インテリアの楽しみはコーディネートにあります。
お客様のライフスタイル・嗜好を伺い、打合わせが楽しくなるようなご提案をさせて頂きます。
モデルルームや個人住宅、店舗のリフォーム、コーディネートを承ります。
全体のリフォームから家具1つのオーダーまで何なりとご相談下さい。
もちろん初期のご相談は無料です。
お客様のご希望のご予算の中で最善の空間を創造いたします。
「和+モダン」というと、人によって思い浮かべるイメージは異なるかもしれません。 ケーススタディショップでは、「西洋人が見た日本」という観点から、このリビングを表現してみました。ちょうど、イサム・ノグチやジョージ・ナカシマガが、アメリカにいながら日本を意識してデザインしたように・・・・ サンフランシスコから取り寄せたアンティークソファは、ロブスジョーンズ・ギビングスがデザインしたものです。ギビングスは、イームズやジョージ・ネルソン達が注目され始めた50年代に、同じくアメリカで活躍した、知る人ぞ知るデザイナー。高級メーカーのウィディコム社から、多くの家具を発表しました。日本びいきだったことで知られます。
アンティークのサイドボードはローズウッド製で、ウォールナットの濃い床材とも相性は抜群です。
小物づかいも重要なポイント。サイドボードの上のツゲの枝や、赤い陶器などが、落ち着いた色合いの部屋に絶妙なスパイスとなります。
ダイニングテーブルは、ハワイの樹木、コア・ウッドを大胆に使って特注しました。
なだらかな木目が印象的です。これは、ハワイ諸島独特の樹木で、ハワイの先住民はこれを使ってカヌーを作ったり、住宅用に使ったりしてきました。木に親しみ、暮らしに取り入れる伝統は、日本とも共通する部分があります。
一方、書斎はガラリと雰囲気を変えて、「弁護士の執務室」をイメージ。フランス・スターベイ社の重厚感あるデスクやブックケース、キャビネットを贅沢に取り入れました。
スターベイの家具は、ローズウッドを使用し、腕のいい職人によって一点ずつ精巧に作られたものばかり。引出の前板に埋め込まれた取っ手や、木部の仕口に技術の高さが現れています。
デスクの天板はアンティーク仕上げの革張り。イームズのエグゼクティブラウンジチェアがよく似合います。
このモデルルームでは、床材の色をキーカラーとして、部屋全体のイメージを作り上げていきました。明るいメイプル材は、軽快でカジュアルな印象を空間全体にもたらします。そこで、この部屋は、「北欧ナチュラル」をキーワードに家具を揃えました。
ダイニングは、ハンス・J・ウェグナーのテーブルCH327に、Yチェアを組合せてオーソドックスに。リビングには、ケーススタディーショップらしさをプラスするため、ハワイアンコアウッドのセンターテーブルを取り入れました。貴重な「ハワイアンコアウッド」の中でもさらに珍重されている「カーリー」と呼ばれる虎目模様を生かしたデザインです。