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富山新聞

愛唱歌を歌う児童=5日午前10時40分、金沢市犀川小

犀川小で開校記念式

2019/04/05 14:05

 石川県内の8市8町の公立小中学校計168校と義務教育学校2校、中高一貫校の県立錦丘中で5日、入学式が行われ、新入生が希望を胸に一歩を踏み出した。統合校である金沢市犀川小、加賀市錦城小では開校記念式、入学式がそれぞれあり、新しい時代を迎える年に新たな学校の歴史がスタートした。小松市那谷小では、唯一の入学生が元気よく抱負を述べた。

 

 東浅川小と統合した犀川小の開校記念式では、校歌とは別に、作家の林真理子氏が作詞、作曲家の三枝成彰氏が曲を手掛けた愛唱歌「晴れた日は」が初めて披露され、児童が三枝氏の指揮に合わせて歌った。

 

 愛唱歌には「犀川は流れてく 未来に向かって」「ゆずの木の下でしりとりをしよう」などと地元の地名や特産にちなんだ歌詞が盛り込まれた。

 

 式では野口弘市教育長が告辞し、荒牧秀樹校長に新しい校旗が手渡された。山野之義市長が式辞を述べ、清水邦彦市議会議長が祝辞を贈った。代表児童2人が「東浅川小と犀川小のそれぞれの良さを大切にして、成長していきます」などと決意の言葉を述べた。

 

 犀川小には、東浅川小の児童20人が加わり、2~6年生の児童は208人となった。入学式は8日に行われる。