マス特集4ページ目/8
餌を食うなら変わる釣り方 |
北海道で解禁
トラウト好きな釣り人の皆さん、こんにちは。
サツキマスやサクラマスは絶対数が少ない為、釣りでは「1シーズンに1匹釣れれば最高」
とまで言われる人も多いことでしょう。何シーズンも顔を拝んでいない人すら沢山居るはずです。
狙っても釣れない魚…。
しかし、北海道で解禁された中類川虫類川忠類川。
▲文字指摘:ピロリ菌さん⇒pai2さん(作者の2度ミス)
試験的な釣り的方法による漁獲調査という目的で、
川で憧れのサケ類を釣る事が出来ます。
なんと名古屋ナンバーの車やら北海道外の車ナンバーを
沢山見かけるほど釣り人が集まっているそうですが、
今後は同様の許可河川が増えるようになるかもね。
1日釣り人一人頭5匹までという制限があります。
釣れるものはサケ(シロサケ)、カラフトマス(セッパリマス)。
カラフト…セッパリマスは背中がぐいっと高くなるアレです。
生物学的推測で既に書きましたが、2年で成熟して川を上るため、隣同士の年のカラフトたちと
交流が無く、同じ種類なのに遺伝子がかなり違うという面白い魚です。
地元ではピンクサーモンと呼ばれていますが、高級食材”ベニサケ”と間違ってしまいますので、
混同しない様にしましょう。かなり味に違いが有ります。
サツキマス釣り方
さて、餌を食わないとされてきたサツキマスでは、100篇流しという伝統の釣り技がありました。
100回もポイントを同じラインでトレースし、サツキマスが攻撃するのを待つという
テクニックと根性・根気の合わさった大変難しいワザです。
それほどして初めて一匹の顔を拝めます。
しかし、餌を食うということに結論つけた私は、「ポケターン釣り」と言う技を釣り新聞で発表しました。
サツキの回遊していそうなポイントでポケターンとブッコミ釣りと言う感じで待つのです。
海釣りでは2号とか3号、4号の糸で釣りをします。
海で釣れる魚よりも大きいレベルのサツキマスは0.6号の細い糸で8mの長竿を
激流の中で操作して釣ります。
激流であるが為に、太い糸ですとすぐに不自然な動きになりますので、
細い糸(太くても0.8号)が必須という辛い渓流釣り。
釣りの頂点と言われる釣りがコレと思っています。
テクニックや仕掛けの細さ、綺麗な魚、美味な味…。しかし、釣れないのが一番。
ポイントの流れに位置できるテクニックさえマスターすれば、そのままじっと待てば
食いついてきてくれます。
とはいっても、ウグイ、アマゴや岩魚がかかる事も多いので、サツキマスに至るには
大変難しいのは現実ですが、ポケターン釣りは、100篇流しよりも可能性は高いと思っています。
これはターゲットの考察⇒工夫⇒釣りの実践という釣り本を鵜呑みにするだけでなく、
釣り人の皆さんも色々と工夫してみるといいですよ♪と工夫のススメでした。
(おっと、釣りのサイトになってしまったぜ…)
←科学・工夫するのは全てにおいて有効です。
若く見えるが30代後半の作者友人カズオくん撮影です。
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