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新元号「極秘役職」30年間準備 昨年死去の特定問題担当職員
2019年04月02日
尼子昭彦・国立公文書館公文書研究官。「情報の科学と技術」2005年55巻3号より
30年間にわたる新元号の選定過程を最もよく知る人物が、改元1年前の2018年5月に死去していた。内閣官房の「特定問題担当」という担当につき、新元号を準備する専門職だった尼子昭彦氏。1952年生まれで、88年に国立公文書館に採用され、平成改元を経て一貫して極秘の元号選定作業に携わり続けた。公文書館で「統括公文書専門官室主任公文書研究官」を務めつつ、元号を担当する内閣官房副長官補室も兼任。「副長官補室付 内閣事務官」の肩書もあった。
公文書館の高山正也前館長(77)は毎日新聞の取材に対し、「漢籍の知識が必要になる諸問題が『特定問題』。中でも非常に大きいものが新元号に関わる問題だ」と述べ、尼子氏が元号担当だったと認めた。
毎日新聞が情報公開請求で2017年5月に入手した副長官補室の「併任者出勤状況」には、保存期間である過去5年分の併任者の担務一覧がA4の1枚紙に記載され、13、14、15年に「特定問題担当」として尼子氏の名前があった。
尼子氏は学者に非公式に元号案の考案を依頼。案を回収した上で、重複や俗用などをチェックする仕事をしていた。その職務は、内閣官房の40代の男性職員が継いでいる。
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