作者、意外と海外出張行きまくり。
自分のお金では行けない為、幸運で嬉しかったです。

コラム3

海外ってどんな感じ?、みんな英語をしゃべるの?、戦争の絶えないところ?、戦争反対……。
日本のように超常現象ってどう思われているんだろう?
海外では日本と全く違う雰囲気があり、「世界は広い」というものが実感できます。

世界を語るのは簡単、しかし、実際に行って見てきますと、不思議と語れなくなったりします。
経験を積めば積むほど、軽はずみな発言が出来なくなることに似ているかな。

インド、マレーシア、タイ、インドネシア、フランス、ドイツ、デンマーク、トルコ、ロシア、
UAE、バーレーンを始めとする中東などなど。

20代半で純粋26ヶ国(延べ60カ国)出張して、余暇のある時に
「シーサーペントって聞いた事有る?」とか「ネッシーって?」「怪物の話教えて」など
聞きまくっていました。

もっとも多彩な国(観光地以外)を見てきた”一般人”のひとりとしてご紹介。

↓左のハンコはパキスタン。

←空港職員と顔見知りになる程。

特に産油国。

UAE(アラブ首長国連邦)やクエートでは、海はハワイ、
街はニューヨークの様な、ズバリ異質世界でした。

←右のハンコはアラブ首長国連邦(UAE)

海外UMA事情

海外出張(医療関係)では一人で行かせてもらっていたために、
必殺技「ストマックエイク(腹痛)」で休みを必ずとって、
現地で趣味に興じていました。

また、UMAの聞き取りも行って、その対象は仕事がら医療関係者。

←スイス(青いシャツが私)

医療関係者がラッキーなのは患者さんなど、たくさんの人に接しますし、
噛まれたとか、怖くて腰が抜けたとかの治療をしたかも・・・と、
大変美味しい情報が聞ける対象だからです。

しかし、残念な事に…

皆さん知りませんでした。

←トルコ(左=私)

ネッシー以外は「知らない」「初めて聞いた」又は、「おとぎばなし」とか。見事なお返事が100%。
怪我も無ければ、腰を抜かした人も居ない。トムとジェリーでなら見た事が有る…とか。

「そんなのが居たら、日本人がとっくに捕まえているだろ?」など。

な、なぜだ~~~!不思議でした。

それにしても、その頃に苦労してマスターした英語はすっかり忘れて、今はサッパリ!

人間、忘れるのは早いものですなァ。



世界を股にかけ、飛びまわるのはカッコイイ響きがあります。
でも、実際にしますと、場所が違うだけで、同じ人間同士のやり取りだという事が分かり
何のことはありません。

私が得た教訓は…

老若男女、外国の人…区別するのではなくて、人間(の仲間)として接すれば
言葉が難しくても仲良くなれますし、争い事は物凄く少なくなると思う事でした。

「政治家は特別」、「あいつは特別」、「わたしは特別」という区別する意識があるゆえに
争い事が絶えないのかなぁと思う次第デス。

文化は違えど行って接すれば理解しあえる。
しかし、机上の勉強では”思い込みイメージ”が大きいことも事実。

←日本に見えるけど台湾です(真中)。



Part2

イラク戦争のポイント

イラクのフセイン元大統領はアメリカの貿易ビル破壊テロの際に
「神の罰が下った」と言っていました。つまり、ザマ~ミロということ。
日本の首相が言っていたのならどうだったでしょうね。

戦争理由、大量破壊兵器があるとか、どうのこうの以前に、
武闘派アメリカにケンカを売った訳で、ケンカ(戦争)にならないほうが可笑しいでしょう。

日本ではすぐに首相交代という手段が取れますが、取れなかったというか
取らなかった国民…というか、イラクのそういうシステムを考えないといけません。

M新聞の記者が爆弾頭を持ちかえろうとして空港で爆発、死者も出しましたが、
中東に精通しているならこんな事はしません。

戦争報道ゆえ、中東に精通している記者を派遣していたと思っていましたが…。
トホホ・・・・・・・・・と思う。

▲紛争地には奇妙な形状をした興味を引く地雷、5cmぐらいの地雷など付き物です。
特に前者はバタフライ地雷というものが有名で、その辺に落としておくもの。
変な形に興味を持った子供が拾うと爆発。最も卑劣なものといえるでしょう。
現在でも尚、世界に一億もの地雷が存在しているといいます。

←中東は根本的に文化が違う。

撮影は作者さくだいおう。

クエート侵略/湾岸戦争

突然の侵略?ちょっと待った。俺は侵略前に聞いたぞ。

マスコミが嫌いになったことがあります。

イラクがクエートを侵略した際”宣戦布告も無く突然の侵略”とされていました。
その後、イラクは許せん!と湾岸戦争が始まりました。

私は前もって侵略があるらしいと聞いていましたのでハテ?と考えつつ、
2週間前にエジプトに避難するという医療機関の高官も居たことを思い出します。

←後ろのクルマにアラブ語。

↑クェート。私が(国を)発ってから数日後、この場所は戦場になった。

また、泊まっていたクエート・サスホテルに居たXXX自動車の社員に「逃げないのですか?」
と尋ねましたが、「いや、本当かどうか判らないし…」という会話もありました。

これが日本人の典型かもしれません。自分だけは大丈夫とか。平和ボケっす。
一番最初に外国人が連れ去られたのは、そのクエート・サスホテルの連中でした。

ハイ。その後、彼はバクダットで野球をしていました(By週刊誌フォーカス)。

それにしても、あの時の「突然侵略」報道は一体どこから来た情報だったのでしょう?
マスコミの皆さんはシッカリと取材されていると思うのですが、どうも不思議…。
湾岸戦争が起きたのは「突然家に押し入ってきた強盗イラク」のイメージですよね。

なんだか、ふに落ちないんですけど~~~!!

▲人々が議論したりする時はマスコミ報道が基本になりますから大きい差です。

←行方不明の厚生省高官。

撮影はわたし。彼とはそれっきり連絡が途絶えた…。
人間は成長していないのか!?

▲当時、体調を崩してしまい、自律神経失調症と診断されまして、
同僚から「もっと強くならないといけないぞ」などと言われてしまいました。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)が無かった頃で、今だったら周りも暖かかったのになぁ~。



あの戦争反対ボランティア、只者じゃない…

東京出張でたまたま歩いていた時”戦争反対”ボランティアの方々から
「お話したいのですが」と声を掛けられました。

丁度暇だったし「良いですよ」と答えた所、クェートの話をされました。
私は現地に居たことが有る訳ですから詳しく聞きたいだろうと思い…

私「これ、クェートディナールです。実は行っていたんですよ。」

▲クェートディナール:現地通貨。換金せずに持っていたのです。

代表者みたいな人「あ、そうですか。失礼しました」

・・・と直ぐに去って行きました。話もせずです。

アレレ?普通は現地の話を聞きたいのじゃないか?戦争反対ボランティアさん。
どうして私がクェートに詳しいと分かったら去ってしまったのでしょうか。

偽善ぽかった団体さんは何の目的で私に声を掛けたのか、恐ろしい

どうして中東って注目されるの?



エリートばりばりの気分は最初の15カ国まで。
それ以上を繰り返して万年時差ぼけになってしまい、大変苦労しました。

海外カブレになるのは観光の方が多いような気がします。
20カ国、40カ国、60カ国…と進んだ時、日本が一番良く感じました。
そう。カッコつけるのは最初だけ。後はツラかったです。

だから海外紹介のサイトを作っていないのでしょうね。
60ヶ国以上も行ってこの数ページで済ましています。もったいないかも。

←西ドイツ(当時)。国産車ベンツ(ポイント)から降りる作者

壁が崩壊して東西ドイツが統一される直前。良いタイミングで出張していました。
向こうでは、国産車がメルセデスベンツっっ!タクシーもベンツっ!

どの国でも、会話は英語が多い…。

←USA(麻酔機開発の博士の方々と)

こういう疾患(万年時差ぼけ)になってしまうと、海外なんて2度と行かない!
行きたくないよ~という気持ちになりましたです。


VISA/ミリオン・カードの思い出 in HONG KONG(香港)

海外の免税店で数万円の買い物をしてカードを使ったら、
後から70万円もの請求がきてしまった!!!

実は、私はその場所では小物しか購入していません。

で、どうしたかといいますと、買っていない品物たちの日付をチェック。
どうやら幸運があり、それらの日付は既に別の国に行っていたことが分かりました。
パスポートを証拠として出し請求は破棄されましたが、なんてこったい~。

カード会社が話の分かるところで良かった…。
それ以来、私は現金ニコニコ払いになりました。




Part4

それにしても、缶コーヒーとか、自動販売機の無い国が多い!!!辛かったぞ。

「私は頭が良い、優秀だ」などと思っていられるのは、
アレコレ経験・やり遂げる前だからです。
いろいろなことを経験すれば、個人の自慢・自尊心なんて
小さな事だったと思えます。

経験した人から見れば「オレはスゴイ」と思っている人は青い!!!青く見えます。
「知ったかぶりするな」とかね。自分を過大評価しすぎないようにね。

しかし、経験したといっても、そのジャンルを離れれば他の経験者が優秀なわけで、
「自分はまだまだ青いんだ」と自覚して先輩に接するべきです。

大人の社会で生きるための知恵袋…でした。

三重県の謎の村で出した写真(タイ)

右はタイの医療関係高官。医学博士。当時エイズ問題が大変な問題になっていて、
最新の医療機器設備の検討をしていました。(左が私)


↑エイズ問題が激出だった頃のタイ。
対策で頭を悩める状況の中、日本の観光客が歓楽街で遊びまくっていた!!!

なんちゅうキケンな人達でしょう。

ダイビングをする時のような”メガネ”を手術室ではまだ採用していなかった時に
私も現地の手術室へ。後に心配になったことは言うまでもありません。

HIV患者(エイズ患者)さんたちのあまりの衝撃にガクゼンとしました。

さて、当サイトはオカルト・ジャンルに入るためUFOに興味の有る方も多いことでしょう。

オマケを追記しました。

飛行機搭乗200回以上、UFOの目撃は…?

ニコニコしながら外を見ること。恥かしがってはイカン!!!

私は飛行機の窓側に座った時は「ボ~」っと外を眺めていましたが、
もしUFOを見たらどうしよう?と思うことはありました。
見ても可笑しく無いほどの素晴らしい風景が窓の外には広がります。

飛行機に初めて乗る人達は必ず感動するように、
雲の上にいると”雲に乗れるような感じ”です。

飛行機に慣れた方々は、初めての方が凄く感動している光景を見て
「フッ、初めて君か…」と余裕しゃくしゃくですが、
自分たちも初めて乗った時は同じだったはずです。

初めての方はハズカシがらずに、
堂々と窓の外を見て目に焼き付けて欲しい!!!

雲の上、地上に広がる風景は本当に綺麗です。
私は毎回初心者のようにニコニコしながら窓の外を見て、
感動に浸っていました。

風景はユックリ流れます。
飛行機がゆっくりと飛んでいる感じがするほど。
雲の観察も楽勝ですよ。

ある時、他の飛行機が近くを飛んでいました。すれ違いですね。
実際にはかなりの距離があるでしょうけど、
とてつもなくあっという間に消えました。
ユックリ飛んでいるわけではなかったんですね。やっぱり。

さて、最も飛行機に乗ったことのある”一般人”として、
UFOを見たことがあるか?ですが、残念ながら無かったです。

上で書いている通り他の飛行機ですら、すれ違う時は”あっという間”。
写真なんかも狙って撮影するのは無理でしょう。それほど瞬間です。

同じ方向で、しかも近い場所を飛んでいないと、
形状などの確認や写真撮影は無理でしょう。
チャレンジするなら乗ってから着陸するまでは、
カメラ、ビデオを片時も離さないことでしょうね。

しかしUFOが本当にあったとしても見て確認することは
まず不可能と感じました。

つまりUFOを確認するには墜落して現物を入手できない限り
証明は不可能といえるでしょう。
肯定派=ビリーバーのみなさんは、頑張って下さい。

UFOや超能力、特に肯定派では調査労力とかは大変と思います。
調査結果を聞くだけというのは簡単ですが頭が下がる思いですネ。

そうそう、飛行機に乗って着陸に成功したら拍手をするのがマナーになっています。






ウソですが。


⇒中東の基本
イラクXアメリカなど、どうして中東って混乱してるの?
そんなTVニュースが分りやすくなる!ハズ。

クェート侵略時に医療関係で現地へ行ってて巻き込まれた作者は、
週間プレイボーイなどにも「経験談」的な掲載となったが、
当時、誰も興味を持ってなかった(爆)


コラム・海外編おしまい



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