正体はサイ?なにそれ。TVや本では語られない内緒の話がスパークする!!!
やはり、直接聞くのが早道なのさ。

モケーレ・ムベンベ特集

生物を扱う研究者が注目するのは食性・睡眠・生殖。
当サイトを初めから読んだ訪問者にはさんざん既出のコマンドですが、
「食う寝るエッチ」を元に推測したりしているかどうかで、
そのTV番組なり書籍なりに信憑性が高いかどうかが判断できます。(否定も肯定も)

コンゴの怪獣、怪物…モケーレ・ムベンベ。恐竜・ブロントザウルス型の怪物といわれています。
現地では「肉食ではない怪物」と語られているのも印象的だ。
本当に恐竜の生き残りなのか!?すご過ぎるのでは!?
当時、企業達から資金や機器を集め現地調査に赴いた早稲田大学コンゴ探検隊。
参加された大御所探検野郎NONOさん(野々山さん)にもムベンベ見解の記事を寄稿して頂きました。

そして探検隊リーダーの高野さんからもメール内容の一部を抜粋。
お会いした時には内緒の話を聞いてきます。さぁ、真実に迫ってみましょう。

恐竜の生き残りの情報が入る!

=まことしやかに語られるイメージ画

↑南山宏著「謎の巨大獣を追え」より

この怪物、一般の書物でも大きくページを割いて取り上げられる事が多い。
実際に居る可能性が高いと期待されているからであろう。
怪物騒ぎはアフリカのゴンゴ地方の奥地、テレ湖です。丸い湖で水深は200メートル。
アメリカのレガスター探検隊の調査では水深100メートルとなっています。

=テレ湖・矢印位置

↑謎の動物の百科今泉忠明著2000円データハウス社/P137より

ネッシーをはじめとする首長竜タイプが「居るわけない」と言われてます。
その知識人等の否定論は大変浅いような気がして(湖/海の科学で語ります)、
それじゃ生息環境が違う恐竜タイプ、人間が把握しにくいジャングル奥地に
住むとされるムベンベはどうなのか?新しい期待が生まれるのではないでしょうか。

=謎多し湖(後述)だということを忘れてはダメ。テレ湖に浮かぶ背中

写真引用:ムー特別編集シリーズ:「UMA」学研

<簡単な経緯解説>

原住民の間で伝説として伝えられていた怪物がいる。
そういった「神話」を調査していた欧米の探検家達。
(探検家=当時は国家事業なので王様から派遣されたりした)

1776年

フランス人宣教師=リーヴァン・プロワイヤール神父がゾウほどもある鋭いツメのある足跡を発見。
(ゾウにはツメ跡が無いので気になった)
これは「フランス伝道団回顧録」に記載されているそうだ。

その後、同地を訪れた人々も続けて見かけるため噂が広がった。以下は報告があった一部の人たち。

・「アフリカ冒険記」のイギリス貿易商アロイシャス・スミス、
・ドイツのリクアラ=コンゴ隊のフライヘル・フォン・シュタイン隊長、
・ドイツ植民地行政長官のレオ・ワォン・ボフバーガー博士、
・フランス領主任狩猟検査官ルシアン・ブランクなど。

しかし現代科学を利用した調査が行われなかった為、しばらく情報が無かった。

1959年

現地のピグミー族が怪獣を殺して食べた。

1980年

アメリカのシカゴ大学微生物学者ロイ・マッカル博士と
ワニ生態学者ジェームズ・パウエルが噂を確認しようと探検。

1981年

有名なレガスター調査隊が赴いた。

世界に広めたキッカケとなる彼らは、なんとアメリカ・元NASAジェット推進研究員だった。
月へ無事に人類を送り込んだためアポロ計画が縮小、ちょうど暇になってしまった頃であろうか。
(月探検からコンゴ奥地へ送り込まれたのか…)

不鮮明だったがいくつかの写真を撮影した。下に有る写真と同じような感じで泳いでいたそうです。
更に怪物の鳴き声…音声を録音した(下記に分析図)。

1983年

「我々は古くから現地コンゴに伝わる怪物モケーレムベンベが
恐竜の一種である証拠を掴んだ。今後の本格調査を望む。」

これは世界に名だたるAP通信が配信した、先のレガスター調査隊の発表。

そして…

「我々が目撃した動物は古くから原住民に恐れられるモケーレムベンベ、
その形態は中生代に栄えた草食恐竜に酷似している。」

↑コンゴ人民共和国・水産省の生物学者マルセラン・アニャーニャ博士が
政府に報告した公文書(1983年)。

こうして、やっと1歩踏み出した話が出てきたため探検隊が勇んで調査に出向きました。
しかし人間が行くだけでも大変な場所。

=アメリカ人類学者K・ダッフィー撮影公開

↑未確認動物UMAの謎・並木伸一郎著/学研P108より

辿りつけなかった探検隊までありましたが、
なんとか現地まで到着し調査されたデータがシッカリ残っています。
さて、幸い怪物の声(吠え声)が録音されたので分析。
結果は「既存の生物の声と一致しない」という驚愕なもの…

↓アメリカ・カリフォルニア州のボーグワーナー動物生態研究所

←左サイ、右ゾウ
←左ゴリラ、右カバ
←謎の咆哮(ムベンベらしい)

↑謎の巨大獣を追え、南山宏著廣済堂890円/P31より

やはり怪物はい、いるぞ!!!

伝聞によると怪物を食べた現地の人も居たらしいので、
どうやら複数の固体個体が存在しているのではないか?と推測。
恐竜の生き残りと思われる怪物が子孫も残しているほど居るかもしれない!!!
これは謎学が好きな方じゃなくとも嬉しい話ですよね。

▲文字指摘:ピロリ菌さん

しかし食べたせいで食中毒で住人全員が死滅してしまった村もあったという。


冷静な疑問として、村人全員が死んでしまっていたなら、
どうして死んだのに”食中毒で全滅”などと伝聞されているのか?
・・・と皆さんもツッコみたいと思いますが、ここは敢えて、助けに行ったレスキュー隊の方が、
死にかけた村人から、かろうじて聞けた…と推測します。

TVや映画、マンガ、小説でよくあるダイイング・メッセージを聞くというヤツです。

・ダイイング・メッセージ=亡くなる直前に犯人のヒントを言い残す。で、犯人逮捕。

・レスキュー隊=近隣の村人さん(笑)。ハイテク装備でないだけに苦しいですが。


ちなみに、その死滅した村を探し出せば食い終わった後に残された骨が
発見できるかもしれない…などと考えてしまうのは私だけじゃないでしょう。

早稲田大学探検隊レポートでは全滅した村の近くに2つの村があり、
それが伝聞の元となっているそうだ。

ということで各国の探検隊も色めき立ち学術争奪戦となりました。
しかし我らが日本は…見つかればお金を湯水のように使うくせに(←シーラカンスのように)、
見つかるまではてんで何もしないという他力本願の日本の支配者層。

ところが珍しい事が起きました。

1988年

日本でもエジプト調査の吉村教授などでも有名な大学、
世界の不思議なことを実際に調査している早稲田大学探検隊が乗り出しました。
一人70万円実費は自腹。負けるな日本、負けるな早稲田大学探検隊!!!
各企業に働きかけて資金や機材を調達し詳細なレポートを作りました。白熱するか、ムベンベ…


ネッシーやムベンベを筆頭に目撃者でも”学者”がいます。
「なんとなく胡散臭い」という態度を示す事が多いらしい。
だからといって捏造や名誉(手土産)で作った話とするのは
いつものオカルト王道パターンで避けて欲しいと思う。

探検は他のオカルト以上に労力がかかり、労力をかけていない人がアレコレ言うのは慎重に。
数々の文句で、それで偏屈になってしまった目撃者は多いはず。
学者でさえもね。勿体無いです。



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