外来植物のリスク評価と蔓延防止策  
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■外来植物図鑑

 

ニセカラクサケマン

科名
 
和名
ニセカラクサケマン
学名
Fumaria capreolata L.
写真
ニセカラクサケマン   ニセカラクサケマン
解説・説明
 ヨーロッパ原産。ケシ科カラクサケマン属の一年草。白い穂状の花をつけ、横に良く広がる被覆力が強く、大群落になることがある。葉は裂片の幅が広く,縁が丸くまきこむような感じになる。花は白で先端が濃ピンク,萼片は花の1/2で花の側面に付く。果実は下向きに曲がる。

  よく似た薬用植物に、セイヨウエンゴサクがある。セイヨウエンゴサクはヨーロッパ原産の外来植物であるが、まだそれほど広がっていない。花の形はニセカラクサケマンとまったく同じであるが、色はピンクで先端が濃紫,萼片は花の1/3,花の下側に付く,果実は斜上する。セイヨウエンゴサクの葉は裂片が細く、まきこむような感じではない。ガラス室で栽培するとこぼれ種から雑草化し、地表面をびっしりと被覆したが、永続性があるかどうか不明である。
化合物名
 
化学式
 

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