細マッチョ部

【海外の囚人に学ぶ】最強自重トレーニングメニューの考え方

海外の刑務所に収容されている囚人を思い浮かべてみてほしい。

なぜか浮かんでくるのはムキムキのガチムチばかりではないだろうか?笑

 

有名な海外ドラマ「プリズンブレイク」を思い出してみても、

マッチョな囚人が多数登場していたように思う。

 

その秘密は、彼らが刑務所内で行っているトレーニング方法にある。

その名も“Convict Conditioning”

日本語に訳すと「囚人コンディショニング」である。

 

狭い独房の中で、自身の体重のみを使った自重トレーニングを彼らは行っているのだ。

他の囚人にケンカで負けない為に、そして殺されないために…

 

その囚人コンディショニングの自重トレーニングメニューは書籍化され、

アメリカでものすごい人気を博しているそうだ。

convict-conditioning-cover

こちらの本、書籍版はAmazonで一万円を超える(!)値段だったが、

Kindle版であれば700円(笑)くらいだったので、私も実際に購入してみた。

 

少し難しい英文なので、完璧には内容を把握できていないのだが、

(英語力に自信のある方は是非購入してほしい!)

ビッグ6と呼ばれる、体の部位別の極めて効率的な自重トレーニングメニューに加え、

“Kill the Gym”(ジムを殺せ)等と言った刺激的なワードも散見した。

 

今回は、この囚人コンディショニングの全体像を解説し、

最強の自重トレーニングメニューの作り方をお伝えするつもりだ。

個々の筋トレの詳しいやり方は別記事で一つ一つ説明するので安心してほしい。

 

 

・自重トレーニングなんて効果あるの?

 

腕立て伏せなどの自重トレーニングは基礎の基礎といった感じで、

本当に目に見えて効果があるのか、あなたも疑問に思っているのではないだろうか?

 

この動画を観てほしい。

彼は自重トレーニングだけで、ここまでの肉体を作り上げることに成功している。

 

 

[iframe id=”https://www.youtube.com/embed/-zrO0VXiZGU” align=”center” mode=”normal” autoplay=”no” maxwidth=”500″]
 

このチェコ人の彼は、公園の鉄棒等を使用した、

Body Weight Training(自重トレーニング)のみを行ったそうだ。

 

このブログ「細マッチョ部」の目的は、

「女性が好む細マッチョを量産」することなので、

ここまでの肉体は必要ない。

 

それに基本的に日本人は彼らと比べ筋肉はつきにくいので、

自重トレーニングのみでここまでのゴリマッチョになるのは難しい。

しかし細マッチョを目指すのであれば、自重トレーニングだけで全く問題は無い。

私自身も体感しているが、自重トレーニングのみで十分な筋肥大が可能だ。

 

 ・ビッグ6とは?

 

さて、この囚人コンディショニングの核となるビッグ6とは何か?

それは極めて効率的に、自重トレーニングのみで肉体改造するために組み立てられた、

6種目の部位別筋力トレーニングである。

 

それぞれの種目は10ステップで構成されており、

超初心者も取り組める簡単なメニューから、難易度の高いものまで、

段階的にステップアップしていくことが可能。

 

progressions

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それではひとつひとつ見ていこう!!

 

1. プッシュアップ(胸筋)系

 

腕立て伏せを基本としたメニューだ。

主にの筋肉を鍛えることが目的。

最終目標は片手腕立て伏せとなる。

onehandpushup

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画像参照元://convict-conditioning.com/convict-conditioning-push-up-progression/

 

2. レッグレイズ(腹筋)系

 

レッグレイズを基本としたメニューだ。

主に腹筋を鍛えるのが目的。

最終目標は、棒にぶら下がってのレッグレイズだ。

legraises

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画像参照元://convict-conditioning.com/convict-conditioning-leg-raises-progression/

 

3. プルアップ(肩)系

 

プルアップとは懸垂のこと。

主にに効かせる自重トレーニングメニューだ。

 

懸垂系のメニューは、鉄棒が無ければ出来ないのがネックだ。

近くに鉄棒の使える公園等があればそれを利用しても良いし、

一番理想なのはチンニングバーと呼ばれる器具を用意することだ。

こんなやつ↓

トータルフィットネス(TotalFitness) 懸垂マシン2 STM047

 

最終目標は片手懸垂だ。

onearmpullup

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画像参照元://convict-conditioning.com/convict-conditioning-one-arm-pull-up-progression/

 

4. ブリッジ(背筋)系

 

ブリッジ背筋を鍛えるメニューとして登場する。

最終的には、ブリッジの状態から直立姿勢まで持っていくメニューへ挑戦。

bridges

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画像参照元://convict-conditioning.com/convict-conditioning-bridges-progression/

 

5. 逆立ち腕立て伏せ(肩、上腕三頭筋)系

 

肩全体上腕三頭筋高い負荷で鍛えるメニュー、

それが逆立ち腕立て伏せ系トレーニングだ。

 

他のメニューよりも全体的に難易度が高く、上級者向けと言えるだろう。

プルアップ(懸垂)系やプッシュアップ(腕立て伏せ)系メニューに慣れてから取り組むのもいいだろう。

最後のSTEP10は片手での逆立ち腕立てとなる。

onehandhandstandpushup

↑画像クリックで拡大

画像参照元://convict-conditioning.com/convict-conditioning-one-handstand-pushup-progression/

 

6. スクワット(脚)系

 

下半身を鍛える筋トレとしては最も有名なスクワットも、

囚人コンディショニングのメニューの1つ。

 

人間の筋肉の7割は下半身に集中していると言われている。

よって、このメニューは避けて通れない。

最終目標は片足スクワットだ。

squat

↑画像クリックで拡大

 

・最強自重トレーニングメニューの考え方

 

Convict-Presses-bnw

 

さて、ここまで囚人コンディショニングの全体像を見渡してきた。

あなたが自重トレーニングをする際参考にすべきなのは、

紛れも無くビッグ6考え方だ。

 

1. プッシュアップ(胸筋)系

2. レッグレイズ(腹筋)系

3. プルアップ(肩)系

4. ブリッジ(背筋)系

5. 逆立ち腕立て伏せ(肩、上腕三頭筋)系

6. スクワット(脚)系

 

この6つの部位をバランスよく自重によって鍛えることで、

あなたの体は理想の細マッチョ体型へと変化していく。

 

囚人コンディショニングの公式メニューを必ずしもこなす必要はない。

このビッグ6から学べることは部位別且つ段階的に鍛えていくという考え方だ。

 

このブログ「細マッチョ部」では、

この囚人コンディショニングにおけるビッグ6の考え方を取り入れ、

本当に効果のある自重トレーニングを紹介していく。

もちろん囚人コンディショニング公式メニューも詳しく紹介していくつもりだ。

 

トレーニングだけではなく、栄養の知識や、

サプリメントマニアである私が厳選したサプリメントも紹介する。

 

最強の自重トレーニングブログを目指して私も戦うつもりだ。

あなたも是非私と頑張っていこう!!

 

では今回はこの辺で終わりにしようと思う。

最後まで読んで頂き感謝する。

また別の記事でお会いしよう^^

 

PS.

 

この囚人コンディショニングと海外サプリメントを組み合わせれば、

ジム並、いやそれ以上の効果を、自宅での筋トレで得ることが可能。

 

高い筋肉増強効果と脂肪燃焼効果に加え、副作用ゼロという、

天然の筋肉増強剤とも呼べるサプリメントが、アメリカから誕生した。

 

その最新サプリメントの名は「ファーミアマッスル」

私自身が実際に使って得られた効果を、以下の記事で詳しく画像付きで書いた。↓

 

3ヶ月で細マッチョ完成!!ファーミアマッスルの劇的効果

 

是非目を通してほしい。

関連記事

    • エクストリームパパ
    • 2016年 8月 28日

    初めまして、こんにちは。エクストリームパパと申します。ホームページ楽しく拝見させていただいております。私は昔から「もやし体型」で悩んでおりました。サラリーマンをしているとジムに行っている時間やお金もなく、ネットでいろいろ検索したらこの自重トレーニング記事にヒットしました。本屋に売っている自重トレーニングの本はぬるい内容のものが多く、うんざりしていましたが、本記事の囚人トレーニング内容を参考に1年間半くらい継続した結果、体重も7kgくらい増えてもやし体型は克服しました。サプリメントは使う予定はありませんが(笑)、いろいろ参考になりましたのでありがとうございました。

      • seiya
      • 2016年 9月 03日

      エクストリームパパさん、コメントありがとうございます!

      まず、トレーニングを1年半も継続させ、結果も出されたこと、本当に素晴らしいと思います。

      当ブログではジムに行かずに自重で劇的に肉体改造することを主眼に置いていますので、エクストリームパパさんのようなコメントは本当に励みになります。

      更新が滞りがちですがおかげでやる気がでてきました笑

      これからも情報発信続けていきますので、是非またお立ち寄りください!

    • さき
    • 2017年 3月 09日

    初めまして。筋トレをしたくてわかり易いものを探していたらこちらを見つけたので参考にさせてもらっています。
    質問なのですが、step1~10まで1日にやらないといけないのでしょうか( ´・ω・`)

      • seiya
      • 2017年 4月 26日

      さきさん、コメントありがとうございます!

      返信が大変遅くなり申し訳ありません。
      個人的な事情により、長期間ブログの更新、コメントの返事が出来ていませんでした。
      これから新記事の追加や、コメントの返事もしっかりやっていく予定ですので、是非よろしくお願いします。

      すべて一日に行う必要はありません。
      自分の出来る限界のステップをメインに行い、その後追い込むために2段階ほど順に下げて行うという方法が効果的です。

      当記事は更にわかりやすくリニューアルする予定ですので、よろしくお願いします^^
      コメントもまたいつでもお待ちしています!

    • ココ
    • 2017年 5月 27日

    説明中の画像にある片足スクワットは膝が90度以上曲がっており、膝への負担が大きく、膝を故障しかねないと思われるので注意書きなどを加えてみてはどうでしょうか。

      • seiya
      • 2017年 6月 06日

      ココさん、コメントありがとうございます!

      おっしゃる通り、ピストルスクワットは膝を非常に傷めやすいですね。
      加筆させて頂こうと思います!

      貴重なご意見ありがとうございました!

    • Alemayo
    • 2018年 3月 05日

    はじめまして本格的に筋トレを始めたいと思いここにたどり着きましたBig6を1日一つやっても効果が出ますか?

    月曜日プッシュアップ系
    火曜日レッグレイズ系
    水曜日プルアップ系
    木曜日ブリッジけい

      • seiya
      • 2018年 3月 07日

      Alemayoさん、コメントありがとうございます!

      囚人筋トレにおけるBIG6を1日一つずつやるのは効果的かということですが、

      極めて効果的なやり方だと断言します。

      これから本格的に筋トレを始められるということなので、筋肉と神経系がトレーニングに順応していくまで時間がかかります。
      回復にも時間がかかることでしょう。

      よって、一部位を週に1回というのは初心者さんにとって回復の面から見ても極めて有効な方法です。

      現在当記事のリニューアルに加え、囚人筋トレそれぞれのメニューを詳しく解説する記事を作成中です。
      当ブログも本格的に再始動しますので、ぜひまたお立ち寄り頂けると幸いです。

      どうぞよろしくお願い致します。

        • Alemayo
        • 2018年 3月 13日

        ありがとうございます😊

    • yoshi10
    • 2018年 4月 06日

    はじめまして。

    プルアップは主に広背筋、上腕二頭筋、前腕の種目です。肩と

    書いてしまうと主に三角筋のことなので、誤解の無いように訂

    正してみてはいかがでしょうか?

      • seiya
      • 2018年 4月 10日

      yoshi10さん、コメントありがとうございます。

      プルアップが肩・・・これは完全に間違っていますね・・・。
      読者の皆様に誤解を与え続けていたようです・・・。
      深く反省し、早急に修正致します。

      御指摘頂き誠にありがとうございました。