ぐりこさん

私が言いたいのは、どちらの差別を見えなくするかではなく、どちらもちゃんと見ましょうよということです。環境が整い、個別の対応をきちんと配慮すれば問題ないわけですよね？そしたらそれを先に言って欲しかったと思います。ただ差別だと言うだけでは、納得できません。→

しかし小宮先生からこのような返答を頂けたので安心しました。お付き合いありがとうございます。あと私の不注意申し訳なかったです。https://twitter.com/frroots/status/1113447540802838529?s=21 …

そもそも当事者の方はこれまで「環境を整える」ためにさまざまな運動をしてきており、今回も自分たちの状況を必死に説明していましたよ。にもかかわらずそうした現状も知らず説明も聞かずに女性の権利の侵害者のように扱う人がいることの中にも「構造」があるのだということを考えてほしいと思います。

うーーん。そこは当事者の方と支援者の方が言っていることが異なっていたり、当事者の方の運動自体のことではなく、社会の女性差別への取り組みが少なすぎることも関わっていると思います。とにかく「もう被害には遭いたくない」という強い気持ちから聞けない状態だったのではないかと。→

→小宮先生の言う「構造」がどう言うものかよくわからないのですが、例えば「生まれた性と違う性で生きたいなんておかしい」みたいなそう言う下手な二元論のようなものでしょうか？

そうです。出生時に判定された性と異なる性で生活することが想定されておらず、そうしようとする人が大きな生活上の困難を被りまた逸脱者の扱いを受けることになる様々な規範の複合体のことを取りあえず性別二元論の「構造」と呼んでいます。

そう言う人もいるかもしれませんけど、少なくとも私が話した人たちの多くは、自分が女とされてしまったけど、別に女として生きたいわけでもなく、かと言って男にもなりたいわけでもなく、社会のジェンダー規範がしんどいと言う人が多かったので、そういう二元論的な人は多いとは思えないです

それぞれ自分の思うライフスタイルで生きられるとよいと思っている人の方が多いんじゃないかと思います。