Let’s go over the details of this:
たまには全く興味の無かった世界を覗いてみませんか。
TOP | 休止ご挨拶 |
みなさまこんにちは。作者・管理人の”さくだいおう”こと佐久間です。
この度、@niftyの@homepageのサービスが終了することとなり、
本ホームページも引越することにいたしました。
1998年の開設当初は、私はインターネットに触れはじめたばかりで、
新しい世界に期待を持って更新やネットサーフィンに夢中となりました。
ここ数年は、仲間の死去等々、いろいろな私事都合が重なり、
フェイスブックやツイッター、ミクシィなどSNSに参加することはなく
ネットから距離を置いておりました。
こんな状況下で、@niftyよりホームページサービスの終了のお知らせ。
いい引き際と思い、そのまま新しいLacoocanサービスには移行せず
このまま終了・閉鎖するか、進むべき道を模索しておりました。
1998年の秋に開設し、約18年間の長きにわたりご愛顧を賜り、
誠にありがとうございました。
当サイトは閲覧のみのまさに「ホームページ遺産」として存続いたします。
最後に、今までたくさんの楽しい思い出を経験させてくださいました
深く感謝したいと思います。ありがとうございました。
2016年10月18日
★ニフティ会員向けの@homepageサービス終了(2016年11月10日)に伴い、
ホームページ遺産として存在していた当サイトは引っ越しに伴って多数のリンクが不能となっていますが、
「次へ」「表紙へ」リンクは生きていますので閲覧の際にはそれを中心に読み進まれるようご注意ください。
★当サイトはオカルトを扱っておりますが、当時、同世代のアラサーの懐古ネタ好きの方を対象者にしました。
ページを作るたびに何らかの役立ちそうなネタ知識を入れる形がネット上にてほとんど見られなかったことから、
更新の度に訪問下さる方が楽しめるように工夫しました。
しかしこの形は、まとめ読みをされようと今お読みに来られた方には適しておらず迷ったり困惑を強いらせます。
優しい気持ちで細かなことを許され、ネット初期のサイトを楽しんでくださいますようお願い申し上げます。
★作者について。ネタ枯渇の際に自分語りや料理ネタが出ることを強く意識して避けていたため、
サイトはサイト、作者は別物というスタンスで、ツイッターやフェイスブックには参加しておりません。
メールのお返事もしていない量が増えてきており、まことに申し訳ございませんがご了承くださいませ。
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質問の多かった魚病薬 | 2017年9月7日 |
以前、専門のひとつとして簡易紹介した魚病について。
自分のペットの病気で必死に困っている、または知識がある程度なければ斜め読みすらできない、
そんな対象読者へのイメージで一気書きに近かった記事でした。
今までなら魚病について無知な方向けに余談やネタを入れて優しさの反面寧ろダラダラになりましたから。
ところが意外なことに、記述しなかった”隙間”への「教えてください」が多く着信しており、
薬剤の手持ちのパッケージを探して画像をのっけました。
↓以下を挿入済。
<グラム陽性菌のみをターゲットにするには>
そんな薬剤があるの?という質問が多く寄せられていたので敢えて触れるだけですが、
こと魚病の対策では決して出ることがない人間医療専用の抗生物質ジスロマック(zithromac)があります。
お魚の病気では使えません。(気軽な入手は99%無理でしょう)
=ヒト用です。人間ですら下痢になったりします。
PS:サイトは休止しているのに、たくさんのメールありがとうございました。
森田さん、松浦さん、星崎さん、ばっきーさんはじめ感謝しております。
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久々のPCクラッシュ
メール遅延のお知らせ | 2017年5月27日 |
私は自宅にPCを5台持っているのですが、その内の3台が少々ヤバいことになり、
修理を独自で行って気が付けば相当な時間が過ぎておりました。
もっとも、些細なトラブルから大きなものまで忙しかったことに加え、病気を患ってしまって作業効率も悪くなり、
明日以降は1週間以上の不在(PCを持たずに出張りますので、こういうことも加わってしまいます)。
まだまだ諸問題の処理が完了してメールを打てる余力が出来るのはまだまだ先とお考えいただけると助かります。
PS:こんなところで失礼ですが、松浦さんの推測はビンゴです。
あの頃、助けがなく、物理的な助けをしてくれた方以外へは、今後協力は求めないというスタンスが確立、
犯罪問題対処というのは事後には誰でも対応できますが、問題を渦中でも正確に見抜け対処することが出来ないと難しい、
「日本語なのに日本語が通じない」恐ろしさに繰り返してそんな状況でいたら心が折れたという次第です。
まぁ公になって嫌がらせは止みましたが未だに一部では継続している模様ですね。残念なことです。
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メールから | 2017年4月7日 |
熊本震災にて指揮をとられたMさま、ご報告を頂戴しありがとうございました。
今年になって各地での要望より講演をこなされ、新聞にも掲載されたとのこと。
(新聞の件、確認いたしました。)
以前の3.11のレポート(私のラスト活動)でも登場なされていらっしゃいますが、
今もなお、危機管理が必要な現在、頑張られていらっしゃるのが伝わってまいりました。
PS:松本さま、松浦さま、他たくさんの方々からのメール、ありがとうございます。
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ヤラセ指摘に対するTBS隊Kさん反論…モケーレ・ムベンベ | 2017年4月4日 |
★本章内へ転載しました。(=ニューネッシー特集の冒頭につながっています。)
「編集前の記事」の過去ログにある現地調査班のTBS局メンバーさんからの情報提供です。
しかるべきページへ挿入すべきが長い間、都合により遅れてしまい申し訳ありませんでした。
ニューネッシーの新章の前に置くという意外と目立つ位置にしました。
私の身内にTV中の人がおり、撮影隊やプロデューサー、TV局などで関わった方で知ってる人がいるか、
せっかくの機会ですから軽くお話をしてみましたが、発展することはなく残念でございました。
モケーレムベンベ、久しぶりに通しで読んだら結構面白かったで.す。
現地調査の隊員さんたちと打ち合わせや代わりに水産系アドバイスをするお互いにメリット。
以前のネットだからこそ、コラボレーションが必要に迫られて作れ、夢広がるネットの有効活用でしたね。
ここは当時から関わった登場人物とのやり取りなど楽しめるスタートとなっております。
是非ともじっくりと堪能くださいませ。
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曜変天目の真贋騒動 | 2017年3月1日 |
TVなんでも鑑定団で番組始まって以来、国宝そのもの「曜変天目(茶碗)」が登場、
中島誠之介氏の鑑定により本物、2500万円の評価額がつけられ、視聴者を狂喜させました。
ラーメン店の主が所蔵していたのが本物だったという大変に夢のある心温まる話だったからです。
ところが、曜変天目研究の権威ともいえる陶芸家、長江惣吉氏がTV映像を見て、
曜変であることは認めた上で「子供だましでレベルが低い」と断じて意見具申、
メディアに取り上げられてあっという間に「中島いいかげん」という世間騒然ということとなりました。
当然のことながら各地の専門家らが注目、真贋騒動が勃発し、収拾がつかないほどになってしまう。
結果、徳島県立博物館 人文課 保存科学担当の奈良大学の魚島純一氏により科学鑑定が行われ、
「どの色にX線を照射しても、ほぼ同じ成分が検出され、使われた釉(ゆう)薬(やく)は1種類とみられる。
18世紀以降に開発された顔料は使われていないという結果が出たことで偽物とは断定できなくなった」という。
つまり18世紀以降に開発された化学原料として知られた釉薬は使われていなくて、
17世紀以前の一種類のもので成り立っており、塗料は塗られておらず、 本物と言ってもいい結果となった模様。
別の言い方をすれば、偽物とは断定できなかったので、いちゃもんつけた方々は謝りなさい、という事でしょうか。
騒動の根源的な問題は、子供だましと指摘した長江惣吉氏が現物を見ていなかったからと思われます。
贋作の場合、ヤフオクで2万円ぐらいが相場で売られているようです。
私個人趣味の懐中時計の安物贋作は機械を見ればすぐに判りますから、このような論争は発生しにくいですね。
さて……最近、公害・環境問題の裁判記録を読みふけっています。
河川の有毒物を無害化するための石灰などで水が白濁しているのを見て、近所住まいの人が騒いだ事件。
裁判記録は9㎝とか10㎝とかの分厚い資料となっていて読むのも大変だけど、ある傾向に気付きました。
企業を「毒水を垂れ流す悪徳組織」みたいにネットで広げ、1万数千人の賛同者らしき人たちも集っていました。
ところが裁判になったら何が悪いのかを証明する労力を払わず「あなた方企業が悪くないことを証明しなさい」
みたいに逆に企業側に労力を強いた。ここが変。
証明責任は悪く言った側に生じます。しかし感性や見た目の印象で悪く言っていた本人たちは気づかない。
裁判が長くかかった挙句、彼ら言った側は企業に敗訴し、お金もたくさん請求されることになっていました。
しぶしぶ悪くなかった企業側が作成して、結果、分厚い裁判資料となっていたのは、
これが理由なんだとわかって納得、川の水の白濁が透明に戻ったら、
小魚たちが泳いでいる動画すら公開されていまして、私はなぜ公害訴訟が起きたのか興味がわきました。
近年こんな事例が増えているのだといいます。敗訴した人たちは反省せずに未だに企業へ食いついているみたい。
現状の認識ができず、周囲のあおりで自分たちの考えを変えられない、最初から口だけで労力を払わないのが問題。
そもそも知識があれば裁判自体さえ起きていない無駄な出来事ですしね。
これは人々が論理の基本を意識することが希薄になったため、もしも自分が間違っているのなら?と
事実と脳内で思っていたのを妄想で広めてしまった反省、自分の行為を振り返る癖が身についていないのだと思う。
また正確な知識を持つ詳しい人へ頭を下げて聞いたりしないプライドの高さを感じてしまいます。
特に近年、こんなズレが生じているだろう怖さがあります。裁判関係者は「もう慣れた」と言わんばかり。
裁判だけじゃない、私たちの身の回りでもすぐに終わる仕事が労力ばかり増えることがありますよね。
その原因を調べますと、大概が同じようなパターンと分かります。
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魚病について | 2017年1月27日 |
魚病について
愛魚が病気で苦しんでいる時、なんとか助けてあげたい。しかし魚を扱う獣医さんは滅多にいない。
自分自身が医師にならなければなりません。ある程度まではネットで調べたりして出来るようになっても、
論文などでは専門用語が多く、薬剤や病原菌のアレコレは拒否反応が出る、そんな現状が見えてきます。
リンパ浮腫について(医学雑談用):作者の本来の専門「人間」の方のオマケ
ひとえに「治せるか・治せないか」に集約される医療関係の全部。
偉そうに机上の空論で語るのは他の界隈にお任せして、科学のいいところは結果が全てな事。
結果を良くしたいのなら知識をどん欲に吸収し、可能か不可能か自分の立ち位置を認識し、
地道に専門の道、結果を求め続けるしかありません。普通のジャンルにはない魅力。
メーター大イワナの科学的可能性は?
ずいぶん前に書いたひな形原稿。まだ種別・分類について議論していたのが懐かしい。
大イワナを追う
これも懐かしい対外的記事。少し真面目バージョン。
表紙へ
2016年9月26日 | 私は月の土地持ちだった…のを思い出した(^^; |
サイト引越記念。懐古ネタのパート2です。
私はセレブだったんだ…という月の土地持ち。すっかり忘れていました。
当時の記事をどうぞ。▼
月の土地が買えるそうです。1エーカーが1,980円。1エーカーといってもピンときませんが、約1,224坪、サッカーグラウンドひとつ分に相当するそうです。正方形なら一辺が約63メートルになりますね。それが1,980円。安っ! つか、マジ? 今なら映画「月のひつじ」公開記念として、土地の権利書が特別デザインで、場所がアポロ11号の着陸地点に比較的近いという特典があります。映画なんてどうでもいいですが、ネタのために買ってみました。 土地の権利書(部分)。※スキャナの読み取りサイズより紙が大きいため 月の地図(部分)。■が僕の土地、★はアポロ11号の着陸地点 拡大地図。「静かの海」というだけあって、なだらかな地形のようです。 なるほど道具立てはしっかりしています。しかし、本当に月の土地が自分の物になるのでしょうか? LEJ社のホームページによると、同社は米国のLunar Embassy社(以下LE社)によって販売資格を認可されているとあります。ではLE社とはいかなる組織なのか。月面の土地を販売する権利とはいかなるものか。そのへんを考えてみましょう。 月憲法 第1条 月憲法 第6条、第7条 所有権の根拠としてLEJ社は |
地主の証明書みたいなものは、どこかへ行ってしまって失くしているし、
いやはや、ネタということでよくもまぁ、情けないぞ>自分
こんなことも、あんなことも、何がウケるのか考えたり、どういったプレゼンテーションすれば
読者さんらに楽しんでもらえるのか、日々、考えていたんですねぇ。
それにしても久々に月の販売サイトへ行ってみたらまだあったことに驚きを禁じえません。
しかも注文殺到で発送が遅れているというお詫び文まで付いてましたよ……
表紙へ
2016年9月26日 | え?引越したの…ホームページ遺産その1 |
ネット初期に工夫を凝らして作ったこのサイトも今の時代には「ホームページ遺産」。
2chはもとよりgoogleすらなかった時代。ブログの元になったのも懐かしい思い出です。
ここは初期に完成していたサイトなので、今さら更新というのはありませんが、
閲覧専用としていても継続のために引っ越しをすることになろうとは思いませんでした。
なんといっても千ページはあります。
これらのリンクなどの修正労力は想像するだけで手が震える規模ですし、
とりあえず消滅だけは避けてと目標を低く設定し、今回の引越となりました。
マスコミが流すメジャー製品の宣伝以外に、趣味人が独自の視点でニッチな商品を自慢したり、
隠れた知識を出しまくったり、マイナージャンルなら競合他社らも協力し合って、
その業界を盛り上げようという損得なしの姿勢で発展していたのがネット初期の懐かしい楽しさ。
今と違ってルールやお約束というのもなく、それぞれ個人がマナーを守って自制心を持ち、
性善説に従って、尚且つ惜しみなく知識や情報を出し合って作成・運営してきていたものです。
幸いたくさんの人たちに読んでいただき、作者としては非常にうれしく思っております。
ニフティ会員向けの@homepegeサービスが終了して、infoseek閉鎖に続き、ひとつのネット時代が終わる。
当方と同様な「ホームページ遺産」は10万サイトぐらい消え去るらしいですね。
ここからは懐古主義としてひとつ。
引越作業をしている際にメモ帳に残していたのを発見!
1998年ごろにサイトを作り始めた私と同様、当時のネットでは個人のスキルが大きくアクセスの差を生み、
専門の会社よりもPCに慣れた個人にあれこれ聞く方がずっと早く有意義だったりしました。
個人の大手サイトと呼ばれた私も、インターネットセキュリティなどよく記事にしたものです。
2000年の私のインターネットの今後における妄想記事を紹介しましょう。▼
このあいだテレビで「3Dバーチャル最前線」てな番組を見ました。ポリゴン人型が多数紹介され、まさに百花繚乱の趣です。プロダクションのあの手この手の売り込み合戦を見るにつけ、生身のアイドルに取って変わらんばかりの勢いでした。 |
ニコニコ動画やYouTubeなんてまだカケラすら出来ていなかった時代。
勤務先の病院にて光ディスクをカルテに応用してネットのやり取りしようという私と、
今の私には20年近くの差があり、2000年でも約16年ほどの差。
PCはWin95からWin98に飛躍な発展があり、2000年にはノートパソコンや価格の安いPCが登場。
コンピューターの仕組みを知り、ある程度の改造が出来るぐらいのスキルの上でサイトを作ったものです。
今の若い人たちはツイッターやフェイスブックなど簡単に自己表現が出来る。便利になりました。
時の流れは速い。もはや当時書いていた自分とは別人です。若気の至りが多々。
教訓としても(ネット初期の生きたサンプルとしても)ホームページの遺産と呼ばれているのでしょうね。
表紙へ
2015年2月6日 | ヤラセ指摘に対するTBS隊Kさん反論…モケーレ・ムベンベ |
#お久しぶりではございますが、サイト運営の再開はしておりません。今回は特例です。
ヤラセ指摘というのは大概どのジャンルでも存在しますが、
指摘に対する同意や反論を掲載することによって、更なる議論を呼びます。
今回は少し久しぶりの記事、早大探検隊・野々山さん&隊長の高野さんも手記がある特集、
モケーレ・ムベンベ(特集10ページ以上)という生き残った恐竜じゃないかと言われていたものです。
生物学系の学者らが参戦して調査合戦がされ、科学的アプローチがされ記録も多く残されました。
UMAというのは通常のオカルト話と違い、普通に専門家が関わるので面白いし勉強になります。
私も一応、その端くれですから、生物学的に「こんな生物ならあるかも」を導き出したりして科学遊びします。
ヤラセ指摘というのは特集内にあります「丸太を引っ張ったものだ」です。特集2ページに記述があります。
そういえば検証番組(例:日本TV系『特命リサーチ200X』やこれマジ!?など忘却)以降、
正式な反論は、当時にTV放送や書籍では無かったと思う。特集を先に読まれてから反論をお読みください。
以下、全てTBS隊に参加したメンバーKさんより
ミニッツリピーターとムベンベと |
こんにちは、ご丁寧に返信頂きまして誠にありがとうございます。 私、Kと申します。 一部抜粋をHPに載せることについては問題ありません。 ただ、私自身が当時とは所属会社が異なるため (番組の著作権が無いため)名前の掲載はご容赦ください。 ~略~ 添付にて、ちょっとだけ件の映像について K |
佐久間様 ご丁寧に連絡ありがとうございます。 20年以上昔の話です、お気になさらず、 よろしければお手空きの時にまた、ご連絡くださいませ。 K |
本文 撮影前の想定では、当時はgoogle-mapなど無い時代ですので 一度、空から湖を見て、目標を確認した上で陸路を出発! というつもりで、コンゴの首都ブラザヴィル到着初日に、 飛行機を飛ばしてテレ湖上空へと向い、俯瞰を撮影していたところ、 いきなり湖に大きな水紋が現れ、 一見、美味しい話に思えますが、この手の番組では、 大変な思いを重ね、徐々に現場に近づき、 最後の方で、何かしらの結論を付ける(何も撮れない事がほとんど)というのが定石のため、 初日にあの様な映像が撮れてしまうと、 その後現地でそれ以上の結論を出さなくなくてはいけないため、 とても苦しい思いをする事になります。 結局、テレ湖畔には1週間滞在しましたが、それらしい生物は 撮影できず、という結果に終わりましたが・・・ 「丸太をうんぬん」の話ですが、 行程的には、テレ湖上空の撮影を終え、ブラザヴィルに戻り、 翌日、定期便でインプフォンドという街に移動、 そこから半日かけて、道路がある最後の町、エペナまで向かい、 そこにベースキャンプを設営して、食料の調達や機材の準備を行い、 その後、町の協力者の案内で、小舟で川を遡ります。 熱帯雨林地域なので、ほとんどが雨のため、 実際は2〜3日エペナで足止めをくらいましたが。 小舟といっても、半分に割った丸太をくりぬいて、 芝刈り機を改造したエンジン を付けただけの舟に、撮影用の何百kgという機材を積むため、 舟が水面すれすれになり、全員でバケツで水を搔きながら 数隻の丸太舟を連ねてゆっくりと進む訳です。 身軽なら半日程で着くかと思いますが、我々は12時間程かけて テレ湖に一番近い、ボア村(非文明の村)に上陸し、 ここで50名程の村人に協力を依頼し(荷物を運んで貰うため) いよいよ、密林へと足を踏み入れます。 テレ湖は、探検隊か調査隊が訪れない限りは、村人は行かないため 基本的に道はなく、ブッシュを切り分けて進みます。 さらに、一般的な調査隊は、まっすぐテレ湖へと向かいますが、 私たちは、重い機材を持って(撮影機材は預けられないため) 撮影をしながら向かうため、ボアを出発してから テレ湖につくまで、3泊4日かかってしまいました。 最後の1日は、早稲田隊も言及していますが、 沼に胸までつかり機材を頭上に持ち上げての進行です。 このような状況なので、文明に暮らす人たちが思い描く様な、 先に別のスタッフが乗り込んで「何かをする」とか、 村人に合図をだして・・・ みたいな事は、仮にやろうと思っても極めて難しいと思います。 そして、件の「映ってしまった謎の生物」ですが、 その後、自分なりに色々と推測しましたが、生き物と考えた場合に コンゴで生息が確認されている比較的大型の生物は3種類。 ゴリラと、ワニ、センザンコウです。 これを基に考えると、ゴリラはボア村〜テレ湖の間でも見ましたが 先に記した様に、テレ湖周辺は完全な沼地で住むのに適さないため、 可能性は極めて薄いと思います。 ワニ(記録に残るのは最大で2メートル程)はボア村まで続く 川には生息しているのですが、テレ湖は川とつながっておらず、 湖には魚や、ほ乳類など、エサとなる生物も生息していません。 ※藻を食べるメダカ程の小魚はいる。 また、周辺にも川は無いため、これも考えにくいかと思います。 ※テレ湖は川が流れ込んでいない事、また流れ出してもいない事、 ほぼ円形である事、真俯瞰でみると浜がなく、ぎりぎりまで 密林である事から、よく言われる様に、隕石が落ちた窪地に、 雨が溜まってできたものではないかと推測されます。 ※テレ湖は写真で見ると分かりませんが、水の色は赤褐色です。 (なのでテレ湖の水で米を炊くと赤飯になります) これは、堆積した木々の枝や落ち葉から染み出るタンニンなど の成分だと思われ、そのことからも、雨以外に水の流出入が ない事がわかります。 (作者雑談:タンニンで連想するのは深海魚が浅瀬で生活している奇跡の海=サブサイト。世界遺産。) 以上の事から、消去法で残る結論はセンザンコウです。 西アフリカに住むのは「オオセンザンコウ」という最大種で、 大きいもので、尾まで含めて1.5Mほどと言われていますが、 実際は2Mを超す個体が生息しています。 これにはちょっとした、裏話がありまして、 実は番組の中でも映っているのです。 テレ湖に向かう道程の間、私たちは米を炊き、食事を作りますが、 ボア村の人々は、夕方になると狩りに出かけ (これも3泊4日かかる理由の1つです)どこからともなく、 猿や鳥などを捕まえて来て焼いて食べる訳ですが、 2日目の夜、捕まえて来たのが、2Mを超すセンザンコウです。 ただし、当時この生き物を村人たちはスペイン語で「アルマジロ」と言っていたため、 何も気にせず「アルマジロ」として番組でも 紹介しています(今考えると、不勉強でお恥ずかしい限りです) 後年、アルマジロを調べるきっかけがあった際に、 大型のアルマジロは数百万年前に絶滅している事、そもそも アフリカには生息していない事が分かり、では? という事で 調べたところ、西アフリカに住むアルマジロの様な生物は 「オオセンザンコウ」だという事が分かった訳です。 そして、センザンコウは体表を覆う、大きなウロコの様な部分に 空気を溜め込んで、浮力を得て、泳ぐ事が出来るのです。 そもそも、現地人以外で、モケーレ・ムベンベを実際に見た、 というのは、1770年代のフランス宣教師だけで、 その記録には、見た事のない生物で、足跡に「3本の鋭い爪跡」が あった。と記されていますが、センザンコウもナマケモノの様に 前足の爪が3本だけ発達しています。 以上の事から、空撮で映ったものが、もし、生物だとすれば、 泳いでいる「オオセンザンコウ」ではなかったのか・・・ フランス宣教師が「初めて見た生物」もセンザンコウでは? というのが、自分なりの結論です。 因に、モケーレ・ムベンベを世に広めた、シカゴ大学の ロイ・マッカル教授と、後年、別の案件で共同調査をした際、 博士は、「モケーレ・ムベンベは絶対にいる」と 確信していましたが。。。 以上、とりとめもない話を長々とすみません。 |
ありがとうございました。1通目のメールがなんと昨年の9月24日。
20年以上前の話に触れられる、こんなにゆっくり更新するのも許してほしいですが、
Kさんも偉くなってしまって名前出せば驚かれる人だったりします。
オオセンザンコウってどんな動物か?
アルマジロに似ているという事で連想していたけど、ニュースではこんな風に紹介されてました。
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まさに正体不明の怪物だと…。
わざと引き延ばして紹介するニュースサイトに悪意を感じますが…
服にも変身してました。
さて、問い合わせの多い中東の見解。
私が中東を訪問していた頃は25年以上前(何も知らない若造で医療で嫌々でしたが)、
まだ中近東という呼び方がメインで、イラクとイランの区別がつかない人が大多数でした。
クェートしかり。最近の日本人拘束事件でも専門家を名乗る方々を(私は)誰も知らなかったり、
時代と時の流れに驚くばかりです。
オマケ記事はここにもありますが、昔の3人拘束事件の特集は消してました。
ISIL(いわゆるイスラム国)の出現は予想できたことですが、
日本の秋葉原で戦闘員の募集があった件とか、いつの間にか日本が置かれた状況は驚異です。
表紙へ
2014年6月14日 | 現在、交流系はありません。 |
王道ネタ紹介の工夫
最近、魚病について調べたところ、自分の記事もよく引用されてることに気づきました。
たとえば魚体の体液は塩分を簡単にイメージすると0.8-0.9%、
淡水の病原菌の主なものは0.35%なので、塩で治療する場合は0.5%前後が(初心者さんにも)安全に使える濃度。
浸透圧の変化で病原菌は死滅し、魚は大丈夫という基準から導き出された昔からの知恵。
なぜ塩が薬のように使われるのか?なぜ実際に効果があるのか?
海水魚では逆に塩分濃度を低くする淡水浴が使用されるのは、海に住む病原菌の体内濃度の応用です。
食用向けのサケマス類やコイなど養殖場ではもっと凄い濃度を短時間で薬浴して治療してます。
耐えうる時間も細かく調べられてきていますが、初心者さんがやるには慣れが必要なので、
私の当時の記事などでは王道だけの紹介で強調します。
新しい薬剤は時代と共にできてくるわけだけど、いまだに廃れていない塩の投入の科学的説明、
こういったものは当時はメールやBBSでやり取りして啓発していったものだけど、
今は勉強した人がまた後進へ教え、消えることなく残っていきます。それを見つけて喜んだりします。
ちなみに魚類の体液のPHは7.3-7.6。ペーハー検査をしてみると面白いですよ。
わが家の水道水はPH7.5-7.8(揮発させて調査)。
さて、作者は友人の急逝により心的ショックが大きく、サイト更新や交流は不可状況ではあります。
サイトは閲覧中心のまま残してますので、暇つぶしにどうぞ。
作者の作成サイト(全てうんちく系です。) ミクシイ、ツイッター、フェイスブック、ブログなど交流系はやっておりません。 同姓同名や同じハンドルネームにご注意。例=このブログは私ではないです。 もしあったとしても私が管理人ではありませんので、よろしくどうぞ。 |
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仲間内ですらエイプリルフールの冗談すら言えなかった昨今。
これでは楽しいネタなど書いたりできないと自覚して、趣味にでも興じていきたいです。
サイト上では”あまり変わらない王道”を解説しているネタが多かったのですが、
ネット界隈のありかたも変わってきてますから、どんな世界になるのか眺めていきたいですね。