古代朝鮮の移住氏族は、日本最古の歌集「万葉集」20巻に、どのような軌跡を残したであろうか。
この歌集は、7世紀初頭から8世紀中葉まで約130年間の和歌4500余首を収録し、幾度も増補されながら奈良時代末期に完成したと考えられている。
万葉学の泰斗・中西進氏は、「万葉の時代(七、八世紀)には朝鮮を無視しては何事も理解できない」と指摘し、「そもそも、万葉集の歌を出発せしめたものが、古代朝鮮からの衝撃力であった。…あの白村江の戦がなければ、万葉集もなかったかもしれない」(「万葉の時代と風土」)と述べている。
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