フリー雀荘ってどんなところ?初めてフリー雀荘に行く人へ

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へんしゅうちょー

当ブログの編集長。とある東風のフリー雀荘でメンバーをしている。 漫画、読書、映画鑑賞が趣味のありふれたおっさん。

フリー雀荘ってどんなところ?

 

ネット麻雀や友達と遊びで麻雀を打っていたけどフリー雀荘はなんとなく怖いイメージがあって行ったことがない。

 

 

フリー雀荘ってどんな場所?

お金はどれくらい持っていけばいい?

点数計算は曖昧でも大丈夫?

どんなマナーがあるの?

 

 

という人はこの記事を読めば大丈夫です!

安心して初めてのフリーに行けます。

 

 

フリー雀荘で5年従業員を務めた経験をもとに執筆させていただきました。

 

そもそもフリー雀荘とは?

 

 

 

雀荘での麻雀は『セット』『フリー』に分類されます。

 

『セット』とはあらかじめ4人もしくは3にで打ち合わせて雀荘に集まり、卓を借りて行う麻雀です。面子は大学の友人だったり会社の同僚だったりします。

 

『フリー』とは1人で雀荘に行って、他の1人で来店したお客さん、もしくは人数が足りなかったときは雀荘の店員(メンバー)と一緒に打つ麻雀です。

 

好きな時にやめることができます。

 

知らない人は同士で打つため、トラブルにならないよう最低限のマナーが定められています。

 

マナーといっても、堅苦しいものではないので気負う必要はありません。

 

全員が気持ちよく麻雀を打てるようにするためにあるものです。

 

お店の種類

 

フリー雀荘と一概に言っても、様々なルールやレートのお店があるので初めてフリー雀荘に行く際にはある程度下調べをすることをオススメします。

 

雀サクッ麻雀王国で検索すると大体の情報が出てきます。

 

中にはセット専門のお店もあります。

 

 

お一人様でも~、リーチ麻雀、と謳っているお店はフリーの営業をやっています。

 

レートは『1-1-3』『0.5-1-2』のように表記されており、一番左の数字は1000点が何Pか(1は100P、0.5は50P)。

 

真ん中と一番右の数字はウマを表しています(1-3は10000-30000、1-2は10000-20000)。

 

いくらくらい持っていけばいいの?

 

 

フリー雀荘初めての方は0.3or0.5の東南戦をお勧めします

 

0.5とはいわゆる『テンゴ』と言われるレートで1000点50Pです。

 

トビ(0点以下)の4着で大体ゲーム代込み3000円いかないくらいです。

 

1万円持っていけばかなりツイていなくても3ゲーム(東南戦は1ゲーム40分程度)なので2時間程度は遊べます。

 

雀荘に入ったら

 

 

初めてのお店に来店するとフリーの利用かセットの利用かを聞かれることが大半です。

 

フリーであればフリーの利用であることを伝えて、フリー雀荘が初めてであればその旨を伝えましょう。

 

誰でも一回は通過するステップです。なにも恥ずかしいことはありません。

 

 

 

全自動卓が初めてであれば使い方の説明も受けておくといいでしょう。最近の卓はサイコロは使わず配牌も自動で出てきます。

 

ほとんどのフリー雀荘がソフトドリンク無料です。待ち席につくと飲み物を聞かれてルールの説明を受けます。

 

 

大体5分程度の説明ですがわからないことはここで聞いておくといいです。

 

点数計算が曖昧な方はここでメンバー(店員)さんに伝えておくと、和了ったときに麻雀中に後ろにいるメンバーさんが教えてくれることがあります。

 

メンバーさんが卓の進行状況を教えてくれます。(東2局、ラス前、オーラス等)

 

 

点棒があまり動いていない東2局とかであればメンバーさんと交代で途中から卓に入るかどうか聞かれる場合があります。

 

一刻も早く麻雀を打ちたければ入りましょう。

 

途中から入るのが嫌であれば、次から入ると言って断っても全く失礼ではありません。

 

 

 

 

 

『お預かり』というシステムが存在する店ではここで預かり金を渡します。

 

お預かりとはお金がなくなって精算できなくなるのを防ぐためにお店が予めお客さんから一定額のお金を預かっておくシステムです。

 

お預かりを下ろしてしまうと基本的に次のゲームに入れなくなってしまいます。

 

 

お預かりの額はお店にもよりますが、0.5の東南であれば1000~3000円、1の東南であれば3000~5000円程度です

 

お預かり金と引き換えに貰えるお預かり証の形態はカードやプレートであったり、カゴであったりとお店によって様々です。

 

 

対局中のマナー

 

 

 

山を前に出す

 

山が上がってきたらトイメンの人の手が届きやすいように自分の前の山を少し前に出しましょう。

 

先ヅモしない

 

前の人が切る前に山から牌をツモることを先ヅモといいます。

稀に認められている雀荘もありますが、9割以上の店で禁止されているので初見の雀荘では控えるべきです(大型チェーンでは間違いなくされています)

 

 

発生、点数申告はハッキリと

 

鳴き、リーチ、和了の発生はハッキリといいましょう。

初めてフリーに行くと遠慮して小声でぼそっと発生しがちですが、ハッキリと言ったほうが間違いなく感じがいいです。

自分が和了ったら点数と祝儀を申告しましょう。(例)『8000点の1枚です』『2000 4000の2枚です』

点数を先に申告して後に祝儀の枚数を申告するのが一般的です。

点数がわからない場合、卓内or後ろにメンバーさんがいればメンバーさんに聞くのがベターです。

いなければ同卓者の人に聞くしかありませんが、毎回点数を聞かれるのはいい気分がしない方もいるので、30符40符の点数はある程度言えるようになってからフリーに行かれることをオススメします。

 

 

和了った相手の顔を見ない

 

お店のマナー表には明記されていないことが多いですが、ロン和了した相手の顔を見て点数申告するのはあまりよくないです

煽りと取られてしまうことがあるので、点数申告は自分の和了った手を見ながらすることを勧めます。

 

 

強打しない

 

牌は優しく扱いましょう。

熱くなって危険牌を強打したくなる気持ちはよくわかりますが、そっと切った方がスマートかつだれも不快な気持ちになりません。

 

 

手牌に関することは言わない

 

手牌に関する発言(『失敗した』『和了れる気がしない』等も)は三味線と取られる場合があるので、進行中の麻雀に関することは口にしないようにしましょう。

 

 

点棒、祝儀の払い方

 

点棒と祝儀は相手の手元にそっと置きましょう。

卓の真ん中に置くと牌を落としたときに点棒も一緒に落ちてしまう可能性があります。

 

ラス半について。

 

ゲームをやめて席を立ちたいときは『ラス半』をメンバーさんに伝えましょう。

『ラストの半荘』の略で、その回で終わりますよということです。

 

突然やめてしまうと、卓組みを考えているお店や他のお客さんを待たせることもあり迷惑が掛かってしまいます。

 

 

まとめ

 

ここまでをざっと覚えておけば安心して行けます。

完璧に覚えなくても、大型チェーン店でしたら初めての方にわからないことは優しく教えてくれると思います。

 

 

筆者自身、18歳のとき何も知らずに震えながら初めてフリーに行きましたが、

以来10年間雀荘で怖い思いをしたことはないに等しいです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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