「ケシザベス最終回 あぁ!涙の卒業式」第1話 ※お題1です
スタッフ1号です。
お待たせしました。涙の最終回!シナリオ台本です。
みなさんからの最後の妄想お待ちしております。
「ケシザベス最終回 あぁ!涙の卒業式」
第1話パート
(BGM:壮大なファンタジー音楽)
N「ケシザベス最終回・あぁ!涙の卒業式」
(BGM:一転して学園もの)
N「ここは、日本全国の物産品があつまる高校、『全国物産学園高校』。我らがケシザベスも、山梨の物産品、桃としてこの高校に通っていたのだが、この三月で卒業!明日は卒業式なのだ」
(SE:通学路)
ケシザベス「あぁ、学校へ行くのも、あすが最後なのね」
N「通い慣れた通学路をケシザベスが歩いていると、同級生で秋田出身のきりたポン子、高知出身の土佐野カツオ、新潟出身のコシ・ヒカルたちが走ってきた」
ポン子「おはよ~!ケシザベス」
カツオ「おっす!」
ヒカル「おはよう」
ケシザベス「みんな、おはよう!」
カツオ「オレたちも、いよいよ卒業じゃ!」
ケシザベス「カツオは卒業したらどうするの?」
カツオ「オレは、土佐に帰って、一本釣りの漁師になるがぜ。やっぱりオレは、土佐の男やき!」
ポン子「カッコイイ~!」
ケシザベス「ポン子は?」
ポン子「オラも秋田さ帰って、秋田美人美容専門学校に行ぐんだ」
ケシザベス「自分で秋田美人って言うなんて、すごいわね!コシ・ヒカルくんは?」
ヒカル「オレはネオ東大の農学部へ行って、お米をもっとおいしくする研究をする!」
一同「へぇ~」
ポン子「現役で合格するなんて、すげね!」
N「ここで番組からお詫びです。日本全国の方言を調べて書いたつもりですが、用法ならびにイントネーションの表現に限界がありますので、ご容赦ください」
ケシザベス「みんなそれぞれの道を行くんだね」
ポン子「ケシザベスはどうすんだ?」
ケシザベス「私は……まだ、考えてないんだ……自分探しの旅でもしようかな」
N「そんな話をしながらケシザベスたちが高校に着くと……」
手羽先「うおおお~!うおおお~~!」
N「学年主任の熱血教師、愛知県出身の手羽先一郎先生が、校庭で泣きわめいていた」
手羽先「うおおお~~!」
カツオ「手羽先先生、どうしたが!」
手羽先「うおお~~!」
カツオ「先生、泣いちょったら分からんぜよ!」
手羽先「うおおお~」
N「土佐の熱い男、土佐野カツオと熱血教師手羽先一郎の会話は、暑苦しかった。」
手羽先「泣きたくもなるでよ!見てみいこれを、明日の卒業式を休むゆうて、欠席届けを送ってきた生徒が、どえりゃーおるでよ!」
N「手羽先先生は、卒業生たちが送ってきた欠席届けの束を見せた」
ケシザベス「こんなに沢山!?」
ポン子「なんでまた?」
手羽先「こいつらはみんな卒業式をボイコットすると言っとるんでよ」
ケシザベス「ボイコット!?」
ヒカル「抗議を持って拒否するという意味だ」
手羽先「あぁ、もうこんな奴らどーでもいい!休みたいヤツは休めばええ!」
ケシザベス「先生、それは違うと思います!」
手羽先「なにがや?」
ケシザベス「どの生徒も、みんな一緒に勉強してきた仲間じゃないですか!高校生活を締めくくる大事な卒業式だから、全員でやりたい!」
(BGM:青春ドラマ)
手羽先「ケシザベス……」
ケシザベス「明日の卒業式までに、私がみんなを説得します!だから、全員の分の席を用意しておいてください!」
手羽先「わしは今、猛烈に感動しとる。よう分かった!全員の席を用意してまっとるでよ!」
ケシザベス「はいっ!」
(SE:バイクが走り回る)
N「その時、校庭に、マッドマックスのようなバイクに乗ったヤンキーが現れた」
(BGM:門司生演奏・ロックンロール)
ゴーヤ「♪エンジンバリバリ~、飛ばすぜロケンロール、わんはツブツブ、苦み走った、ゴーヤニガシさあ~!」
N「沖縄出身のゴーヤ・ニガシだ」
ケシザベス「ゴーヤ・ニガシくん。あんたも欠席組の一人ね」
ゴーヤ「当たり前さー、卒業式なんかでなくてもさー、なんくるないさぁ~!」
N「そこへ、宇都宮ギョーザのレディス、宇都宮ギョウ子が現れた!」
(SE:バイクが走り回る音)
(BGM:門司生演奏)
宇都宮「♪ギョーザと言えば宇都宮、皮はパリパリ!野菜たっぷり、日本一のギョーザだべ~♪」
浜松「日本一は浜松だに!」
N「そこへ、浜松ギョーザの浜松ギョウ子も現れた!」
(SE:バイクが走り回る)
浜松「音楽スタート!」
(BGM:門司生演奏)
浜松「♪ギョーザと言えば浜松!お肉たっぷり!タマネギバリバリ、日本一は
浜松だに!♪」
宇都宮「うるせえ!宇都宮餃子が日本一だべ!」
浜松「浜松だって言ってんだに!」
宇都宮「宇都宮だべ!」
浜松「浜松だに!」
宇都宮「宇都宮なんだべ!」
浜松「浜松だに!」
宇都宮「だべ!」
浜松「だに!」
宇都宮「だべ!」
浜松「だに!」
N「ギョーザのライバル、宇都宮と浜松はいつも揉めるのだ」
ゴーヤ「おいおい、宇都宮と浜松のねーね!もめてる場合じゃないさ、わったぁ、番長に、卒業式の会場をメチャクチャにしてこいって言われて来たんだからさぁ!」
ケシザベス「番長?」
ゴーヤ「さぁ、はじめるさー!」
(SE:エンジンを吹かす)
ケシザベス「そんなことはさせないわ!」
ゴーヤ「ジャマすると痛い目にあうさ!宇都宮、浜松、やるさー!」
宇都宮「ケシザベスはあたいが仕留める。きえーーっ!」
N「宇都宮ギョウ子は、栃木の名産品、かんぴょうを振り回してケシザベスに迫った」
(SE:ブルンブルンブルン!)
浜松「あたいが仕留めるだに!」
N「浜松ギョウ子は、浜松の名産品の楽器、中でも最大の凶器、トロンボーンをスライドさせながらケシザベスに迫った」
(SE:トロンボーンの音)
N「宇都宮ギョウ子と浜松ギョウ子がかんぴょうとトロンボーンでケシザベスに襲いかかったその時!」
ケシザベス「たあっ!」
N「ケシザベスはゴムの反発力でジャンプ!宇都宮のかんぴょうと浜松の
トロンボーンが絡まった」
宇都宮・浜松「うわぁ~!」
ケシザベス「ケシザベス、キーック!」
(SE:ドガっ!バコっ!)
N「ケシザベスはしなやかなキックで宇都宮と浜松を倒した」
二人「うげっ!」
ゴーヤ「宇都宮!浜松!」
ケシザベス「さぁ、ゴーヤくん、次はあなたよ!」
ゴーヤ「なに~、わんとタイマンを張ろうとは、おもしろいさー」
(BGM:不良ドラマ風)
ケシザベス「ゴーヤくん、勝負の前に一つだけ約束して欲しいの」
ゴーヤ「なに?」
ケシザベス「もしもあたしが勝ったら……ゴーヤくんも、宇都宮さんも、
浜松さんも、卒業式に出て欲しいの」
ゴーヤ「卒業式?そんな子供の遊びみたいなこと、出来るわけないさ」
宇都宮「そうだべ!できるわけねえべ!」
浜松「ニガシ!こんな女、浜松の名産品、オートバイを使ってやっつけてやれだに!」
ゴーヤ「へっへっへ、行くさー!」
(SE:ブォーーン!)
N「いきなりバイクで突っ込んできたゴーヤ・ニガシ!」
ケシザベス「くるるんぱ!」
N「ケシザベスはゴムの体を回転させ、校庭の砂を飛ばした!」
ゴーヤ「うっ、す、砂が目に入ったさー!」
(SE:ブレーキ音~転倒)
N「ハンドルを取られてゴーヤのバイクは転倒!」
ゴーヤ「うわあ!」
ケシザベス「ケシザベス、ソルト&シュガー!」
(SE:塩と砂糖をかける音)
N「ケシザベスは、空中でゴーヤに塩と砂糖をまぶし、充分に揉み込んで、苦みをすっかり消し去った。」
ゴーヤ「ま、参ったさ!」
宇都宮「ケシザベスには勝てないべ」
浜松「降参だに!」
ケシザベス「ゴーヤくん、宇都宮さん、浜松さん、約束どおり、卒業式に出て貰うわよ」
ゴーヤ「でも、わったみたいなハンパもんが卒業式に出ていいのか?」
宇都宮「そうだべ、あたいらが出たらみんなが迷惑するべ……」
浜松「みんなウザイに決まってるだに!」
ケシザベス「そんなことないわよ。ゴーヤくんだって、宇都宮さんだって、浜松さんだって、みんな一緒に学校に通った仲間じゃない!」
(BGM:青春)~
ゴーヤ「ケシザベス……」
宇都宮「ケシザベス!」
浜松「ケシザベス!」
カツオ「なんだお前ら、泣いてるのか?」
ゴーヤ「ちがう!校庭の砂が、目に入っただけさー」
一同「ハハハ、ハハハ……」
N「ゴーヤ・ニガシと宇都宮ギョウ子、浜松ギョウ子は、明日の卒業式に出席すると約束してくれた。」
手羽先「ありがとうケシザベス!だが、欠席届けを出した生徒はまだどえりゃーおるで」
ケシザベス「一人一人、訪ねて行くしかないわ」
カツオ「わしも行くぜよ!」
ポン子「オラも!」
ヒカル「オレも行く!」
(SE:壮大なファンタジー)
N「ケシザベスは、きりたポン子、土佐野カツオ、コシ・ヒカルと共に、学校を欠席している生徒を一人一人訪ねてみることに……」
(BGM:緊迫感)
N「ケシザベスはまず、熊本出身のカラシれん子の家を訪ねた」
(SE:ドアチャイム)
れん子「(インターホン)はあい」
ケシザベス「あの、ケシザベスだけど、卒業式のことで話があって」
(SE:ガチャッとドアが開く)
れん子「卒業式?なんごつな?」
ケシザベス「どうして欠席するの?一生に一度の卒業式なんだからみんなで卒業しようよ」
れん子「もう~、ケシザベスはおせっかいばい!いっつもそうやって人の問題に首を突っ込んで、ヒーローにでもなったつもりと?ハッキリ言うて迷惑ばい!」
N「カラシれん子は、辛口批評でケシザベスを攻撃した」
れん子「それにあんた、山梨の名産品、桃だなんて言いよるばってん、消しゴムばい!偽証罪で訴ゆるばい!」
ケシザベス「ううっ、さすがにツーンと来る辛口批評に耳が痛い……でも、こんな批評には負けない!それっ、ピュピュピュピュー!」
N「ケシザベスはからしれん子にマヨネーズをかけて、そのマイルドなうまみで辛みを押さえ込んだ!」
れん子「う~ん、まろやかな気持ちばい……桃やなかけど、香りが桃やけん、ま、よかばい~」
ケシザベス「れん子、一緒に卒業式やろうよ!」
れん子「うん、ケシザベスがそう言うなら、出るばい!」
N「カラシれん子も卒業式に出ることに!」
(BGM:緊迫感)
N「ケシザベスたちは次に( ① )出身の( ② )を訪ねた。
( ② )は、( ③ )だから卒業式には出たくないと言い、
( ④ )で攻撃してきたが、ケシザベスは( ⑤ )でそれを倒し、
( ② )は卒業式に出ることを約束した!」
※例
高知県出身の四万十アユを訪ねた。四万十アユは、歌手活動で
忙しく、卒業式になんか出てられないと言い、、ピチピチ跳ねて
攻撃してきたが、ケシザベスは、塩をふりかけ塩焼きにするぞ
攻撃で四万十アユを倒し、四万十アユは、卒業式に出ることを約束した。
(BGM:緊迫感)
ケシザベス「次はここね……」
N「ケシザベスは次に、千葉県銚子の名産品なめろうの、チバなめ郎を訪ねた。」
なめ郎「あれ、みんな揃ってどうしたんだ?ま、いいや、入れ入れ」
N「銚子出身のチバなめ郎に調子よく案内されて、部屋に入ると、豪華な室内に何台ものコンピューターが並んでいた」
ポン子「うわ~、すげ~コンピューターだ!」
カツオ「しかも高級なヤツばっかりぜよ!」
なめ郎「オレはこれで、仮想通貨の売り買いをしてるんだべ」
一同「仮想通貨?」
なめ郎「そう、今月は五百万もうけちった」
一同「ご、五百万!?」
なめ郎「ハハハ、オレは仮想通貨でもっと儲けて、IT会社を作ってボロ儲けして、遊んで暮そうと思ってるんだ。人生なんて、しょせんは金だべ、ハハハハ」
N「チバなめ郎は、人生をナメた高校生なのだった」
ケシザベス「そんなことよりなめ郎くん、明日の卒業式、どうして欠席するの?」
なめ郎「明日は仮想通貨の取引で忙しいんだ。卒業式なんか出たってなんの
メリットもないべ!」
ケシザベス「メリット?」
なめ郎「おめーたちに付き合ってる暇はないんだ!」
カツオ「われ、ナメたことを……」
なめ郎「オレはチバのなめ郎だ!けえれ!けえらっせ!……
レロレロレロレロ!」
一同「うわあ~!」
N「チバなめ郎は、ケシザベスたちをナメ始めた」
なめ郎「レロレロレロレロレロ~」
ケシザベス「チバくんのツバが・・・き、気持ち悪い~!」
N「ケシザベスはチバなめ郎のナメナメ攻撃に勝てるのか?そして、欠席届けを出した生徒たちを、全員卒業式に呼ぶことは出来るのか!……第2話へ続く!」
第1話はここまで。
お題1話はケシザベスと卒業式にいっしょに行くキャラです!
N「ケシザベスたちは次に( ① )出身の( ② )を訪ねた。
( ② )は、( ③ )だから卒業式には出たくないと言い、
( ④ )で攻撃してきたが、ケシザベスは( ⑤ )でそれを倒し、
( ② )は卒業式に出ることを約束した!」
お題投稿もお待ちしております♪
お題の投稿はこちらから
イラストやお話の展開、新キャラなどなどはこちらからお願いします!
投稿者:番組D1号 | 投稿時間:14:00 | カテゴリ:台本・お題 | 固定リンク
シェアする