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gfrgehyydaさん

古都の景観を守るために制定された屋外の看板などを規制する京都市屋外広告物条例に違反しているとして、京都市が初めて強制撤去を通告していた伏見区のラブホテルが7月23日、違反広告物の自主撤去を始めた。全国でも異例の厳格な規制を盛り込んだ改正条例の完全施行が9月に迫る中、京都市は対策を強化するが、まだ市内には約1万件の違反物件が残っている。看板の掛け替えなどで自己負担を迫られる事業者からは反発も出ており、攻防戦は激化しそうだ。

京都市は、2007年に市屋外広告物条例を改正し、屋外広告や点滅式照明を使った看板の使用を禁じて、看板に使ってもよい色や大きさなどを細かく定めました。

この条例改正を受け、他所では見ることのできない「京都仕様」の看板が続々と誕生したのです。

ラブホテルの猫の看板を破壊することに

◆巨大ネコ消える

 強い日差しが照りつける中、ホテル屋上に掲げられた全長約4mのネコの樹脂製オブジェが約2時間かけて工作機械(グラインダー)などで解体され、次々と取り外されていった。

 「市のやり方は強引すぎる」。当初、全面対決の構えを見せていたホテルの運営会社だが、京都市が30日からの強制撤去を通告すると「自主撤去の方が安い」と一転。だが、社長は「景観を守るのもいいが、市民が納得する形で進めてほしい」と不満を隠さない。

京都の各お店の看板は京都独自の姿になっている

看板の付け替えには数十万~数百万という費用がかかるため、中小企業などは条例への対応に苦しんでいるという現状もある

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