安倍政権と酷似「令和」元ネタは腐敗政治を嘆く内容だった

公開日: 更新日:

「後漢書」によれば、年少時から文才にたけた秀才で、天文学、数学、地理学などにも通じた張衡は、地方の役人だったが、都に呼ばれ、中央政府の官僚になる。



 張衡が仕えたのは、6代皇帝の安帝だ。その治世は宮廷官僚の宦官が幅を利かせ、忖度や賄賂の横行を招いた。嫁の閻后も、側室の子を殺したり、縁故政治を増長させるなど、やりたい放題だった人物として評判が悪い。中央政府の腐敗に我慢できなかった張衡は順帝(8代皇帝)の時代に朝廷を辞し、「帰田賦」を書いたのだ。

 政治腐敗、側近の跋扈、縁故主義、そして“安帝”……。さすがに偶然の一致だろうが、中西氏が護憲派の「総がかり行動」の賛同者に名を連ねていたり、日本ペンクラブ編集の「憲法についていま私が考えること」に執筆していたことから、ネット上では「『令和』の元号は安倍首相への戒めか?」などの臆測も飛び交っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

今、あなたにオススメ
AD(黒椿 on 美しい黒髪.net)
AD(チュラコス)
AD(ANYSENSE編集部)
(2019年4月5日)
AD(ビタブリッドジャパン)
AD(株式会社エイチームライフスタイル)
AD(健康美人研究所)
(2019年4月5日)
(2019年4月4日)
(2019年4月4日)
(2019年4月5日)
(2019年4月1日)
(2019年4月5日)
(2019年3月8日)
(2019年3月24日)
(2019年4月4日)
(2019年4月3日)
(2019年4月5日)
(2019年3月28日)
(2019年3月7日)
(2019年3月13日)
(2019年3月21日)
Recommended by
こちらの記事もオススメ
(2019年4月2日)
(2019年4月5日)
(2019年4月5日)
(2019年3月10日)
(2019年4月5日)
(2019年3月28日)
(2019年4月1日)
(2019年3月25日)
(2019年4月5日)
(2019年4月2日)
(2019年4月5日)
(2019年4月3日)
(2019年3月16日)
(2019年3月29日)
(2019年3月29日)
(2019年4月3日)
Recommended by

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安倍政権と酷似「令和」元ネタは腐敗政治を嘆く内容だった

  2. 2

    無一文から資産70億円 与沢翼はなぜ若者を引きつけるのか

  3. 3

    “安倍・麻生道路で大炎上 塚田副大臣「忖度」発言の真相

  4. 4

    虎ファン失望…不可思議采配が巨人戦“三重苦”ボロ負け招く

  5. 5

    ブログ読者1000人が「日本のため」「正義のため」と大暴走

  6. 6

    西野カナ&海老蔵似マネ―ジャーは六本木界隈で有名だった

  7. 7

    天皇が神格化し皇国史観が機能した時代の「令」は怖い

  8. 8

    阪神“不名誉記録”ズラリ 矢野采配は金本時代と変わりなし

  9. 9

    道路の穴を自主的に補修 “地元の英雄”になぜ罰金警告が?

  10. 10

    「大阪人は高コストの劣化商品を押し付けられている」

もっと見る

Messengerマガジンはコチラ