米男子ゴルフツアーのマスターズ・トーナメント(現地11~14日・米ジョージア州オーガスタ)に初出場する金谷拓実(20)=東北福祉大3年=が3日、仙台市の同大で渡米前日記者会見に臨み、一緒にラウンドしたい選手に2015年大会覇者でメジャー通算3勝のジョーダン・スピース(米国)を挙げた。
金谷は大学の先輩・松山英樹(27)=レクサス=以来となる日本人ローアマを目指す。
冬場は松山の勧めで筋トレに励み、飛距離が10ヤード伸びたという金谷。過去3年の大会映像を何度も見て「ここでプレーするのかと思うと、怖くなってきた」と武者震いしつつも、表情は明るい。スピースはコースマネジメントと小技で勝負するという点で自身のスタイルと重なり「目指している選手です」と明言した。
現地入り直後の5日には松山と合流し、一緒に練習ラウンドをする予定。英語はまだ勉強中だが、国際感覚を身に付けるため、現地キャディーを起用する。 (大西洋和)