海と河川湖沼の行き来に必須の塩類細胞の働き
挨拶を兼ねて、汽水の話を致します。海水←→淡水の移動には大変な物理的困難さがあり、
物理系の方ならその難しさが分かるはず。なぜ出来るのか…その秘密は知られざる塩類細胞。
その動きにより急逝が多いケースを発見!?他です。
海水・汽水域・淡水への対応の破壊力 |
<新シリーズご挨拶>
「サカナの行動学」から”行動”が外され、幅広い題材が扱えるようになりました。
名づけて魚にまつわる科学な話。
水の濃さへの対応
この号が発売される同じ25日、最先端の渓流釣り'08(年刊誌)が本屋さんに並びます。
その中で「海と川を行き来するサケの仲間たち」を解説するのですが、生態なんかの題材は、
どんなに工夫しても私に与えられた一回の誌面では収まりません。少し触れるだけです。
ああ…、磯投げ情報だったらなぁ……。
しかし、海と川を行き来するのはサケだけじゃなくアユもいるし、クロダイやスズキだって汽水域に棲む、
ギンガメアジの子供を中心とするヒラアジの群れたちだって汽水と海を行き来します。
ウグイは渓流から河口まで棲んでますし、エイは普通に河口で釣れ、サメは川に出た~と大騒ぎ。
これらは、報道された、聞いたとしても多くの方々は「慣れたんだ」で済ませていますが、
淡水と海水の世界は馴染みましたでは済まないほど、物理的にありえない程に違います。
台風や大雨で流されたフナやメダカが、どうして河口や海で生きながら見つかるのか、
慣れで済ませれるほど簡単に浸透圧は克服できません。
よし、新展開のタイトルならば、気にせずに解説できるではあ~りませんか。
それにサケマス解説を避け過ぎていましたので、水の本質を語るには、片手落ちになっていましたし。
生物相が豊富な海から、河口の3分の1海水である汽水、果てはエサの少ない淡水の河川へ移動するのは、
慣れというのは分かるけど、慣れの科学的な根拠は何だろう?
海水と淡水では味や匂いも違う
そもそも淡水は中性、雨はやや酸性、海水はアレコレ溶け込んでいてアルカリ性。
サメは血の味が好きで長距離からでも感知するって言うけど、淡水では味や匂いはどうなるんだろう?
海水は塩を主成分にしてるので塩っ辛いですよね。濃い海水から薄い淡水へ、そのサメが川に入ったら、
薄い血の味ですら感じていた高性能な感覚器官をもってるだけに、正常に血と判断できるのでしょうか。
血ではなく別物と思っちゃいそう。海水と淡水、そうです、味や匂いという基本から違ってくるでしょ。
そして、浸透圧も違います。
浸透圧っていうのは濃い方から薄い方へ移動する力で、理科の教科書が悪いのか、
どうも理解し難い項目みたい。私達は水を飲めるけど、海水を飲み続けると脱水症状で死にます。
体の中には液体がいっぱいあり、人間は血液・リンパ液を筆頭に唾液や胃液などがあるけど、
全てが一定の濃さになるよう保たれてる。ゆえに海水を飲み続けると、体液の濃さを保てなくなり、
細胞単位で活力を失ってしまうのが浸透圧違いのせいだ。
砂糖をコップ水に入れて放置すると全体が甘くなるよね、その広がる力が浸透圧で、
物質によって力が違うの。つまり簡単に言いかえれば、海水を飲み続けると喉が乾くので気をつけてね
…という感じだな。いや、いまいちだ…うむ、ナメクジに塩かけて遊ぶなよ、が好いかな。
じゃぁ、カタツムリは良いんですか、って。砂糖だったらどうなるんですか、
同じように干からびるよ…たぶん……。先生、多分って何ですか、自問自答。
うむ、海水を2倍に濃くしたら泳げない人でも浮いちゃうよね。
究極に海水を濃くしていったらドロ、さらに極めれば、コンクリートだね。解りましたか?
解りません。あ、そうそう、半透膜の風船に濃い水を入れて、純淡水に浸すと大きくなるんだよ。
いな…あ~でもない、こ~でもないブツブツ……つぶやく私。
(理科を嫌いになった理由を思い出した気がする)by読者の心。
海タイプと川タイプの姿
人間が海水を飲みつづけても、普通の水のようには決してならないし、慣れる程度ではマジメに無理。
生命を左右。海水を飲んで生きていけるようになるには、体全体を作り直さねばならないほど。
もうソレは人間じゃないです。アザラシやクジラみたいにならないとね。
彼等は大量に食物から水を取り入れて、何とかなっています。
一方、魚は先に書いたように、何種類もが海と川を行き来したりしています。
スズキ・クロダイ・ヒラアジ系なんかは、河口底に流れる塩水クサビを利用して
慣れていると想像しやすいですが、アユやワカサギ、サクラマスなどは完全淡水の中上流にも遡る。
体が完全移行してるから”慣れ”程度ではない。
でも、見た目がアンマリ変わらないじゃないですか?いえいえ、例えばサケ科なら随分違いますよ。
…作者写真
↑淡水に棲み体側には小判型幼魚班パーマークがある陸封型アマゴ(ヤマメ亜種)。
↓海に棲んでいた降海型サツキマス。斑点は無くなる。両者とも大きさが30cmちょいです。
=大きさに余り差はない。
とはいえ、魚の種類は専門に釣る人じゃないと中々判別し難いですよね。
本当の違い
サケ科の厄介なところに、湖に住むと、外見も海型に似てくる傾向があります。
身も赤くなってたりしている。ウロコも判別しやすいほど降海型・湖沼型は目立ち銀色に輝いています。
こんな感じが通常の区別の仕方で紹介されているレベルでしょうが、困ったです。
これでは海水と淡水に棲む体の本当の違いが分かりません。降海型と陸湖型はソックリなんだし。
まさかパーマークが海水型と淡水型を分けてるスーパーウェポンなのだろうか。
あの小判型の模様が、そんなに凄まじい効果を発揮するだなんて、さっそく腕にマジックで書こう。
これでボクたちも半漁人になり、深海のドームで浦島太郎みたいにフィーバーできるかもよ。
…と勘違いしている渓流釣り師も現れている現状において、過去の「海水慣らし実験」を紹介しましょう。
当時、降海型アマゴであるサツキマスの発見者:俵先生、73歳になられる氏は水産試験場での実験で、
オスは黒化して死亡、メスだけが馴染んだと思い出す。
これが♀降海説の始まりになったことは内緒だけど(今だに「つり人社」では、そうなっててビックリしたが)。
実際は”秘密の細胞”が頑張って、オスでもメスでも海水に馴染むけど、増殖スピードが♀有利という、
同じ状況でも差が出た研究データを出したのが'95年の私だったりするけど、医学目的研究のせいか、
水産界隈で取り上げられることはなかった。その秘密の細胞の名は塩類細胞。
塩類細胞というのは、魚体内の浸透圧を安定させるために働く特殊な細胞。エラの付け根に陣取ってます。
最後まで読まれたら是非とも同日発売の渓流誌面と見比べてくださいね。
知識を重ねれば、たった2冊だけで貴方も専門家レベル♪
=慣れで済ましてはイカン。ポイントはやはり鰓だ。
ところで最近、その俵先生に紹介された掘さんがいらっしゃいます。
70後半になられ、西三河漁協/三河一色さかな村のトップで、本連載に役立ちそうな情報、
特に変わった魚やネタを提供していただけるよう、ご挨拶をしにいく予定です。
場所が遠いのが難ですが、今年放映された映画「早咲きの花」の浅丘ルリ子役はこの方の妹さんがモデル。
余談でしたが、こういった人脈が私のようなショボイ研究者でも大きな強みなのです。なんちって。
塩類細胞の増減変化中に刺激を受けると全滅
魚資源枯渇の理由の一つに魚の大量死があります。最近の実験・研究では、その原因を探っています。
特に化学物質でも濃度が非常に低く、致死量の数分の1でも大量死のケース。通常の原因不明のもの達。
養殖し難い魚というのは、水圧や温度に敏感、浸透圧やPHに敏感、病気に弱いと原因をあげられますが、
私の研究では、ヤマメに海水を感じさせ、塩類細胞が増えてくる期間に薬品やPHのショックを与えると、
非常にあっけなく死に易い事が分かってきました。治療手段がないほど激しく急に死亡します。長くて1日ほど。
何が言いたいかと説明しますと、よく「魚の大量死」と報道される場合、化学薬品や溶存酸素量など、
原因が特定しやすいもので説明されますが、分からない場合が多々起きていまして、それは秘匿。
で、水槽内実験では、塩類細胞の増減中にショックを与えると、すぐに環境を回復させても、
治癒せずに死んでいくことが多々再現できました。明らかだった傾向としてオスよりメスのほうが強いです。
サクラマスはメスが海へ降りてオスは降りないと言われたのは、これが関わっていた所以と思う。
”海水に比べて非常に薄い塩”を感じさせてエラへの変化が現れたら淡水へ戻しても簡単に窒息して死亡。
淡水でも海水でも、酸素も豊富、PHも大丈夫な場所なのに、原因不明で何故大量に死ぬのか?
その答えの可能性ありかと調査を進めていたのです。これだったのかっ!と思いました。
でも、逆に海水から淡水への馴染み中のショック死はどうだろうと、クロダイやスズキで実験すると、
塩類細胞系の増減中でも皮膚や柔らかいヒレ部分が痛んで行く程度で、淡水魚と比較にならないほど強い。
いずれは死亡するにしてもね。とすると私は淡水魚の大きな知られざる特徴をを発見したのでしょうかね?
カニの脱皮直後は非常に弱いという現象と同様、魚にも非常に弱くなる時期・状態が存在する、
…という事が分かっただけでも対策は立てやすいですから、挫折せず、少しやる気になっていました。
ところがどっこい、同じ海に棲むボラは弱かったりするので、まだまだ研究しなければなりません。ふぅ。
こんな論文調の専門解説を書いてましたら、これはいけません。3倍体でページを繰られてしまいそうです。
まとめれば、海と川を行き来するレベルでなくとも、海水が雨で薄くなったら、
素早く濃度の安定した深部へ移動する魚、エラにある何らかの細胞が増減したりしてクリアーする魚
(多くは浅瀬に生息するものと推測できる)、味や匂いに対する感覚を変えるもの、
塩類細胞の増減中にちょっとの刺激で死んでしまうもの…と色々いそうです。
餌を食う気になるはずのマズメ時なのに、潮どまりでもなく一切食わなかったりの(アタリもない)経験は
多くの読者さんにもあるでしょう。
魚の気まぐれな性格とされても、通説で済ませるのではなく疑問を持って調査・考察すれば、
何らかの科学的根拠を見つけれるかもしれません。これを真似して、仕事でも同僚でも先生でも、
是非、指示や命令に対して疑問を持って考える…をしてみませんか。
今回は挨拶・紹介を中心にしましたが、今後はもっと上手く案内するため工夫していきます。
今後も宜しくお願い申し上げます。
前回の終わりに書いた「クジラの年齢の計り方(冗談)」。
ジョークと付記しているけど、ひょっとしたら、今回のソレを楽しみにしている方がいらっしゃるかも。
念の為、メイン(UMA)サイトで書いてるものを使って触れてみますと……。
写真:アラスカプラット博物館 クジラの年齢の測り方:肉食である歯クジラ類はマッコウクジラをはじめシャチがいますが、 年齢を計る場合には、年々成長する”歯”の断面の層を調べます。 1年に一筋の層ができるので、それを数えて推測します。そう、材木の年輪と一緒です。 一方、歯のないプランクトン食のヒゲクジラ類にはシロナガスクジラやザトウクジラ、 日本近海に馴染みのあるコクジラが有名ですが、彼らには歯がないので、目の後ろにある耳、 その中にある塊=(耳石というけど世間的には耳クソ)の年々積み重なって出来る層を数えます。 シロナガスでは120年を超える人間並みの長寿を誇っているそうですよ。 体重の測り方:シロナガスの世界最大記録が体長33.58m、体重が約200トンとされています。 体長は33.58mって正確なのに、なぜに体重だけは”約”なのか? いっぺんにハカリに乗せることが出来ないので、肉塊を切ってそれぞれを計り、 流出して損じた血やリンパ液などを5~6%として差し引いて導き出します。 現在、金をかければ、飛行機の重量測定と同じように出来ます。海から飛行機メーカーへの搬送が大変。 クジラのヒゲは、普通にいう[ひげ]とはまったく別のもの。 クジラは海に戻った哺乳類で、その移動の何らかから歯が退化してなくなり、 上あごの歯肉の部分が逆に進化して、人間で言うと爪のような角質が口内に並んでいるのです。 プランクトン(主にオキアミ)食に都合がいいように出来てるのですが、 魚のエラのように水を濾して(こして)、プランクトンだけを取り出します。 クジラ類の中では意外と少数派で、超有名なシロナガスクジラ、ザトウクジラを筆頭に、 ナガスクジラ、イワシクジラ、ミンククジラ、セミクジラ、コククジラなどがいます。 ヒゲクジラ亜目は10種、ハクジラ亜目は66種(マッコウなどの普通の歯のやつ)。 ちなみに動物の体毛は、爬虫類などのウロコ、人間の産毛、鳥の羽、 みんな同じ進化、皮膚から変化して出来たものなんだ。 |
えっ、(同じような雰囲気で)変わってないじゃん?と思った貴方・貴女、フフフ…それが違うのですよ。
例えば干潟なんかは、誰もが水質浄化に役立っていることはご存知ですよね。
干潟の話をした際には、強引に魚の行動と結びつけ、プランクトン量と酸素量などを展開したり、
魚の一日の遊泳範囲などを出したりと見えない努力があったわけですが、これからは違いますぜ!
干潟なら保全活動で人生を変えた人の紹介も出来ますし、水質浄化なら貝のカキを題材にしても可。
好い話を作っても、行動学と重ならなければ埋もれさせざるを得なかったです。それがどうですか。
ここは新展開の一発目、埋もれてた面白い解説例を出してみましょう。
オマケ科学 ずいぶん昔の埋もれ記事例 水質浄化ネタの関連で、干潟と浚渫(しゅんせつ)窪地、埋もれその1前後に書いた記事ですが、 海のミルクと異名を取る栄養価の高い牡蠣の話。世界中のカキが同じ種類に思われがちだったりする。 シーラカンスが1万キロ以上離れた場所(アフリカ沖とインドネシア沖)で発見され、姿は似ているが、 各種分かれているのと同様、カキにも様々な分類種が存在する。 そうそう、同じ日本でも、生食とフライ用では基準となる水質が規格にあり、 最初食べた人の勇気に乾杯…は置いておいて、カキには環境に合った能力が備わってます。 環境保護の盛んなアメリカ、そのチェサピーク湾が水質悪化により水棲生物の絶滅が進行だった頃。 かつては世界最大のカキの産地であり、船が座礁するほどカキがいたと言われていた凄い場所なのに、 水質悪化と貝の疾病によって、カキも壊滅的打撃を受けつつあった。 カキの研究を行っていたバージニア海洋科学研究所は、汚れた湾の中でも疾病に強く・成長できる、 素晴らしく強い性質のカキを見つけ出した。それは有明海のスミノエガキ(住ノ江牡蠣)であった。 スミノエガキは一般で見られるマガキに比べ成長が早いだけでなく、17cmを超える大きさ、 水質浄化の働きも強いことが研究結果で分かった。 地元の人々もシッカリと立ち上がっていて、それは研究資金捻出のための活動でもある。 ”チェサピークを大切に”と書いた自動車用ナンバープレート、通常のプレートよりも20ドル高く (約2,280円=2007年12月為替)、その差額が研究プロジェクトに充てられている。 金が関わったらスルーされるのではなく、町のあちこちでそのプレートが見れるところも好い。 更に彼らの保全活動の優れたところは、異種をメリットがあるからと放流すれば固有種が駆逐される、 外来種問題を工夫しているところにある。カキを遺伝子3倍体にし不妊化させ、それを放流すること。 遺伝子3倍体の解説は、タイミングよく2回前に詳しく解説しているけど、見逃した方へは申し訳ない、 簡単に説明すれば、ヤマメ3倍体では雌が成熟しなくなり、卵を作るエネルギーを成長に使えるので 標準のヤマメよりもずっと大きくなる。海に降りたヤマメ(サクラマス)のように立派に成るので、 食材目的だった倍数体テクだけど、チュサピークでは、地元種のカキとスミノエガキを交雑させない、 外来種対策目的で3倍体を用いているのが素敵だ。科学技術は用いる人の発想によって有益だよね。 但し、ヤマメ3倍体の雄では♀と違って成熟してしまうので、カキのオスメスの違いで成熟があるかどうか、 ”倍数体は全て成熟しない”という誤解が世間にあるだけに、少し気になった(その前に倍数体を知らない?)。 有明海特産のスミノエガキがアメリカで注目されたというのが面白いところであるけど、ふと思う。 スミノエガキはまとめて売られる商品流通を通り過ぎ、非常に希にマガキなどに混ざって売られている程度、 専門家でなければ区別もつかなくなってしまった…というレベルにまで落ち込んでいる。 その肝心の有明海の方が、農水省干拓事業のせいで危機に瀕しているのだから、なんとも皮肉な話だ。 磯投げ情報・編集部でも定期的にゴミ拾いを呼びかけ、ゴミ拾い大会ではたくさんの人々の賛同、 積極的な協力で参加してもらっているが、地味ではあるけど、本当に重要だと思う。 一旦壊してしまえば中々元には戻らない、今や自然を守るのはテーマになっているし、 科学的に汚染のアルゴリズムなどが明らかになっているだけに、誰もが感じる「何やってんだか」って感じ。
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ということで
こんなネタ埋もれさすには惜しいよねというか、いや、非常に書く範囲が広げれて、私は嬉しいわけです。
連載の中には、TV放送より前に紹介し、読まれた読者さんがTVを観ていて
「あ、同じネタだ」という狙ったニヤリものもいくつかありました。
当然、TV放映より発売が遅くなるとバツが悪くなりますから、先行紹介が必須だったのですが、
TV局(N○Kや民放)への情報提供・アドバイスを時々依頼される場合があることを知らない方から
巡り巡って指摘されると、ソースの一人が私だと説明するのが非常にトホホだったりします。
無論、私も情報を頂いている場合もあるので(特に画像許可でかなり高額だったものもあります)、
細かいところでは繋がったりして明快な区別がつかなくなってる昨今において、苦労もひとしお。
今からの新展開には目標があり、多くの人が楽しい気分になれること、目からウロコの役立ち知識、
我々とは別世界の水の中を紹介する水先案内人になり、いえ、一緒に未知の領域へ冒険することです。
身近な世界にありながら、小さな池ですら中は覗けませんよね。
覗けないからこそ、汚れても気にしない理由になってるし、覗けるように科学なお話でいざないます。
私も勉強をドシドシしていきますので、心温まるハートウオームな話を兼ねそなえたような、
特にコツコツと努力したものが報われる事例も探し紹介したく思います。さて……。
「いや、ちょっと待ったぁ~」と編集T氏。「人物に光を当てるのは”ニッポンの海彦たち”があります」。
そうだった、思いっきり被ってしまうじゃないですか。それならば人物ではなく、発明なりの内容から、
専門用語などを簡単に噛み砕いて、広める一助にするのも好いな、それならばOKなハズだ。
よしっ!!!最初はコレしかあるまい。長く読んで下さっている読者さんなら
「いよいよサツキマスの出番ですか」と思われた人もいるかもしれません。フフフ…、その通りです!!!
実は勝手ながら2誌にまたがるコラボ企画を考えていました。
エイリアンVSフレディのごとく。←正確にはエイリアンVSプレデター、ジェイソンVSフレディね。
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