中日のドラフト1位・根尾が3日、ウエスタン・リーグの広島戦(由宇)に「7番・遊撃」で先発出場し、5打数1安打だった。7番は開幕15試合目で初めて。9回の第4打席で平岡の138キロの速球をたたき、中前打を放った。2回2死三塁の先制機ではスタンドから大きな歓声が上がったが、先発・ケムナの速球に押され、打球は左翼フェンス手前で捕球された。第2打席は三振、第3打席は中飛、第5打席は三邪飛に倒れた。開幕からスタメン出場している根尾は1番打5試合、2番で9試合に出場したが打率が1割台と低迷。「いろいろな打順を経験させてみる」という小笠原2軍監督の方針と気分転換を込められ7番での起用となった。