上原晃一朗/Koichiro Uehara

大学生は「私はこう考えたのですが、どうでしょうか」って積極的に発言して、圧倒的知性にガンガン上から殴られる経験をするのが良いと思うﾆｮﾛ。それこそが「生兵法では得られない、大きな知的財産」になるﾆｮﾛ。

「無知の知」が欠けてる素人はホントに危険

「情報社会は人類の平均知性を底上げすることなく『物知りなバカ』を増やしただけだったのではないか」というテーマが最近自分の中で繰り返し浮上してるﾆｮﾛ

こういうの見ると、大衆が「情報にアクセス出来る」ということと、専門家レベルで「根拠を持って情報を取捨選択して、自分の責任において提供する」ということの間には深くて大きい溝があることを実感するﾆｮﾛ……

電車にオッサン会社員と部下らしき若手OL2人が乗ってて、オッサンが広告を見て「オッ、欅坂の○○ちゃん！」「課長、若くて詳しい〜」「いやあ、皆知ってるでしよ」なんて話してたのだが、オッサンが先に降りるや「まじキメェ」「誰も知らねよ」とか悪態つかれてて、世の厳しさを知るなど。

ちょっと前のこれなんかもそういう話ﾆｮﾛ。 噛み付く人もいるだろうけど、地味なことを馬鹿にして小難しいことばっか勉強すると「キーワードに詳しいバカ」が出来上がる確率めちゃめちゃ高まるので……ﾆｮﾛ……https://twitter.com/49sick89hack/status/1108643355238395904 …

しかも方法論を軽視して情報だけ雑多に聞きかじっているので、一見すると「専門家にも匹敵する知識量を、すごいスピードで飲み込んでいる」ように見えてしまうﾆｮﾛ。恐ろしいことに、本人もそういう錯覚に陥って自己評価が膨れ上がってしまう……ネットでも割と見覚えのある現象だと思うﾆｮﾛ。

大量の情報が氾濫する分野では「知識量さえ集めれば専門家に追いつける」と思われがちで、その根幹にある「情報の質をどう吟味するか」「何を考えて情報を使うか」が忘れられやすいような気がするﾆｮﾛ。医学もそうだし、歴史も、哲学もそういう傾向があると思うﾆｮﾛ。

「新元号には安倍の安が入る！」と馬鹿左翼が大騒ぎしてるところに、まさかの志位和夫の和をブチこんでくる安倍政権有能すぎだろ。

京大理学部、ガイダンスで「タイムマシンは因果律からして存在しない」と断言した益川敏英名誉教授(ノーベル賞受賞者)に食って掛かる新入生が出現して早速知のジャングルの様相を呈している

えー、新元号発表が11分遅れて日本国民1億2700万人を待たせました 皆さんの時間が11分×1億2700万=2656年奪われました 2656年あれば日本国が建国できます

「令」という文字そのものへの嫌悪を表明する人たちがいるのですが、「令」を名前に含む人もいることを考えてはいかがでしょうか