この連載では、「世の中」の諸地域の猫事情をご紹介! 猫や動物が大好きな方、猫と暮らしている方はぜひご覧ください。
筆者と愛猫ミルテのオランダねこ暮らしも毎月お届けします♪
さあ、ミルテ、おさんぽに行こうね。
ふと気づけば、隣家の猫、ルフュス♀が…
「おはよう!」くらい言えばいいのに、不機嫌そうなミルテ。こらこら。
そんなミルテにおかまいなく、ルフュスは気持ちよさげに朝日の中をごろんごろん
しています。
あっ、そうそう、ちょっと待って。
ルフュス宅(猫が家主?)と反対側の隣家のご夫婦は、ただいまイタリアへご旅行中。
筆者はいつものように鍵を預かり、おるすばんの黒猫さん、プース(オランダ語で「猫」という意味)のお世話をしています。
「黒猫プースさん、おはようございます。ご機嫌いかがですかー?」
最近はこの椅子の上がお気に入りのごようす。
ひとしきりのびをして、
「さてと、朝ごはん♪」
黒猫さん、食後のひとときです。
「きょうも、どうぞお元気でお過ごしください。」
朝のおつとめ、終了です。
さてと、ミルテはどこに?
…いました。
隣家の玄関前のレンガの上でじっと待っていて(?)くれたようです。
お待たせしました、ミルテくん。
ようやく、きたか。
じゃ、さんぽ前のストレッチ、う~~~ん!
まず、この小径を通って定番のおさんぽコースをめぐります。
やや、見慣れない猫さんが。
両方でけん制していますね。
ご近所猫、フェリーネ♀もいました。
コッキイのところの猫です。
じっと座って、いったいなにを考えているのでしょうか?
フェリーネは、筆者とミルテのさんぽに時々ついてきます。
「わたしも一緒にいくの♪」
先を越されて不満そうなミルテ。
「なぜ、オレさまの先を歩く?」
ここは、これまでも何度かご紹介したかもしれませんが、ご近所数軒で市所有地を無料で借り、さまざまな草花を植えて共同管理している「みんなの庭」です。
「いつでも好きなように入っていいですよ」と予め許可をいただいているので、気がねすることなく、庭内を歩きまわって楽しんでいます。
こちらは少し前、4月頃の庭。
色とりどりのチューリップがきれいです。
筆者とミルテは、ここへ来ると、
ぐるぐるめぐりを何度かくり返し、
おいかけっこをして遊びます(うそです)。
ひとしきりぐるぐるして気が済むと、ふたたび庭から出て、猫さんぽは後半に突入です。
ご近所猫ルポは次回も続きます。
ミルテ、今度はどんな猫に出会うでしょうか?
「こうすると、ものの見方が変わるんだ。」(ほんと?)
國森由美子のブログ「オランダなんでもメモ」
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