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最終更新日:2019年3月25日(月) 10時20分
幼少より書や日本舞踊などの教養を身につけた後、奈良・京都で幅広く本物の和や伝統美の研さんを積んできた紫舟。今回、彼女が作った立体的書とは?
番組内容
絵や習字が大好きで、子どもの頃から芸術家を目指していたという紫舟。だが、その道程は平坦なものではなかった。学校の先生に「絵描きは食えない」と言われて…。それで美大・芸大に行くこともなく、美術・絵を描くことを続けることもなく、全てを封印して生きて行く方向を選択してしまった。一般企業に就職するも3年目には辞職。100日間、家に引きこもって自分を見つめたという。今まで積み重ねてきたものが、ひとつずつ剥がれて全部なくなった時に、“書家"という言葉しか残っていなかった。今回紫舟は、初めて制作過程のすべてをカメラの前に晒した。「ああしなかった方がうまくいったのだろうかと思うことばかりだが、今回、明らかに全力でやってきたので。そういった意味では、もがいている姿とか悩んでいる姿とか、そこまで見て頂けるというのはなかなかいいですよね。」彼女が書に込めた想いとは…。
ゲスト
★紫舟…日本では、天皇皇后両陛下が御成りになり紫舟展を御覧。世界では、フランス・ルーヴル美術館地下会場、フランス国民美術協会展において、金賞と審査員賞金賞をダブル受賞。また、イタリア・ミラノ国際万博で、日本館の作品を担当し、金賞を受賞。文字が内包する感情や理を表現するその作品は、日本の文化や思想を世界へ発信し、書の領域を超えた現代アートと評されている。
初回放送日
2019/4/1
番組概要
日本や世界で活躍する“表現者"たち。彼らは何を考え、どんな未来を見ているのか。毎回、一人の表現者が真っ白な空間に制限時間内で「何か」を表現。果たして、何をどのように表現していくのか?創作の様子、創作への思い、表現者の日常にも密着し、“表現者の今の姿"を立体的に描き出す。
番組ホームページ
<番組ホームページはこちら!> www.bs-asahi.co.jp/shirobi/
音楽 (他)
- 音楽
- 三宅純/ピナ・バウシュ、ヴィム・ヴェンダース作品への楽曲提供をはじめ、リオデジャネイロオリンピック閉会式の「君が代」もアレンジした作曲家
- ポートレイト
- 松原文生
制作
BS朝日、ViViA
その他
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