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【ドラニュース】

ロメロ、広島の脚は気にせず 「まずは制球良く投げること」

2019年4月2日 紙面から

キャッチボールで調整するロメロ

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 機動力を仕掛けられるのは百も承知だ。オープン戦では、走者を出してからの投球に課題を残したロメロ。デビューが決定的な4日の広島戦に向け、強調したのは神経質になりすぎない姿勢だった。

 「走ってくるチームだからといって、自分にプレッシャーを掛けないこと。ランナーが出てから考えればいい。まずはコントロール良く投げることを心掛けたい」

 オープン戦は4試合で計15イニングを投げ、4盗塁を許した。特に最後の登板となった3月21日のオリックス戦(ナゴヤドーム)では、強肩の加藤とのコンビでも体重98キロの頓宮に三盗を決められ、100キロのメネセスにも二塁を盗まれた。

 デビュー戦の前哨戦となった28日のウエスタン・リーグ広島戦(ナゴヤ)でも3盗塁を喫し、うち一つは本盗。1、2軍を通じて高い走塁意識が浸透している王者に弱点をさらけ出した。

 相手は昨季リーグ最多の95盗塁。走者を出せばおのずと走ってくるだろう。だからロメロは視点を変える。「パニックにならないように落ち着いて投げたい」。脚で塁上をかき回されても、頭の中はかき回されない。

 

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