアを設ける考えであることを示した。
2011
- 1月、AKBのコンサートを鑑賞していた女子高生ら数人に運営スタッフが声を掛け、楽屋に招待してプロデューサーの秋元康及び複数のメンバーに合わせて写真撮影を行い、チケット三枚を手渡していたことが発覚した。当事者の女子高生がブログ上でそのようすを綴り、楽屋で撮影した写真まで掲載していたことから明るみになった。
- 数日後、劇場支配人の戸賀崎智信が公式ブログ上で事実を認め謝罪した。楽屋に案内したスタッフに聞き取りをしたところ「一生懸命に応援するファンの姿に感動した」から、と理由を述べ、戸賀崎は「二度とこのような行きすぎたサプライズをしないように約束します」と綴った。
- 1月、福岡県内でAKBのスカウトを装って女子高生に声をかけ、体を触るなどした疑いで、福岡市内に住む介護士の男(当時28)が逮捕された。男は2010年12月、福岡市内の路上を歩いていた女子高生に「AKBの研修生にならないか」などと声をかけ、断られると態度を一変させ、「断るならけじめをつけろ」などと公園内にある男子用公衆便所に連れ込み、下半身を触るなどした。同市内ではスカウトを装った同様の事件が複数発生しており、関連を調べているとした。
- 2月、宮城県警は、「AKBメンバーのTシャツを売る」などと携帯サイトに嘘の情報を載せ、宮城県内に住む少年から現金5000円を騙し取ったとして、北海道函館市に住む男子高校生(当時18)を逮捕した。少年は「小遣いが欲しかった」などと容疑を認めた。
- 2月、mixiの掲示板上に、「AKBの記念撮影券売ります」などと虚偽の情報を載せ、東京都内の男子高校生から現金5万円を騙し取ったとして、埼玉県内に住む男子高校生(当時17)が逮捕された。
- 3月、2010年12月、会員制交流サイトの掲示板で知り合った都内の私立男子高校生に「AKBの握手券3枚を8000円でいかがですか」などと偽の売買を持ちかけ、現金を騙し取ったとして、埼玉県所沢市に住む専門学校生の少女(当時19)が逮捕された。少女は「他にも数件やった」と容疑を認めた。
- 5月、北海道で催されていたAKB48の握手会会場に、道内に住む無職の少年(当時18)がテレビ局の局員になりすまして侵入し、ビデオカメラでメンバーを撮影するという事件が起きた。少年は北海道放送の局員を装った腕章と社名を記したカードを身に着け、レンタル会社から借りた業務用ビデオカメラで別に報道陣に混じって撮影をしていた。
- 5月、2010年12月に、インターネットの掲示板上にAKBの握手券を売ると呼びかけ、それに応じた愛知県の高校生ら3人から計24500円を騙し取った容疑で福岡県糸島市に住む男子高校生(当時17)が逮捕された。男子高校生が振込先として指定していた口座には、他に北海道・埼玉・東京・静岡・岐阜から約55万円の入金があった。
- 5月、2010年7月に、インターネットの掲示板に「AKBのライブ応募券ありませんか」などと書き込んだ東京都内の大学生に対し、チケットを譲り渡すかに見せかけ、現金2万7000円を騙し取ったとして、横浜市内に住む男子高校生(当時16)が逮捕された。生徒は、調べに対し「お金が欲しかった」と容疑を認めた。
- 6月、東京秋葉原のゲームセンターで、客の財布を置き引きしたとして、都内に住む定時高校生ら、15~16才の少年5人が逮捕された。3月、ゲームをしていた男性に少年が「この辺に財布が落ちていませんでしたか」などと声をかけ、気を引いている隙に別の少年がゲーム機の上に置いてあった現金15000円入りの財布を盗んだ疑い。少年らは2月末から秋葉原にあるゲームセンター5件で8回、約20万円を盗んだと容疑を認め、動機について「秋葉原にはゲームに夢中なオタクが多いので、盗みやすいと思った」「AKBのイベントに行くための金が欲しかった」と供述した。
- 6月、AKBのイベントが開催されていた日本武道館近くの路上で、都内に住む男子高校生に一枚3000円の入場チケットを2万3000円で売り渡したとして、都内に住む無職の男(当時45)が東京都迷惑防止条例違反(常習ダフ屋行為)で逮捕された。男は取り調べに対し「チケットを売った覚えはない」と容疑を否認した。
- 6月、「週刊新潮」が「バカ騒ぎ『AKB48』総選挙の裏に『酒と男』の私生活」と題する記事を掲載した。記事にはAKBメンバーと交際したと称する男性らが登場し、「(キスしたら)舌使いもうまくて、慣れてる感じ」「SEXの時、ゴムを“つけてるの?”と聞いてきたので“外に出すから大丈夫”と答えたら、すぐ納得」「偶然クラブで知り合って自宅に誘ったメンバーもいましたが、この子はあえぎ声がエロかった」「下位のメンバーは月給も安く、『密』=貢ぐ人、つまり援交相手を探して稼いでる子もいました」などと答えていた。
- 2013年6月、この記事の内容が名誉毀損に当たるとしてAKSは版元に対し3300万円の慰謝料支払いと謝罪広告の掲載を求め訴えを起こしたが、東京地裁は「記事はメンバーの私生活について述べたにすぎず、AKSの社会的評価を低下させたとは認められない」として請求を棄却した。なお、記事の内容が正確かどうかについての言及はなかった。
- 7月、「週刊文春」が、Office48代表取締役社長の芝幸太郎の過去の経歴について報じた。それによると芝は、悪質な取立てで問題になった商工ファンドの元支店長で、退職後はヤミ金を興して振り込み詐欺まがいの行為を繰り返したほか、裏カジノの経営や裏ロムの販売で生計を立てていたという。また、背中に緋鯉の刺青がある、なとども報じた。
- 7月、大阪府守口市で、同市内コンビニエンスストアレジ付近に置いてあった募金箱2つを盗んだとして、守口市内に住む無職の少年(当時15)ら、5人を逮捕、送検した。調べによると、少年らは実行役と見張り役に分かれ、5月下旬から6月上旬にかけて大阪市内と守口市内のコンビニで14件の犯行を繰り返していた。5人はいずれも中学時代の同級生で、中心メンバーの3人は動機について「AKBのグッズやCDを買う金が欲しかった」などと供述した。
- 7月、秋葉原にあるAKBの劇場内に展示されてあった江口愛美の写真パネルが何者かによって盗まれた。劇場支配人戸賀崎智信のオフィシャルブログで明らかにされたもので、「後悔しているのであれば返却して頂きたい」と犯人に呼びかけた。
- 9月、柏木由紀(3期)のステージ衣装が盗まれ、ネットオークションに出品されていたことが分かった。2010年11月、AKSのスタッフが出品に気付き、30万円で落札して本物と確認した。被害届を受け、警察は出品者である滋賀県内に住む男子高校生から事情を訊いたが、「盗品とは知らなかった。ネットオークションで落札したものを転売した」と話し、別に犯人がいると見て捜査を続けている。衣装は事務所の関係先に保管されていたもので、いつごろ盗まれたかは分からないという。
- 10月、AKBのライブDVD10枚を、権利者の許可なく複製して山形県内の男性二人に3500円で販売したとして、栃木県那須塩原市のアルバイト少年(当時19)が逮捕された。
- 11月、インターネットのオークションサイトに「AKBのライブチケットを売却します」などと嘘の情報を書き込み、奈良市内の専門学校生から2万5000円を騙し取った詐欺容疑で、東京都町田市の無職の少年(当時18)が逮捕された。少年の銀行口座には東京や大阪からも約100万円の振込みがあり、いずれもAKBのチケット・グッズの販売を名目に騙し取ったものと見られる。
- 12月、「AKBの衣装を着て撮影できる」「最高で15万円支払う」などとホームページに嘘を書き込み、宇都宮市内のマンションに14歳(当時)の少女を連れ込み、猥褻な写真を撮るなどした疑いで、自称芸能事務所社長の男(当時42)が逮捕された。男は「AKBと書くと若い子が集まった」と供述し、被害は12才から18才の女性100人に及ぶと見ている。
2012
- 1月、インターネットの交流サイトでAKBのライブチケットを売ると持ちかけ、千葉県内の男子大学生から現金6万500円を騙し取ったとして、名古屋市内の自称コンビニアルバイトの少年(当時18)が逮捕された。
- 1月、AKBのコンサートチケットを定価の約9倍で転売したとして、東京都迷惑防止条例違反(常習ダフ屋行為)で住所不定無職の男(当時25)が警察に逮捕された。男は「AKBは人気があるので高く売れると思った」と容疑を認めた。
- 2月、大阪府警は、AKBの握手券を販売すると持ちかけ、現金を騙し取ったとして、山口市内に住む派遣社員の少年(当時19)を詐欺容疑で逮捕した。調べによるこの少年は、2011年1月から11月にかけてインターネット上で知り合った人物に握手券の販売を持ちかけ、現金を振り込ませていた。被害は15都道府県の26人に及び、少なくとも約50万円を騙し取ったとされる。警察によると、少年もAKBのおっかけだったという。
- 2月、mixiの掲示板上で「AKBのイベント券を売る」と嘘の話を持ちかけ、東京都内の男性会社員ら2人から4万2000円を騙し取ったとして、いずれも住所不定無職の18才と16才(当時)の少年が逮捕された。2人は犯行に気付いた両親に付き添われ警察に出頭してきたところを逮捕された。二人は同様の犯行を30件以上繰り返していたと見られる。
- 3月、芸能界志望者の集まる携帯サイトを通じて知り合った岩手県盛岡市の女性に、「芸能人を養成する会社の者だ」「AKBにいとこがいる」などと嘘をつき、「スタジオの使用料」「ロケ先である沖縄までの飛行機代」などり名目で、約70万円を振り込ませ、騙し取っていたとして、北海道旭川市に住む無職の男(当時32)が逮捕された。
- 4月、愛知で現金書留の現金を盗んだ上、大量の年賀葉書を廃棄したとして、業務上横領と郵便法違反の罪で逮捕・起訴された、同県日進市に住む元郵便局期間雇用社員の男(21)の初公判があった。起訴状によると、男は2012年1月に配達を担当した現金書留から約20万円を横領、さらに旅行先の福岡県内で年賀葉書203通を投棄したとされる。男は逮捕容疑を認め、動機について「AKBのイベント参加券や握手券のついたCDを何十枚も買って金が足りなくなった。もっと金が欲しかった」などと証言した。
- 4月、東京で、2011年10月ごろから無施錠の事務所や民家に侵入し、約60件計530万円以上の現金を盗んだとして、都内に住む少年グループ5人を逮捕した。逮捕された直接の容疑は、空き巣に入るターゲットが見つからないことに腹を立て、腹いせに放火した非現住建造物等放火容疑。少年らはみずから「ファイブ・ガイズ」と自称し、窃盗を繰り返していた。動機について「AKBのコンサートやメイド喫茶に行って遊ぶ金が欲しかった」と供述した。
- 4月、インターネットの掲示板上に「AKBの握手券22枚を売ります」などと虚偽の書き込みをし、それに応じた和歌山県田辺市の女性会社員から現金約2万5000円を騙し取ったとして、東京都台東区に住むアルバイトの少年(当時17)が逮捕された。少年は2011年11月ごろから同様の書き込みを繰り返しており、15人から計30万円を騙し取った疑いもある。
- 4月、東京都内で行われていたAKBの握手会会場のトイレ内で、参加していた男子大学生がAKBの写真500枚を奪われる事件が発生した。
- 5月、事件の容疑者として19才(当時)の専門学生が逮捕されていたことが判った。調べによると、専門学生の男は会場内のトイレに被害者を連れ込み、便器の角に頭を打ち付けるなどして暴行を加え、生写真の入ったケース4点を奪った。男は3月に別のイベント会場で被害者と知り合い、生写真1枚につき6万円を支払うことを約束した。それまでの担保に自分が持つ生写真を預けたが、4月に別のイベント会場でファン仲間二人に「自分の写真を取り返したい」と持ちかけ、犯行に及んだ。
- 6月、先に逮捕された専門学生の男と共に犯行に加わったとして、茨城県牛久市に住む男子高校生(当時17)と横浜市内に住む男子私大生(当時18)の二人を強盗致傷容疑で新たに逮捕した。2人は調べに対し「反省している。今後もAKBのファンは続けていきたい」などと供述した。
- 6月、警視庁はネット上で「AKBの握手券を売る」などと嘘をつき、現金を騙し取ったとして、横浜市内に住むアルバイトの少年(当時16)を逮捕した。調べによると、少年自身もAKBのファンで、イベントに着ていくための衣装や特典付きのCDを買う金欲しさに犯行に及んでいた。少年は「ネットで握手券の売買をするうちに詐欺を思いついた。自分からAKBを取ったら何も残らないので、これからもファンを続けていきたい」などと供述している。
- 6月、この日AKBのイベントがあった日本武道館近くの路上で、入場チケット1枚を3万円で埼玉県に住む会社員の男性に売り渡したとして、東京都町田市の暴力団組員の男(当時37)が東京都迷惑防止条例違反(常習ダフ屋行為)で現行犯逮捕された。
- 8月、岩田華怜(12期)を名指しして、インターネットの掲示板上に「コロシテやる」などと殺害予告を書き込んだ疑いで、京都市内に住む無職の少年(当時19)が逮捕された。調べによると少年は岩田のファンで、「ブログ上で一般の男性ファンと交流していると感じ、AKB全体にとってよくないと思った」などと容疑を認めた。
- 8月、板野友美・峯岸みなみ(ともに1期)の顔写真を貼り付けたライターを自分で作成し、うち2個をインターネットオークションを通じて埼玉県和光市の男性ら2人に計7500円で販売していたとして、愛媛県八幡浜市に住む瓦工の男(当時26)が著作権法違反ならびに商標法違反の容疑で逮捕された。男は2年前から約300個を売り、約140万円を得ていた。
- 8月、AKBの東京ドーム公演のチケット定価6800円のチケットを4万5000円で転売していたとして、東京都立川市の無職の男(当時41)が東京都迷惑防止条例違反(常習ダフ屋行為)で現行犯された。
- 8月、インターネットの掲示板に「AKBの握手券を売ります」などと虚偽の書き込みをし、それに応じた岩手県花巻市在住の女性会社員から現金1万数千円を騙し取った疑いで、大阪府和泉市の男子高校生(当時18)が逮捕された。
- 9月、「週刊新潮」が「『人形遣い』の錬金術 『秋元康』研究」という記事を掲載した。それによると、AKB創立に携わった人物の一人でOffice48代表取締役社長の芝幸太郎について、「振り込め詐欺の頭目」「ドラゴン・タトゥーの男」などと、裏社会との関係が根深い人物であることを強く臭わせた。
- これに対し、Office48側は「記事は事実無根であり弊社代表取締役及び弊社、『AKB48』の名誉を著しく傷つけるもの」と週刊誌側に抗議、法的措置を講じると宣言した。
- 芝に対する同様の記事は、2011年7月にも「週刊文春」が報じている。
- 10月、AKBメンバーの写真を貼り付けた抱き枕カバーを無許可で販売していた栃木県内の会社員の男(当時31)が、著作権法違反で逮捕された。男は4月に写真家の今村敏彦が著作権を持つ板野友美(1期)の写真を抱き枕に貼り付け、県内の会社員に3220円で販売、また8月には大島優子(2期)の抱き枕を製作し東京都の会社に3440円で売却した。男の自宅には抱き枕カバーの他、マウスパッド、目覚まし時計など、AKBメンバーの写真がプリントされたグッズが約250点あり、海外から仕入れていた。警察の取り調べに対し、「他の人がやっていたので、自分も売れると思ってやった」と供述した。
- 11月、AKBメンバーになりすましたメールを送りつけ、利用者の男性から約7200万円を騙し取ったとして、出会い系サイト運営会社アグライアジャパン(6月に解散)の元社長(当時33)ら4人が逮捕された。男らはAKBメンバー装ったメールを大量に送りつける手法で会員を勧誘し、2010年9月から2012年6月までの間にやり取りの代金を詐取していた。男らは同様の手口で2166人から約2億1000万円を騙し取ったとされる。
- 12月、自分で書いたサインを「AKBメンバー直筆のもの」などと偽ってオークションサイトに出品し、三重県伊賀市に住む60代の男性から現金約6万円を騙し取ったとして、兵庫県姫路市に住む自称看護士の女(当時25)が逮捕された。女は以前からAKB関連のグッズを売りに出しており、過去に出品したサイン入りグッズが偽造だとばれ、警察に自首した。
2013
- 3月、千葉県千葉市の幕張メッセで行われていたAKBの握手会イベント中、外部に設営されていたテントが強風にあおられて倒壊し、周囲にいた20~30代とみられる男性6名がまきこまれて怪我を負った。怪我はいずれも軽傷。
- 銚子気象台によると、当時千葉市内では瞬間最大風速24メートルの風を記録していた。
- 5月、「週刊新潮」が、Office48代表取締役芝幸太郎が暴力団関係者とともに撮影したとされる写真を掲載した。写真は、芝が10年ほど前に静岡県富士宮市のホテルで催された組関係者のパーティーに出席した際撮られたものと見られる。芝以外の人物の顔にはモザイク編集がなされていたが、説明書きによると、山口組系暴力団後藤組の組長夫人、後藤組と縁の深い総会屋の男、その他山口組の幹部らしい。この写真について、芝は「パーティーには出席したが、暴力団との交際はない」と説明した。
- 同誌は2012年10月に芝と裏社会との関りを示唆する記事を掲載しており、名誉毀損で係争中であった。
- 6月、AKBのライブチケットなどの販売を装い、現金を騙し取った罪で大阪市枚方市に住む無職の男(当時24)が逮捕された。男は、インターネットの掲示板で買い手を募集したあと、「振り込み確認後に発送します」などと嘘のメールをし、4都道府県の男女6名から現金約11万円を詐取していた。男は「生活費のためにやった」と供述した。
- 6月、AKBのメンバーになりすまして出会い系サイトに登録させ、サイト利用料の名目で最大37万人から116億円を騙し取っていた男女ら、計9人が警察に逮捕された。報道によると、この出会い系サイト運営会社元役員の男(当時34)が前田敦子(1期)のマネージャーになりすまして埼玉県の男性に「本人が悩んでいるので、相談に乗ってあげてください」などと虚偽のメールを送ってサイトに登録させ、利用料の名目で約136万円を騙し取っていた。
- 8月、大学院生の男性を脅して金品を奪い取ったとして、埼玉県川口市に住む15~17才の少年4人が強盗致傷で逮捕された。調べによると、少年らは東京都北区の路上で男性に因縁をつけ、持っていたビール缶の入りのポリ袋と携帯電話の計36000円相当を奪い、その際男性の右肩をつかんで軽症を負わせた。取り調べに対し、少年らは「AKB48の握手会に着ていく刺繍入りの特攻服を買いたかった」と供述した。
- 11月、「週刊文春」が、AKB劇場総支配人戸賀崎智信が常習的に脱法ハーブを吸引しているとして、その模様を写真付きで報じた。また、複数の女子大生と不倫関係にあり、連れ立って都内のホテルに入るところも併せて報道された。記事によると、戸賀崎は専用のパイプで炙った煙を鼻から吸い込む方法で、多いときには1日に2、30分おきに繰り返し吸っていたという。さらに、不倫関係にあるのは19歳の女子大生と、「マンモス大学の理系研究員」の女性で、ともにおなじホテルに連れ込んでいるところも目撃された。同誌の取材に対し、戸賀崎は「仮にやったとして“合法”ハーブ。問題あるんですか?」「風俗です。相手は素人ではない」と解答したという。
- 2014年2月、新設された「カスタマーセンター長」へと、事実上の更迭。
2014
- 1月、他人名義のクレジットカードを利用してAKBのCDを大量購入し、握手券などを抜き取ったあと余ったCDを不法投棄したなどとして、関西在住の大学生4人とアルバイトの男性2人(全員当時20歳)が電子計算機使用詐欺、有印私文書偽造同行使、廃棄物処理法違反容疑で京都府警に書類送検された。男らは2013年4月から5月にかけて、アルバイト先で盗み見たクレジットカードの番号を用いてAKBのCD約490枚(約49万円)をインターネットから購入、さらにパソコンで偽造した健康保険証を受け取る際の身分証明書にしていた。さらに学生の1人とアルバイト男性の2人で、不要になったCD約680枚を段ボール箱に入れて府南部の展望台駐車場に不法投棄した。このとき段ボール箱に貼付されていた配送伝票が操作の端緒となった。
- 学生らは「ファンとして活動する資金が欲しかった」などと容疑を認めた。また、CDから抜き取った握手券は主犯格の学生がほぼ独占しており、4つのイベント会場で計80分に亙って贔屓のメンバーとの接触を楽しんだという。
- 3月、ディスカウントストア大手のドン・キホーテが、AKB48の運営母体であるAKSと、パチンコ機器メーカー「京楽産業.」を相手取って、AKBメンバーが出演するパチンコ台の販売差し止めと50億円の損害賠償訴訟を起こしたことが分かった。訴えによると、ドン・キホーテ側は「グループの草創期から支援してきたのに、グッズの独占販売権を侵害された」「2009年にAKSとの間で関連商品の独占販売権を取得したが、運営会社の株主となった京楽産業が2012年以降AKBを起用したパチンコ台を無断販売し、100億を超す損害を被った」などと主張している。
- 京楽側はこの訴訟を受け、「当社はAKB48の商標権等を有している株式会社AKSから適法にライセンスを受けており、まったく問題ない」と反論した。
2015
- 1月、インターネット上の書き込みにAKBメンバーの殺害予告をほのめかす投稿があり、各グループが握手会を実施した千葉、愛知、大阪の各会場で緊急に警備が強化された。
- 3月、「週刊文春」が、AKBスタッフの元幹部の男が更衣室に使っていた楽屋やトイレなどに隠しカメラを仕掛けて盗撮していたとして、入出した映像の写真付きで報じた。記事によると、盗撮を行っていたのはOffice48元役員の野寺隆志で、記者が入手した盗撮映像は75本、延べ15時間以上に及んでいた。これらのビデオは野寺が役員を務めていた2009年から2010年にかけて撮影したとみられている。
- 野寺はグループの創設間もない2005年にスタッフとして参加し、2007年から2010年8月までの期間、Office48の幹部役員としてマネジメント業務を担当しており、メンバーからの信頼も厚かったという。また、この間に結婚し一子を儲けている。しかし、退職後の2013年9月、小学生女子児童に猥褻行為をしたとして強制猥褻罪で埼玉県警に逮捕され、懲役1年4か月の実刑判決を受けた。警察が野寺の自宅から押収したパソコンには被害女児と行為に及んだときの映像のほか、ネットからダウンロードした児童ポルノ映像などが多数見つかったという。
- 4月、このときの盗撮動画などに混じって、2011年4月に内輪で開かれたと思われる高橋みなみ(1期)の20才祝いのパーティーの写真が多数見つかり、同誌に掲載された。その集いには高橋のほかAKBの運営幹部、大手広告代理店の会社員、同期の峯岸みなみなども参加しており、高橋と峯岸は幼稚園児の衣裳を着て男性らの膝の上に乗ったり抱きついりしている場面が撮影されていた。また同誌によれば当時未成年だった峯岸は飲酒して酩酊状態であったと報じている。なお、広告代理店の男性は文春の取材に対し「飲酒の事実はない」と否定した。
- 7月、AKBのライブに入場する目的で運転免許証を偽造したとしてして、山口県下関市の市職員の男(当時37)と福岡県福岡市の病院職員の男(当時34)とが有印公文書偽造同行使の罪で逮捕された。警察によると、ふたりは共謀して免許証を偽造し、長崎市内で行われたライブに入場する際使用した。当日のライブは2回公演で、いずれかのライブしか観覧できない規則になっていた。両者は2回目のライブに入場するときに偽造した免許証を提示したが、スタッフの職員が容疑者の顔を覚えており警察に通報した。
- 逮捕された市職員の男は2015年10月に下関市で開かれる「ねんりんピック」を担当しており、応援大使にAKBメンバーを起用することを提案していた。
- 9月、AKSが国税局から2014年11月期までの3年間で、約5億円の申告漏れがあったことを指摘された。過少申告の追徴課税は1億数千万に上る。報道によると、申告漏れの対象となった金額のうち、約4億円はメンバーの家賃の立替え費であり、他にも歯の矯正、旅行代、税金の立替えなども行っていたという。また、2014年6月に辞任した前社長窪田康志が交際費として計上していた飲食代約4千万円も前社長への賞与と認定された。AKS側は「国税局と見解の相違はあったが、指摘を踏まえ適正に税務申告した」などとコメントした。
2016
- 1月、AKBの握手券を複数枚詐取する目的で他人になりすまして住基カードを取得したとして、京都府警山科署は京都市に住む男子専門学生の男(当時26)を有印私文書偽造、同行使の疑いで逮捕した。AKBの握手券付きCDの購入や握手会の参加には身分証の提示が求められており、男は何度も握手会に参加する目的で同居する兄の保険証を無断で利用し、区役所で住基カードを取得していた。2015年7月に男の財布が遺失物として署に届けられ中身を確認したところ、同じ顔写真で別々の住基カードが二枚入っており、男が落とし主として名乗り出た際に事情を問いただすと、男は不正にカードを取得したことを認めた。男は取り調べに対し「握手券やCDを1枚でも多く手に入れたかった。何とか両方の望みがかなう方法がないかと、思い立った」などと供述した。
- 9月、プロデューサーの秋元康をネット上の投稿を通じて脅迫したなどとして、大阪市西区に住むアルバイトの塾講師の男(当時39)が逮捕された。警察によると、男は2016年6月、ツイッターに「秋元康か、関わるアイドルを襲撃して殺してやる」などと投稿し、これを見つけた一般ユーザーから警察に通報があり、威力業務妨害の疑いで逮捕された。
2017
- 7月、AKBメンバーとのツーショット写真を撮影する目的で身分証を偽造したとして、警視庁万世橋署は静岡県富士市の会社員の男(当時48)を有印公文書偽造の容疑で逮捕した。また、偽造を依頼した東京都に住む無職の少年(当時19)を同容疑で書類送検した。調べによると、男は2017年5月、少年をAKBのイベントに参加させる目的で、別人の氏名・住所を自宅のパソコンとスキャナーを使って少年の写真入り学生証に書き込み、偽造した。少年はこれに先立ってネットのオークションサイトで参加券7枚と、元の持ち主の保険証と住民票をセットで購入。しかし、顔写真付きの身分証の提示を求められるのではないかと危惧して男性に相談したところ、偽造を請け負ったという。イベント終了後、少年が秋葉原で警官に職務質問を受けた際、名前が異なる学生証を二枚所持していたことから事件が発覚した。
- 10月、福岡県太宰府市の山中にAKBのCD、585枚を不法投棄したとして、市内に住む会社員の男(当時32)が廃棄物処理法違反の容疑で筑紫野署に書類送検された。遺棄されたCDはメンバー総選挙のためのシリアルナンバーが付いたもので、報道によると、千葉県内に住む男性が投票に参加する目的で6月にこれを購入、番号の入力作業を手伝ってもらうため、LINEを通じて呼びかけたところ、男を含むファンら4人がこれに応じ、分担して車で引き取った帰りに山中へ遺棄したとされる。警察の調べに対し、男は「大量のCDを家庭ゴミに出せないと思い、どうしていいか分からず捨てた」と容疑を認めた。
- 11月、福岡区検は男を同法違反の罪で略式起訴し、福岡簡裁は罰金40万円の略式命令を出した。
2018
- 6月、AKBのコンサートチケット20枚を転売目的で購入したとして、神奈川県相模原市内に住む大学生の男ら4人が埼玉県迷惑防止条例違反で警視庁保安課に逮捕された。報道によると、男らはチケットの購入に必要なIDを偽名で800人分取得し、当選するとカードプリンターを使って保険証などの身分証明証を偽造していた。この偽造した身分証明証とチケットをセットで転売し、2016年6月から2018年1月までのあいだに約460万円を稼いでいた。その金の大半は追っかけのための費用に費やしていたという。また、逮捕された容疑者のうちの1名は、2017年12月にJR東海道新幹線新大阪~品川駅間でキセル行為を働いたとして鉄道営業違反でも逮捕されている。
- 6月、ナゴヤドームで開催された「世界選抜総選挙」会場付近でチケットを転売しようとしていたとして、住所不定・職業不詳の男(当時65)が県迷惑行為防止条例違反で現行犯逮捕された。報道によると、コンサートチケット1枚を1万5000円で転売しようと警戒中の私服警官に声をかけたことで事件が発覚した。当時男は6枚のチケットを所持していた。
- 7月、AKB総選挙の投票券を売るなどと偽り、その代金を騙し取ったとして、警視庁上野署は神奈川県相模原市に住む無職の男(当時24)を詐欺容疑で逮捕した。報道によると、男は2017年4月頃、AKB総選挙の投票券550枚を売ると偽り神戸市内に住む大学院生の男性から29万5000円を騙し取ったとされる。男はインターネットのオークションサイトに投票券を出品し、落札した男性に指定した銀行口座に金を振り込ませていたが、いつまで経っても投票券が手元に届かないことを不審に思った男性が2017年7月下旬に被害届を提出し、事件が発覚した。男は取り調べに対し、金は「借金の返済に充てた」などと話した。
2019
- 1月、「週刊文春デジタル」が、「月刊AKB48GROUP新聞」の編集担当で日刊スポーツ記者の瀬津真也が、2018年12月31日付で同社を諭旨退職となっていたことを報じた。日刊スポーツの社告によれば、瀬津の処分は「在職中に会社を立ち上げ、その社名で活動した際に、日刊スポーツ新聞社の秘密事項を競業他社に漏洩したことに対して」と、していた。記事では瀬津がスポーツニッポンに対しAKB新聞の部数や売り上げを漏らしたことが秘密の漏洩の中身であるとし、瀬津本人も文春の取材に対しその事実をおおむね認めた。
- 「月刊AKB48GROUP新聞」は2011年12月創刊。2018年12月号を以て日刊スポーツでの発刊を停止。2019年1月から瀬津が立ち上げた出版社「KimiBoku」から刊行されることとなっていた。
- 1月、大阪市が、市内にある「京セラドーム大阪」で開催されたAKBの握手会イベントに、麻疹(はしか)に感染した男性が参加しており、今後感染が拡大するおそれがあると注意を喚起する発表を行った。はしかに感染していたのは三重県内に住む10代の男性で、参加前日から鼻水と咳の症状があり、その後発熱と発疹の症状が出たため医療機関で診察を受けたところ感染が判明した。報道によると、男性は近鉄電車と阪神電車を乗り継いで会場に到着。イベントに参加後、隣接する商業施設「イオンモール大阪ドームシティ」に立ち寄り、行きと同じ経路で自宅に戻った。
- 三重県津市で2018年12月に宗教法人「ミロクコミュニティ救世神教」が主催した研修会の参加者の間で麻疹の集団感染が起きており、この男性も参加者の一人であった。県によれば、この研修会の参加者49名のうち、この男性を含む29名で感染が確認され、その家族2名にも感染が確認されたという。
- 教団はこの集団感染について公式HPにお詫びの声明を出し、信仰上の理由からワクチン接種を行っていない信徒がおり、今後は感染力が強く疾病リスクも高いものについては保健所の指導に従いつつ対策を講じていくとした。