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2011年~13年目~

このサイトは、世間一般に流れている科学的な基本の話を、「今更聞けない」釣り人用に書いてみたものです。
同時に「磯投げ情報」という雑誌の執筆者としての初期連載の校正前原稿を公開。「サカナの行動学」というタイトルでした。
今は「サカナにまつわる科学な話」とタイトルを変え、現在も尚、連載を続けさせていただいています。話は幅広く、応用も多くなりました。

科学話というのはネタ切れが少ないです。どんな釣り人だって使えるし、応用できるので、実は業界にとって貴重なネタなんです。
でも、意外と科学話は少ない。どうしてなのでしょうね?

通常、科学者といわれる人々は、学会で論文を発表してお仕舞いです。大学や研究施設なりから研究予算をもらえればいい。
だから後の啓発には力を出しません。これは悪いわけでなく、お金にならないから仕方が無いのです。

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このオリジナル原稿シリーズは最初に思いつくまま書き上げた校正前のものです。
それは全体像を見る為に文字数を規定より多目に書き、修正・加筆・削除を進めるもの。
従って採用されるはずのない下手なイラストや失敗写真が炸裂していますが、
そういう主旨なのです。
編集部さんに上げる前、作者も日にちを開けて読み返し校正して行きます。

この後提出し、編集長さんと誤解可能性を話し合い、表現を解りやすく工夫しなおし、
文字数を規定数に合わせていきます。プロのイラストレーターさんがスケッチを綺麗にし、
併せてスケッチ説明を修正したりして、かなりの行程を経て贅肉文章を削げ落とし、
雑誌に載せる見事な原稿になります。

以前、小説作家のサイトでオリジナル原稿をよく拝見していました。
現在、自分の書いた釣り原稿をサイトで公開できることにより、
「ああ、これはネット時代ならではのものなんだなぁ」と感じます。

最初のオリジナル記事と誌面発表したものでは文章表現やレイアウトが別物です

昔ネットサーフィンして読んでいた作家たちのオリジナル原稿。
こういったものを公開している作家の持つ意味・気持が、
おぼろげながら分かるようになった気がします。

その気持とは、修正される前の最も最初の原稿を残したいというもの。
編集長さんと質疑応答を繰り返し、リクエストに応えた後の洗練された完成原稿は、
本を取り出して繰ればいつでも見れますが、何もしていないのも捨てがたい魅力が有るもので。

▲まったく校正が無かったケースがありますが、それは新聞の執筆記事でした。
今まで不思議に思っていなかったのですが、当時の自分、
その文章力の方が勝っていたかもしれませんけれど、
新聞社の(一般とは比較にならない)責任云々が影響してるのかもしれない。余談ですが。

しかし原稿はなんであれ、商用雑誌などに発表されて稿料を頂くと、
出版社に著作権が移動(帰属)しますから、作家等のサイトで公開するのは、
実際、黙認といったところでしょうか。

そこで私も執筆者として残してみようかなという欲求みたいなものがフツフツ。

磯投げ情報誌上で連載するのはサカナの行動学で1年の長期ものです。
今の所、完成原稿は中々順調です。(キャッチアンドリリースのみ飛び号のオマケ)

発売と同時、又は先に公開するのはマナー違反というか、
販売にも影響してしまうでしょうから、
次の号になった時点(記事の〆切りの2ヶ月後)でサイトで出すように考えました。

オリジナルと公開原稿の違いは買った人じゃないと分からないでしょうけど、
私の1990年代の釣りオリジナル原稿達は400字詰めのものが何枚という感じで
原稿用紙なので押入れの何処かにしまわれホコリを被っています。
勿体無いと思うのは書いた本人(私)だけですが自己満足も個人サイトの性。

さて、頑張らねば…と自分に言い聞かせます。原稿を出せる有難さを胸に。
こうやって過去の記事をあげていると懐かしさもひとしおです。

この原稿アップは、親UMAサイトではやらずにJALサイトでのみ。
お~、オリジナル・ラインらしい雰囲気です。




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