50mm 鉛遮蔽容器
放射線を遮蔽するには、比重に大きな金属が必要になります。鉛は、比較的、入手しやすい金属で、比重が重く、効率的に放射線を遮蔽することができる金属です。しかし比重が重いため、小さな容器でも20kg, 50kg、大きな物では、数百kgという重さになることがあります。
たろうまるの鉛遮蔽容器は、組み立て式を採用しています。全体ではとても重いのが鉛容器ですが、分割できるため一人でも移動ができる利用しやすい容器になっています。
こちらは鉛の遮蔽厚 50mm タイプ、総重量 72kg です。一つひとつの重さは、20kg 程度ですので、男性であれば、組み立てることができます。
鉛容器の下部にケーブルを通すための穴(10x10mm)が開いています。この穴が必要ない場合には特注で埋めることもできます。(お問い合わせ)
20mm 鉛遮蔽容器
20mm 厚は、小さなサイズ( 10,000 Bq 程度)の線源保管用に最適です。
線源を入れた場合、20mm 厚の外部では、放射線測定器の反応は、ほとんど見られなくなります。重さは、約20kg です。 ご家庭や研究所などでも、手軽に利用できるサイズです。
鉛容器の下部にケーブルを通すための穴(10x10mm)が開いています。この穴が必要ない場合には特注で埋めることもできます。(お問い合わせ)
放射線の鉛による遮蔽効果
鉛による放射線の遮蔽効果は、放射線を出している物質によって、変わります。
セシウム137 の場合、50mm 容器の場合、1/100 以上に低下させることができます。100,000 Bq の線源をいれた場合、外部で、放射線測定器を使って計測は、ほぼできなくなります。
20mm 容器の場合には、10,000 Bq 程度のセシウム線源を、ほぼ人体に影響がないレベルまで遮蔽することができます。
10
20
30
40
50
60
70
80
90
100
0
1
-6
-5
-4
-3
-2
-1
Cs137の遮蔽率 | |
Ra226の遮蔽率 | |
Co60の遮蔽率 |