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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]桜花賞 打倒ファンタジーへクロノジェネシス2枠4番

2019年4月5日 紙面から

 「第79回桜花賞」(GI・7日・阪神・芝1600メートル)の枠順が決まった。阪神JF2着、クイーンC勝ちのクロノジェネシスは2枠4番。やや内めの枠となったが、陣営は大阪杯でGI初制覇を果たした北村友に託し、1冠目を目指す。そのクロノジェネシスを阪神JFで破るなど、4連勝中のダノンファンタジーは7枠15番に。新馬戦でダノンを破ったグランアレグリアは4枠8番に決まった。馬券は6日から全国発売される。

 ダノンファンタジーへの雪辱に燃えるクロノジェネシスは2枠4番。その枠を確認した斉藤崇師は「内すぎるのは嫌だと思っていましたから、第一印象は『少し内だな』と。でも、偶数番はいいですし、あとはジョッキーがうまくさばいてくれれば」と願った。

 出遅れに泣いた阪神JFは、勝ったダノンファンタジーから半馬身差の2着惜敗。リベンジに燃えるこのバゴ産駒は桜花賞へのステップにクイーンCを選択。そこで好発から折り合う競馬を披露して勝ち、自信を付けての登場だ。

 「瞬発力を繰り出すために前半でどれだけ折り合えるか。そこを気を付けてほしい」と斉藤崇師。この中間も折り合いに専念。3日の追い切りでは、張り切って走る面は見せながらも順調な仕上がりをアピールし、主戦の北村友は「中身がしっかりとしてきました。能力は引けを取らない」と意気込んだ。

 北村友は3月31日の大阪杯でアルアインを勝利へ導き、悲願のJRAGI初勝利を果たした。「この馬にはデビューから乗ってくれているし、大舞台でも動じることのない騎手ですから」と師からの信頼は厚い。波に乗る鞍上を味方に戴冠へ。クロノジェネシスが4番ゲートから打倒ダノンファンタジーを狙う。 (栗東取材班)

 

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