野生を食う!を研究


恐るべき野生を食う…シリーズのパート2。

あまりのショッキングさに、各読者の注目を集めてしまった様です。
ただ注目されすぎて、当サイトのアクセス数は下がったとかなんとか(笑)

サイトを運営されていると思われる方は、勝手ながらリンクをしています。
(間違っていたら、教えてください…。または”転載、いや~!”な場合も)

★moonbigさんの激白に併せた会話を転載(一部修正)しています。

さりげなくドンドン聞き出そうとするサトチーさんに注目。

リタイヤードチャレンジャー moonbigさん 水引家紋の頁
 期待されると、ついやってしまう、挑発されると必ず乗ってしまう。

そういう気質が私を間抜けなチャレンジへと駆り立てたのですが、
リタイヤした今もつい口がすべるようです。
長野県、其れも南信濃は、全国有数の「食虫」地方でして、
イナゴなどはかつては普通に食卓に上がっておりました。

それで、なぜイナゴは食べて、ほかは食べないのか?との疑問から、
他のバッタも確かめようと思いたち、ショウリョウバッタ、ウマオイ、トノサマバッタ
を味見してみました。

 選考基準は、イネ科の植物ではない植物を食べるバッタ、
肉食もする雑食系のバッタ、イナゴに似た食性のバッタという基準。 

 結果は、

ショウリョウバッタは「劇にが」で死にそうにまずい。
ウマオイは消化酵素で口がしびれてまずい。
トノサマバッタは、芯まで火がとおり難く、調理に不向きな上イナゴより苦くてまずい。


(どれ一つとして、一匹分も不可能。嘗めただけでも駄目かもレベル)

 つまり、イナゴは美味しいから食べられているのだと
よーーーく判ったという結果でした。(イナゴを含め全部見た目でNGが普通ですね)
 しかしめげなかった私は、イナゴも、水だけ与えて腹の中を綺麗にしてから
調理していたし(今思うと調理がかなり下手だったかも・・)、
と調理法を工夫する事を考え、またバッタの後ろ足はどのバッタも透き通った筋肉質で、
差が無く、内臓と違ってやばそうでない事から、後ろ足だけをむしって調理してみました。

結果はどのバッタも同じ様な味で、殻ばかりの味の薄いエビ・・・・

 なを、後ろで妻が言うには、虫を食べる人はこのあたりでももうほとんどいないし、
あんたみたいな異常な人は他にいないとのことです。

南信州の人を見ても、バッタ食ってるとは思わないで上げてください。

ありがとうございます。期待通りの挑戦です! サトチーさん  
>moonbigさん

おおぅ!スバラシイ挑戦者魂

確かに、イナゴは見た目はアレですけど、動物性蛋白としては申し分ないのです。
私は関東生まれ関東育ちですが、抵抗なく食べれますよ。
ま、えび・蟹の遠い親戚だから、ですかね。

むしろ、蜂の子とかざざ虫(?でしたっけ)の方が抵抗ありますね。
大昔「なるほど・ざ・ワールド」で岡本夏生が取材先の部族のごちそうといって
振舞われたモノを生で食べていたのをみて・・・ちょっとトラウマTT;
他のバッタで試されたのは凄い事です!

あぁ、このような勇気ある先人達の知恵が今の食文化を作ってくれたのですねぇ。

貴重な経験を惜しみなく語っていただいているmoonbigさん、
これからも期待しちゃってよかですか?

生で食べた物 moonbigさん 
 こんな恥ずかしくかつ間抜けな挑戦を褒められては後へ引けません。

食べた物の内、「生」ものでの挑戦を書きましょう。

まずメジャーどころで「ハチノコ」生きている奴を、わさび醤油でいきます。
ユンケルよりききます、美味いと言えばうまいです。

次はカエルで特に清流に住む「アカガエル」、こいつを裁いて取り出した臓物が
まだヒクヒクしている間にしょうが醤油でいきます。こちらは正直美味しいです。

さて、これらはある程度普通な物なので、間抜けな挑戦を一つ、生きたミミズ・・
賭けで負けて「やってやらあと」意気込んでの挑戦。

一気に飲み込もうとしたのですが食道で引っかかり、なんと、
中でうねうねと上ってきて口まで這い上がってきやがって・・・
当然をぉおぉぉぉぐげえぇぇぇぇぇぇl・・入院もののまずさでした。

ミミズって、体に刺があって、其の刺を引っ掛けて伸び縮みして移動する生物で、
狭い場所でこそ力つよく動けるのだと、其の後知りました。

体中に残る生臭い粘膜感と、大地の・・・味???
飲み込まなくて本とに良かったです・・・
”ハチノコ”はハチの子供ですが、食材として市販されていますね。
よく似たものでは”ハエノコ”がいます。
チャレンジするのも良いかもしれません(ウソ)……ハエノコ(正式名称:ウジ)

★あ、お食事中の方、特にスパゲッティなどの麺類を食べている方は
トラウマ間違い無し!
悔しいからといって、友人、知人へここを読ませないようにね!(ニヤリ)

★メールで頂いた読者さんの代表的ご意見は以下です。
「もうパスタは食べません笑。ミミズの話見ただけで喉がかゆいです。」
めぐみさん、ありがとうございました。

カエルの生食について moonbigさん
 補足説明をさせていただきます。

かえるの場合、肝臓・膀胱等にジストマ(激烈に怖い寄生虫)が居りますので、
さばく際にはそれらを傷つけないようにさばき、食べるのは、後ろ足の筋肉となります。

其れとても保障は無く、自分の身の回りに其れをする人がいて、
自分もしていたと言うだけの事ですから、決して推奨する物ではないです。

内臓が~の記述は、新鮮な内にという意味ですので、
絶対に内臓を食べないで下さい。
絶対にです。私の過去の間抜けを「真似」する事も推奨しません。

スズメバチとかに命を狙われる事になります。

凄いです! サトチーさん  
moonbigさんの記事を読ませていただいた時、ふと
「モケーレ・ムベンベもこんな勇者が食べたのではないかな?」
と思ったりしました。

確か捕まえて食べた部族全滅でしたっけ?
量良し味良しで寄生虫かなんかにひっかっかったのかなと。
単なる妄想ですけど。

それはともかく、moonbigさんの心境、軽々しくは言えませんけどお察しいたします。
本来は生き物をシメるのは食べる為か身を守る為だけですもんね。
でもこうやって「闘いの記録」を私たちが拝見出来るのは大変ありがたいと思います。

自分は根が臆病なので昔も今もそのような挑戦は出来ません。

しかしっ!moonbigさん、あなた様は「勇者」だと、確信いたしましたっ!
ちなみに・・・。
まだ語られてない「ぼうけんのきろく」・・・、ありますよね?

祝! ryyuさん Rのページ
moonbigさん、チャレンジャーなのですね!記事もとても面白かったです。
あなたこそ「真の勇者」だと思いました。

私もそのチャレンジ精神を見習って生きていきたいと思います!

生がよい 茶っぷりんさん 幸田明雪堂茶舗
UMAファンの皆様、こんにちは。

moonbigさんの「生食」ものでの挑戦を読ませていただきカキコです。
私は「ハチノコ」の生きてる奴を食した事はありません。

が、もっぱらフライパンで軽くフライドしたのを食しておりました。
と、隣りで家内が「ハチノコはミルクっぽいのよ」とのたまっております。

子供の頃の常食?だったようで… どこの生まれでしょうか?
わさび醤油もいけそうだと申しますので、今度試してみます。

スゴい(>_<) Lindaさん  
同じくmoonbigさんの「生食」ものでの挑戦を読ませて
いただきカキコしちょりまーす☆

あんなん恐ろしくてリンダにはできないよー!(>_<)

けど博多には白魚(しらうお)って食べ物ありますよねー。
生きたまんまペロッと飲んぢゃうんですよー(=_=)。
博多っ子リンダはまだ白魚は未経験です…。

生食は人には勧めないと言いつつ・・ moonbigさん 
 生食は命がけです。

私の母が常々「お前今生きているのはたまたまお前が平気な体質だったのと
幾つもの運があっただけで、人に自慢するような事はするな、
真似した人が死んだらかわいそう」
と言っていたのを思い出しました。

普段食べられていない生き物にはどんな寄生虫、毒があるか知れません。
自分の間抜けな挑戦も、一応本で調べてデータは頭に入っていてのものでした。

 私が昆虫食をした背景は、私の幼かった頃まで戦中戦後の食糧難を経験された
お年寄りが多く身の回りに居て、色々な昆虫の捕獲法や食べ方を
教えてくれると言う環境でした。

まだ、田んぼを牛やウマで耕している家もあり、学校から帰ると薪割りが日課と言う
友達も居た時分のことです。そして、養蚕業が盛んだった頃の名残で、
普通にカイコ(お蚕様と様づけで呼ぶのが慣わしでした)の蛹
おやつで食ったりしていたため、抵抗が無かったわけです。

 更にあえて挑戦的な昆虫食をしたのは、ファーブル昆虫記の影響でした。
ファーブルは、無毒と確かめ、更に食べられた記録が有る昆虫を研究の一環として
食べているのです。面白かったのはその際、視覚にとらわれない感想を得るために、
同じ村の目の見えない人を招待して、一緒に食べていたりする所です。

 自分が地元のお年寄りからの話と、ファーブル昆虫記その他からの知識から
自分なりに出した結論は、「さなぎ」は一番安全。

次が「たまご」成虫がその次位で、幼虫は基本的にNGでした。
(あくまで自分論ですよ)で、昆虫類のさなぎの味ですが、
さなぎの中はどろどろの液体で、味は、ほかの方も述べられているのと同じ感じで、
おおむね「甘くないコンデンスミルク味」です。

あと、幼虫の時食べていたえさの匂いがします。

戦時中の生食を思い出しました サトチーさん  
moonbig様の得がたい経験などは知恵と研究、そして勇気(!と言う名の好奇心)で
補ったからこそ、生還しておられるのですよね。

生食の件で思い出した事がありました。
私は介護職をしているのですが、戦中フィリピンに従軍していた方のお話を伺った時、
食料、生活雑貨等の補給が尽き体力を維持する為にカタツムリを生で食したそうです。

とにかく口の中に食べられそうなモノが入ったという満足感からか味の方は
覚えていないとのことでしたが、同じように食した戦友の方は亡くなってしまったとの事。

原因は何かはわからなかったとのことですが、未知のモノを食するのは
大変なリスクを伴うのだなぁと思いました。

moonbig様、ここで改めて敬意を表します。あなた様は凄い!
絶対真似できませんけど。

究極の生き残りテスト ハンター野郎さん  
さくだいおう(大王は称号なので様などの敬称略ゴメン)
久しぶりにカキコさせていただきます。
UMAのみなさま、どうもです。

昆虫食などの英雄の興味深いお話をROM専で楽しませていただいております。
20年くらい前、本人から聞いた話で未だに強烈に印象にあることですが・・・。

当時、某大学医学部を卒業して医師国家試験にも合格して
6月の医局入局を前にしてそのG君は一生に一度誰も経験したことのない事を
してみようと計画して実行に・・・。

先ず、下宿のドアを施錠してカーテンを閉めて外界と一切の連絡を絶ち、
1週間文字通り「飲まず食わず」で人間は生きれるかということで・・・
結論はフラフラになりながらも生きていたとのこと。

海で漂流して・・・という話も聞きますが、とりあえずはたとえ
少量でも尿でも口にいれる・・と、ところがこの場合、本当に
intakeは一切なしなのですから聞いていてビックリでした。

いつでも、チャレンジは中止できるというような精神的余裕というか、
そんなものも生き残りにプラスした側面はあるといっても、
途中で急に昏睡状態になることもあることを考えると、
誰も助けてくれないわけですから文字通り死を賭けた人生の中での
唯一壮大な実験をやり遂げたわけですG君は!

ただ、おもしろいのはこの間唯一の楽しみは水風呂につかることだったそうで・・・。

それを聞いた年長の医者が皮膚から水分を吸収していたんじゃないか?などと
考えられない珍説を唱えたりして、その時はワタシも一瞬そう思った次第でした。

若さと勇気と健康な身体と信念と運?で生き残れた訳であって、
やはり無謀なチャレンジは×ですね。     それでは。

う~む、奥が深いぜ。



サバイバルしないといけない時が来るかもしれません。
前知識として役立ててください。

人間はチャレンジすることに意義がある!
頭でアレコレ考えるより、実行に移す事が本当に大切なんだと感じる今日この頃でした。

毒に当たったら さくだいおう  
私の知人ではスズメバチに刺されて
亡くなってしまった方が居ます。
刺されるのは1回目は大丈夫らしいですが、
2回目ですと、ショック(抗原抗体反応)で
アウトらしいですね。

毒キノコに当たった時も、水分を多く採って
毒を早く排出させるのが良いとされていますし、
的確な治療が功をせいするとか。

特に飲むなら牛乳、緑茶はオススメといわれています。

野外で毒に当たった時は胃の粘膜を保護する牛乳、
解毒作用のある緑茶が生死を分ける飲み物のようです。

0157やぺロ毒素にも緑茶 茶っぷりんさん  
UMAファンの皆様、こんにちは。

たしかにO157のベロ毒素にも緑茶が効くそうです。

それで焼酎の牛乳割りや緑茶割りが流行っているのでしょうか?
少し的外れなコメントで失礼いたしました。

毒キノコ(麻薬含む)は、体だけでなく、精神(脳細胞)も破壊します。
特に基本的に脳細胞は元に戻らないです。
なるべく商品に”ビタミン多いもの”を採り続けます。

ジュースでは、グレープフルーツやミックスジュースがオススメ。
ビタミンではないですが”タンニン含む”という記述のあるものは最適。

バットトリップというネガティブが炸裂する精神状態に陥ってパニックになることが
ありますから、周りの人達は毛布をかけてあげて「大丈夫、救急車がもう直ぐ来るから」と
励ましてください。軽い症状の場合はそのまま眠ります。

ヘタに放っておきますと、崖から飛び降りたり、真冬でも池や湖に入ってしまいますので
(本人はスーパーマンになったり水泳が上手いという意識だけ)真剣にヤバイモードです。

アウトドアでは、特にお気をつけ下さい。

ちょっと雑学でした。

E・Yさんからの経験談。

野生を食う!関係

あれは確か、小学生の頃です。
あれぐらいの時期は、すぐ何かに感化されやすいですよね。

でっ!下校の時間に、寄り道しながら帰っていたわけなんですが、
途中でものすごくお腹が減ってきたのです。
その時に目に入ったのが、こげ茶色した堅い物でした。

ああそういえば前の晩のテレビでアフリカの原住民が皮を剥いで 食っていたなーと思い、
たぶんあの人たちが食べていたのだから 食べれるのだろう~と思い
がりがりと噛み締めながらかぶりつきました。

「うっ!しっしぶ~~~~こんなん食えるか!」 と全部吐き出しました。
口の中にかすは残るし最悪でした。

… … 結局、何に感化されて食っちゃったのということなんですが、
アフリカの原住民さんはジャングルに生えている 「木」を食ってました!
子供ながらに「へ~食べれるんだ!」 と思ってしまったしだいです。
すんません!しょ~もな~でしたね。
もともとゲテモノ好きではないのでこれが精一杯でする。
人間の子供は、何でも口に入れるのが習性のようですね。

一般の野生動物は毒の有るもの、無いものを見分けていて食中毒を
起さないらしいですから、なんだかしみじみですネ。

”食う”シリーズおしまい



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