ひなまつり最終決戦 完結篇
○完結篇
(BGM:壮大なファンタジー音楽)
N「さようならケシザベス・文房具戦隊ひなまつり最終決戦!」
(BGM:スリリングに)
N「永井五のデビルマンションにたどり着いたケシザベスたち!だがそこへ、悪魔の和菓子戦隊が現れた!」
コロ助「和菓子戦隊、触れば考えも甘くなってしまう甘々あんこ攻撃なり~!」
N「和菓子戦隊は、触れば考えも甘くなってしまう甘々あんこ攻撃フォーメーションを組み、甘いかたまりとなってケシザベスたちに突っ込んできた!」
(SE:ベチョ!)
北川「きゃ~!」
N「あんコロ助のあんこが、北川ケイコーペンの体にべっとりとついてしまった!」
北川「あぁ、なんかもう、ケイコーペンでチェックすんのめんどくさ~い、細かいことなんかど~でもいいよね、楽しけりゃい~よね~!」
ケシザベス「うわ、北川ケイコーペンの考えが甘くなってる!ケシザベスウルトラスピン!」
(SE:ブルンブルンブルン)
N「ケシザベスは北川ケイコーペンの前で、高速回転し、巻き起こった風圧で北川のあんこを吹き飛ばした!」
北川「はっ、私は何をしてたのかしら!」
ケシザベス「北川ケイコーペンが戻った!」
コロ助「はっはっは、まだまだあんこは沢山あるなり~!」
ケシザベス「くくっ!」
N「その時!」
(BGM:所ジョージ)~
所「どうもで~す!通りすがりの文房具、所ジョーギで~す。そいじゃあ今週もダーツを投げてみましょうかね、えい!……お~っ、刺さった!和菓子戦隊さんの行き先は、京都の宇治にケッテイ!」
和菓子戦隊「え~っ!」
コロ助「宇治といえばお茶の産地!シブイお茶飲まれたら、ボクたちもう食べられ放題なり~」
所「いってらっしゃ~い!」
和菓子戦隊「あちゃ~!」
N「和菓子戦隊の五人は京都の宇治まで飛んで行き、所さんも帰っていった。」
ケシザベス「なんだか分かんないけど、助かった!」
永井五「ぐわっはっはっは!まだまだこれからだ!出でませぇ、あついもの戦隊!」
(BGM:ゴールドフィンガー)
アチチ「♪アダーチー、アチ~!画の無いアチチ館司会のアチチ梨花です!それでは、熱すぎるゲストを紹介します!」
(SE:カシーン!)
大橋「夏場はハイボールが好きなんだけど、寒い冬にはやっぱり熱燗!大橋熱燗です!」
(SE:カシーン!)
とっくり「冬は独り身にはさむい……、でも、とっくりセーターを着ると首があつい!とっくり青空です!」
(SE:カシーン!)
ミヤケド「あちゃ~~!オレのハートは熱すぎてヤケドするぜ!ミヤケド健太です!」
(SE:カシーン!)
村田「群馬県の舘林市は、毎年夏になると日本一暑い町をあらそってるんですよ。村田舘林市です!」
(SE:カシーン!)
大橋「あついもの戦隊の熱風攻撃!」
(SE:モア~ン)
N「あついもの戦隊のあつい熱風が文房具戦隊を襲った!」
ケシザベス「あつ~い!」
マン・ネンヒツ「ケイコーペンはん、汗かいてまうがな~」
北川「マン・ネンヒツ!インクを地面にまいて!」
マン・ネンヒツ「ピュッ、ピュッ、ピューッ!」
(SE:ジュワ~!)
N「マン・ネンヒツのインクがうち水となり、気化熱で温度が下がった。さらに!」
ケシザベス「私も手伝うわ!見てて王子!ケシザベス、ウルトラスピン!」
(SE:ブルンブルンブルン!)
N「ケシザベスの超高速回転で風が起き、さらに温度が下がった」
大橋「う~、さぶっ!」
N「あついもの戦隊は、すっかり寒くなり去って行った。」
永井五「ぐわっはっはっは!まだまだだ! 出でよ、悪魔の楽器戦隊!」
N「悪魔の楽器戦隊が現れた!」
ドラム「ハーイ!わたしは未来からきた猫型ロボットの妹、ドラムちゃんよ!リズムに乗って、スティックで叩いちゃうからね!」
(SE:カシーン!)
チェロ「ナイスミーチュー!あー、ボク、日本語と英語が話せるバイリンガル犬、リトルチェロだよ!犬だけに、ワン!ダフルなんちゃって!テールイズホワイト、おも白~い!」
(SE:カシーン!)
シンバル「オラ、クレヨンシンバルだゾ~!」
(SE:シンバルの音)
シンバル「おお~、オラのぞ~さんもシビレルう~!」
(SE:カシーン!)
(BGM:おばけのQ太郎音頭)
Q太郎「キュッキュキュノキュー、キュッキュッキュノキュー、おばQ音頭でキュッキュッキュー!ボク、オーボエ家のQ太郎!木管楽器オーボエのお化けだよ。♪あたまのてっぺんに毛が三本、毛が三本、だけど犬には弱いんだ~」
ケシザベス「いつまで唄ってんのよ!」
(SE:カシーン!)
天才バカトロンボン「五人目は、天才バカトロンボンのパパなのだ!」
ケシザベス「あとの四人はいいけど、天才バカトロンボンのパパって、ちょっと字余りでムリがない?」
天才バカトロンボン「これでいいのだ!」
(SE:カシーン!)
シンバル「まずはオラから行くゾ~」
N「クレヨンシンバルは、激しくシンバルを打ち鳴らした!」
(SE:シンバルの音)
ケシザベス「うわ、うるさ~い!」
イレイサ―「北川さん、楽器の弱点は?」
北川「それは……」
北川「楽器の弱点は、楽譜に従うことよ!」
ケシザベス「楽譜に従う?……そうだ!ケシケシゴシゴシケシザベス!ケシケシ、ゴシゴシ、ケシザベス!」
N「ケシザベスは楽譜の音符をすべて消した。」
天才バカトロンボン「なにをするつもりなのだ!」
ケシザベス「マン・ネンヒツ!私とイレイサー王子の体を黒く塗って!」
マン・ネンヒツ「よっしゃ!キュッキュッキュのキュ~」
N「マン・ネンヒツはケシザベスとイレイサー王子の四角いゴムの体を黒インクで塗った。二人はその体を楽譜に押しつけて……」
ケシザベス「ぺったんこ!ぺったんこ!」
イレイサー「ぺったんこ!」
N「消しゴムハンコの要領で、黒くて四角い全休符を押しまくり、楽器たちは演奏が出来なくなって、退散した!」
永井五「ぐわっはっはっは~、なかなかやるな。だが、悪魔の戦隊はまだまだいるぞ!いでませえ!キノコ戦隊!」
(SE:不気味に)~
N「薄暗いデビルマンションの門の中から、キノコ戦隊が現れた!」
しーたけ「コマネチ!バカヤロコノヤロ!ダンカン、コノヤロ!ビートしーたけだコノヤロ!」
(SE:カシーン!)
えのき「元気ですかーー!元気があればなんでもできる!3、2、1、ダー!アントニオえのき~!」
(SE:カシーン!)
(BGM:門司生演奏・上品に)~
松「♪匂い松茸味しめじ~、ほんのり香る大人の魅力~。父は歌舞伎の松本はくおう、私は女優、松たけ子~」
(SE:カシーン!)
(BGM:門司生演奏・激しく)~
沢尻「♪あ~ん、あたしは自由気ままなキノコの女優。え?どうしてそんなに気ままなのかって?……別に!……そう、わたしは、沢尻エリンギよ~」
(SE:カシーン!)
(BGM:ふなっしー)
ぶなっしー「五人目はボク、ブナシメジのぶなっしーだぶっし~!」
ケシザベス「ユルキャラ出た!」
ぶなっしー「ユルキャラじゃないぶっし~、ぶなっしーだぶっし~!それじゃあボクの攻撃から行くぶっし~!腐ったキノコはめちゃくさい!クサレキノコ汁、ブッシャーーー!」
(SE:ブッシャー)
ケシザベス「うわ、くっさ~!」
北川「キノコの弱点は、ナメクジよ!」
ケシザベス「なめくじ?」
北川「ナメクジは野生のキノコを食い荒らす天敵だと言われているの」
イレイサー「よ~し、ここはボクにまかせろ!ぐにゃぐにゃ、ぐにゃ、ぐにゃぐにゃ……」
N「イレイサー王子は練り消しゴムになって、体をぐにゃぐにゃに柔らかくし、ナメクジ消しゴムとなった」
イレイサー「(なめくじっぽく)ネリケシ、クジクジ~、ナメナメ、クジクジ~、ナメナメしちゃうぞ~」
キノコたち「うわあ!」
ぶなっしー「気持ちわるいぶっし~!」
N「きのこ戦隊は逃げて行った」
イレイサー「ナメナメ、クジクジ、どろどろどろ~~」
北川「イレイサー王子、気持ち悪い!」
イレイサー「ケイコーぺ~ン、そんなこと言わないで~、ナメナメ~」
ケシザベス「王子、早く、堅い消しゴムに戻りなさいよ!」
永井五「ぐわっはっはっは!まだおるぞ!出でませぇ、ちゅるちゅる美味しい麺戦隊!」
(BGM:門司ピアノ・川の流れのように)~
ひばり「♪あぁ~んかけそばでヤケドする~、こんばんは、みそばひばりです」
クリステル「どうもこんばんは、しらたき川クリステルです。男はみんな私のしもべよ。そうワタシは、ひ・と・で・な・し!」
武井「ゆで時間2分たらず、最もお手軽な麺!目指すは百麺の王!武井ソーメンです!」
(BGM:門司ピアノ・長い夜)~
千春「♪なが~~~~~~い春雨~!どうも~、松山ち春さめです!」
坂野「スパゲッディ坂野でーす。先日、スパゲティーを食べに行ったんだけど、ステーキもレアしか頼まないオレは、思い切りアルデンテにしてくれっていったのさ、そしたら麺に芯が残りすぎてて、文句を言ってやったら店主がこう言ったのさ、スパゲティーだけに、乾麺してくれ!スパゲッツ!」
一同「ポカーーン」
ひばり「行くわよ、長いものには巻かれなさい攻撃~!」
(SE:シュルシュルシュルシュル!)
一同「うわあ!」
ケシザベス「巻かれる、巻かれる!」
ひばり「お前もだ!」
N「ちゅるちゅる美味しい麺戦隊の麺が松カッターナイ・フィロキにも巻き付いた!」
松カッターナイ「オレはブチ怒っとる、ブチとは広島弁でものすごいという意味じゃけえ!ブチブチブチブチブチ~!」
N「松カッターナイ・フィロキはカッターナイフで麺類を細かく切り刻んだ!」
麺類戦隊「ひえ~!」
N「ちゅるちゅる美味しい麺類戦隊は、ブチブチにちぎれて去って行った。」
永井五「ぐわっはっはっはっは!これで終わったと思うなよ。とっておきの悪魔を出してやろう!いでませえ~!」
(BGM:不気味に)~
N「デビルマンションから現れたのは、なんと藤井ソウタイだった!」
ケシザベス「ソウタイ君……どうして?」
永井五「がーっはっはっは!藤井ソウタイは捕らえられ、オレの持ち駒となったのだ。行け!悪魔の藤井ソウタイ!」
(BGM:スリリング)
N「藤井ソウタイは、歌いながら将棋の駒を投げつけて攻撃してきた!」
ソウタイ「♪(王将)吹けば~とぶような、将棋の駒に~」
(SE:ビシュ!ビシュ!ビシュ!)
ケシザベス「くくっ……」
永井五「がーっはっはっは!まだまだ終わってはいないぞ。オレはどんな戦隊でも生み出すことができるのだ!」
イレイサー「これじゃきりがない!」
永井五「出でませえ……」
N「永井五が次なる戦隊を生みだそうとしたその時、文房具の助っ人が現れた!」
ルーペ「どうも~、藪からスティックにトゥギャザーしようぜ、ルーペ大柴でございますけれども」
永井五「なんだこいつは!」
ルーペ「ロングファイブ!いや、ちがった永井五!お前の悪魔の原稿なんか、このルーペでサンシャインのライトをトゥギャザーして、こうしてやル~!」
N「ルーペ大柴は太陽光線をルーペで集めて原稿を燃やした」
(SE:じりじりじり)
永井五「うわぁ、原稿が燃える!やめてくれ~!」
N「永井五は、二度とひな祭りのジャマはしないと誓った!」
ソウタイ「はっ、ボクは何をしていたんだ」
ケシザベス「永井五に操られて、持ち駒になっていたのよ」
ソウタイ「そんな恥ずかしい……ボク、ソウタイします!」
N「ソウタイはひな壇に駆けて行った。」
(BGM:壮大なファンタジー)
N「かくして、藤井ソウタイを取り戻し、ひな人形の元へ戻ったケシザベスたち。」
ケシザベス「ソウタイ君、連れ戻したわよ!」
N「だが、五人囃子の表情は暗かった。」
ケシザベス「どうしたの?」
笛島「それが……」
TAIKO「肝心の女雛と男雛が、FRで」
ケシザベス「FR?」
TAIKO「二人で旅行に行っちゃって」
ケシザベス「えーっ、おびなとめびながいなきゃひな祭り出来ないじゃない!」
マン・ネンヒツ「ケイコ―ペンはん、どないしたらええねん!」
北川「解決法が一つあります!」
一同「えっ?」
北川「イレイサー王子とケシザベスがおびなとめびなになるんです。」
ケシザベス「え~!そ、そんな、だって、イレイサー王子は、ケイコーペンに気があるんだし、いまさらそんな」
イレイサー「ボクはそれでもいいよ」
ケシザベス「えーっ」
(BGM:ロマンチックに)~
イレイサー「ていうか、本当はケシザベスが本命だったんだ……だから、照れくさくて、ケイコーペンにちょっかいを出してたんだ……もしも、ケシザベスが良かったら、ボクのめびなになって欲しい」
ケシザベス「イレイサー王子……」
N「ちょっと強引だったけど、最後はイレイサー王子とハッピーエンド!これでひな祭りも安心だね!ありがとうケシザベス!さようなら、でもまた会いたいな、ケシザベス!」
~おわり。
投稿者:番組D2号 | 投稿時間:00:49 | カテゴリ:番組放送中 | 固定リンク
シェアする