ご訪問ありがとうございます。
標準治療(≒保険診療)とは、や、
乳癌治療の目的と概要、を再掲し、
「
標準治療(≒保険診療)の具体的な治療手段
手術、放射線、薬物療法についての
各論も、再掲しておきたいと思います。
まずは、手術について。
」
と記事を発信した後で、
まだ、また、今度は、私を『詐病』とまで
ご自分のブログにお書きになる、
(それって、日本乳癌学会が専門指導医と認めている
主治医やその他の乳腺専門医の先生方を、
馬鹿にしてるってことですよね、よく考えると…。
全部事実ですし、診断書や診療情報もありますし、
掲示板関連の民事訴訟で証拠提出もしていますし…。
セカオピの先生方は、さらにお名前の知れた
乳腺専門医の方々ばかりなのだけど…)
開業医を名乗る方の記事を、
リブログしてさらに広める
ネットストーカー被害(1年超え、しつこいF
)
という成り行きにより、
が若干ブレたような気がしますが…。
標準治療(≒保険診療)の具体的な治療手段、
各論に話を戻し、手術の次に、
局所進行乳癌にとって、手術と切り離せない
薬物療法 について再掲しています。
直前に再掲させていただいた
の続きです。
再掲します。
再掲させていただくのは、
で、ご紹介させていただいた方から
当時コメント・メッセージで情報提供
いただき、公開することを了解の上で
(むしろ、同病の方のお役に立つように、
との思いで私が記事で公開することを
お望みで)
記事にしたものです。
※遺伝子検査&PARP阻害剤は未承認だった
ので、自費で検査を受けたご経験です。
そして、今もまだ、再発転移(ステージ4)
でない患者については臨床試験中、
承認されていないはずです。
下記記事でコメントをご紹介した際には
ブログはお書きでなかったのですが、
似たようなことで悩む同病の方のお役に
立てば、という、きっと同じ思いで、
ブログでご自分の経験を書いて下さって
います。
ー◆ー◆ー◆ー
※勘違いされる方もいらっしゃるので
緑字を追記しました。
(元投稿:2017/11/25)
前の記事からの続きです。
(先に、前の記事をお読み下さい)
リケジョ教科書的ブログ(笑)の、
「乳癌検診・治療基礎知識」テーマに、
重要な判断ポイントに関する事例
や、貴重な情報
そして、
『病理検査結果』
をご提供いただいた、
トリネガ・くろまめさんの
浸潤部はpCR、
非浸潤癌(ホルモン陽性90%、HER2 2+)が
残った。
術後の治療
・ドセタキセルをするべきか
・非浸潤部の結果を受け、
・ホルモン治療を追加すべきか
・ハーセプチンを追加すべきか
・放射線治療をすべきか
※手術は全摘しています。
のセカオピ結果、その②です。
※私が、自分だったら、このケースに関する
意見を聞いてみたいと、ご紹介した先生の
セカオピ結果です。
【田澤先生】
※まだ、東北にいらした3~4年前から、
時々、ブログを拝読していました。
回答を読ませていただき、なるほど、
「『小さくして温存手術』以外の
術前化学療法はしない、
術前化学療法はあくまで微小転移撲滅
のため、原発巣の効果云々は治療に
関係ない。」
が、ここまで徹底されているのか、
という、田澤先生らしい回答です。
ー以下、くろまめさん提供の田澤先生回答 ー
<結論>
物事はシンプルに考えましょう。
質問者が何故「術前抗がん剤」をしたのか
は、この際おいておくとして
(本来、術前抗がん剤の適応は
「小さくして温存」のみです)
トリプルネガティブでは
(術前にしろ、術後にしろ)
「アンスラサイクリン+タキサン」
が標準治療であり、
術前にアンスラサイクリン(FEC)
をして手術をしたのなら、
術後はタキサン
(質問者の場合にはドセタキセル)
をすればいいのです。
(この際、病理結果は無関係です)
1)術後ドセタキセルは必要か?
・上記通りです。
本来、トリプルネガティブの補助療法は
「アンスラサイクリン+タキサン」
なのです。
1-2)ドセタキセルの上乗せ効果は?
・おそらく3%前後だと思います。
2)非浸潤部分のHER2 2+の治療
は必要か?
・非浸潤癌でHER2を測定する事自体、
全く無意味であり保険適応自体ありません。
3)非浸潤部分のホルモン療法は必要か?
・トリプルネガティブには不要です。
・非浸潤癌のサブタイプなど
(今すぐ)忘れましょう。(全く無意味)
4)腫瘤径が大きかったが
放射線療法は必要か?
・あくまでも「化学療法前の状態」で判断
します。
「リンパ節転移4個以上の転移はない」
という判断なら不要です。
ー以上、くろまめさん提供の田澤先生回答 ー
<私の感想(くろまめさんにも返信)>
・田澤先生は徹底されていますね。
正論だとは思います。
・非浸潤癌も、理論通りであれば、
転移などするはずはないから、
正論ですよね。
・非浸潤癌の診断でも、転移する人も
お見かけしますよね。
検査が100%正しいわけでもないし、
癌の転移する仕組みが全て解明されて
いるわけではない、
ということだけ、留意する必要が
ありますよね。
(非浸潤癌の診断から再発・ステージ4に
なった、Pさんの、やり切れない思い
私も、種類や程度は違いますが、
転移リンパ節は行方不明となった経験が
あるから…
私だったら、ホルモン治療はする)
<くろまめさんの私へのメッセージの一端>
化学療法の効果についての記事も
読ませて頂いて、効果があったのに
落ち込んだりしている私なんかも
みゆさんや他の方々にも嫌な思いを
させているな~と…
これは私の事~?と
申し訳なく思っていますm(_ _)m
効果のなかった人に「嫌な思いをさせて
いるかな」とか「申し訳ない」などと
思いつかない人だから、
くろまめさんは違いますよ。
私は他者がpCRしたり治療が奏効する
のが本当に嬉しい、抗がん剤という武器
の力も喜ばしい。他者との比較で物事を
判断するタチではないので。
でも 良くも悪くも…
大きい腫瘍に効いたからといって
小さい腫瘍に効くとは限らないのです
(田澤先生がおっしゃっていましたね)
また その逆もあり…
という事が…ありますよね
皆様 こういう思いをしているのだと
思うのですが…。
また 長文で申し訳ありません。
お疲れのところ大変ですので、
返信などは気になさらないでください。
いつでも ブログを楽しみにしています。
心が温かくなります。
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