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【ドラニュース】

福田5階席弾!!ナゴヤD竜1号 開幕ベンチの京田も続き5割復帰

2019年4月5日 紙面から

中日-広島 2回裏1死、福田が先制の左越えソロを放つ=ナゴヤドームで(小沢徹撮影)

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 2本の今季初アーチで5割復帰だ。中日・福田永将内野手(30)が4日、広島戦(ナゴヤドーム)の2回に左翼5階席への先制ソロを放てば、京田陽太内野手(24)は6回に右翼へのソロ本塁打。開幕スタメンを逃した2人の活躍もあってチームは今季初のカード勝ち越しを決め、勝率を5割に戻した。5日からのヤクルト3連戦(神宮)で貯金生活を目指す。

 意地の気持ちを乗せた打球が高々と舞い上がった。長い、長い滞空時間。打球は広島ファンの赤色で染まった左翼席をはるかに越える5階席の最前列に飛び込んだ。打球の行方を見守っていた福田は、悠々とダイヤモンドを一周。貴重な先制弾は本拠地での今季チーム初本塁打でもあった。

 「切れるかなと思ったんですけど入ってよかったです。まさかあそこまで飛んでいるとは…。びっくりでした」

 打った本人も驚きの一発が飛び出したのは2回1死だ。広島・岡田の初球、待っていた152キロの速球はファウル。「これでも差し込まれるんだ」とタイミングを修正して、2球目の151キロ速球を振り抜いた。ナゴヤドームの5階席弾は昨年のアルモンテ以来だが、日本選手となると数は少なくなる。金本知憲(当時阪神)や松井秀喜(同巨人)、福留孝介(同中日)ら名だたるスラッガーたちと肩を並べる特大アーチだった。

 対戦相手の岡田は福田にとって“お得意様”だ。過去2年で10打数5安打1本塁打の打率5割。昨季だけに限れば5打数3安打と打ち込んでいた。今季初対戦で一発を含む2安打をマーク。与田監督は「素晴らしい飛距離。チームやベンチが元気になるホームランだった」と選手会長の活躍を手放しに称賛した。

 

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