【再掲】pCR+非浸潤遺残癌 術後の治療のセカオピ② トリネガのブロ友さんの例 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。


テーマ:
ご訪問ありがとうございます。

標準治療(≒保険診療)とは、や、
乳癌治療の目的と概要、を再掲し、

標準治療(≒保険診療)の具体的な治療手段
手術、放射線、薬物療法についての
各論も、再掲しておきたいと思います。

まずは、手術について。

と記事を発信した後で、
まだ、また、今度は、私を『詐病』とまで
ご自分のブログにお書きになる、
 (それって、日本乳癌学会が専門指導医と認めている
  主治医やその他の乳腺専門医の先生方を、
  馬鹿にしてるってことですよね、よく考えると…。
  全部事実ですし、診断書や診療情報もありますし、
  掲示板関連の民事訴訟で証拠提出もしていますし…。
  セカオピの先生方は、さらにお名前の知れた
  乳腺専門医の方々ばかりなのだけど…)
開業医を名乗る方の記事を、

リブログしてさらに広める
ネットストーカー被害(1年超え、しつこいF😢😢)
という成り行きにより、


が若干ブレたような気がしますが…。


標準治療(≒保険診療)の具体的な治療手段、
各論に話を戻し、手術の次に、
局所進行乳癌にとって、手術と切り離せない
薬物療法 について再掲しています。

直前に再掲させていただいた


の続きです。

再掲します。


再掲させていただくのは、


で、ご紹介させていただいた方から
当時コメント・メッセージで情報提供
いただき、公開することを了解の上で
 (むしろ、同病の方のお役に立つように、
  との思いで私が記事で公開することを
  お望みで)
記事にしたものです。

※遺伝子検査&PARP阻害剤は未承認だった
  ので、自費で検査を受けたご経験です。
  そして、今もまだ、再発転移(ステージ4)
  でない患者については臨床試験中、
  承認されていないはずです。
  
下記記事でコメントをご紹介した際には
ブログはお書きでなかったのですが、
似たようなことで悩む同病の方のお役に
立てば、という、きっと同じ思いで、
ブログでご自分の経験を書いて下さって
います。

ー◆ー◆ー◆ー

※勘違いされる方もいらっしゃるので
  緑字を追記しました。

(元投稿:2017/11/25)

ご訪問ありがとうございます。

前の記事からの続きです。
  (先に、前の記事をお読み下さい)

リケジョ教科書的ブログ(笑)の、
   「乳癌検診・治療基礎知識」テーマに、

重要な判断ポイントに関する事例
        ⬆再掲記事の方にリンクを貼り直しました
や、貴重な情報
そして、
をご提供いただいた、
トリネガ・くろまめさんの

浸潤部はpCR、
非浸潤癌(ホルモン陽性90%、HER2 2+)が
残った。

術後の治療
・ドセタキセルをするべきか
・非浸潤部の結果を受け、
    ・ホルモン治療を追加すべきか
    ・ハーセプチンを追加すべきか
・放射線治療をすべきか
     ※手術は全摘しています。

のセカオピ結果、その②です。
※私が、自分だったら、このケースに関する
  意見を聞いてみたいと、ご紹介した先生の
  セカオピ結果です。

【田澤先生】

※まだ、東北にいらした3~4年前から、       
  時々、ブログを拝読していました。
  回答を読ませていただき、なるほど、
  「『小さくして温存手術』以外の
  術前化学療法はしない、
  術前化学療法はあくまで微小転移撲滅
  のため、原発巣の効果云々は治療に
  関係ない。」
  が、ここまで徹底されているのか、
  という、田澤先生らしい回答です。

ー以下、くろまめさん提供の田澤先生回答 ー
<結論>
 物事はシンプルに考えましょう。
 質問者が何故「術前抗がん剤」をしたのか
 は、この際おいておくとして
本来、術前抗がん剤の適応は
 「小さくして温存」のみです)

 トリプルネガティブでは
(術前にしろ、術後にしろ)
「アンスラサイクリン+タキサン」
 が標準治療であり、
 術前にアンスラサイクリン(FEC)
 をして手術をしたのなら、
 術後はタキサン
(質問者の場合にはドセタキセル)
 をすればいいのです。
(この際、病理結果は無関係です)

1)術後ドセタキセルは必要か?

・上記通りです。
   本来、トリプルネガティブの補助療法は
 「アンスラサイクリン+タキサン」
  なのです。

1-2)ドセタキセルの上乗せ効果は?

おそらく3%前後だと思います。

2)非浸潤部分のHER2 2+の治療
  は必要か?

非浸潤癌でHER2を測定する事自体、
  全く無意味であり保険適応自体ありません

3)非浸潤部分のホルモン療法は必要か?

・トリプルネガティブには不要です。

・非浸潤癌のサブタイプなど
 (今すぐ)忘れましょう。(全く無意味)

4)腫瘤径が大きかったが
  放射線療法は必要か?

あくまでも「化学療法前の状態」で判断
  します。
 「リンパ節転移4個以上の転移はない」
  という判断なら不要です。

ー以上、くろまめさん提供の田澤先生回答 ー

<私の感想(くろまめさんにも返信)>
・田澤先生は徹底されていますね。
  正論だとは思います。

・非浸潤癌も、理論通りであれば、
  転移などするはずはないから、
  正論ですよね。

非浸潤癌の診断でも、転移する人も
  お見かけしますよね。
  検査が100%正しいわけでもないし、
  癌の転移する仕組みが全て解明されて
  いるわけではない、
  ということだけ、留意する必要が
  ありますよね。
  (非浸潤癌の診断から再発・ステージ4に
   なった、Pさんの、やり切れない思い
   私も、種類や程度は違いますが、
   転移リンパ節は行方不明となった経験が
   あるから…
   私だったら、ホルモン治療はする)


<くろまめさんの私へのメッセージの一端>

化学療法の効果についての記事も
読ませて頂いて、効果があったのに 
落ち込んだりしている私なんかも
みゆさんや他の方々にも嫌な思いを
させているな~と…
これは私の事~?と
申し訳なく思っていますm(_ _)m

  ⬆いや、嫌な思いをさせる人は、
     効果のなかった人に「嫌な思いをさせて
     いるかな」とか「申し訳ない」などと
     思いつかない人だから、
     くろまめさんは違いますよ。
     私は他者がpCRしたり治療が奏効する
     のが本当に嬉しい、抗がん剤という武器
     の力も喜ばしい。他者との比較で物事を
     判断するタチではないので。

でも 良くも悪くも…
大きい腫瘍に効いたからといって
小さい腫瘍に効くとは限らないのです
(田澤先生がおっしゃっていましたね)
また その逆もあり…
という事が…ありますよね

皆様 こういう思いをしているのだと
思うのですが…。

また 長文で申し訳ありません。
お疲れのところ大変ですので、
返信などは気になさらないでください。
いつでも ブログを楽しみにしています。

  ⬆私への気遣で締め括られてる。
      心が温かくなります。

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