VOL2

1923年、そのUMAの保護法が出来ました。

←ミズカキとクチバシを持つカモノハシ(可愛いゾ)

写真は「NEWTONプレス」より

後ろ足に毒腺があるので、
敵に後ろから襲われた場合に有効のようです。

上の写真のように持つ時は、丁寧にすれば大人しく、
人にも慣れ易いとか。

サイテス1種:取引禁止でペットに出来ないから注意。
寿命は10年ほどだそうです。

結局、生きたカモノハシを調査して分かった衝撃的な事は、

体温が一般哺乳類より低い

ことでした。

これは結構重要です。

←お約束:絶滅近い分布図

「NEWTONプレス」より

結局、爬虫類から哺乳類に進化した中間の生命体
(だから体温が低いのだ)
特殊な生活環境の中でなんとか生き延びた生きた化石として、
現在も調査が進められています。

毒持ってたこと、みなさん知らなかったでしょう?


最初の頃で書いた「そこのキミ、ハサミ」で付けた痕跡が、
大英博物館の標本に今も残っているという……。

(実は本当らしいby河出書房新社・びっくりデータ情報部編「こんなトンデモ生物が実在する」)

結局、UMAが発見されてから認定(認知)されるまでには
物凄く時間が掛かるんだよね。

日本に居ないかなぁ……(ボソリ)


“歴史上最短の学会発表”は、
イギリスの生物学者が学会会場へ電報で送った
「カモノハシは卵生、胚は盤割」というもの。

って話があったんですが、
元本を見つけられませんでした。

まさぞう先生=医師=より

<問題>

さて、更にクイズです。毒を持っているのはオスメスどっち?
どうして性別で偏って(かたよって)るのかな?
必要性を述べよう。生活史を調べてみると分かるかもね。

カモノハシおしまい



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