和尚様と先生は二月のお生まれ。
毎年お誕生日会はあるのですが、夜のお稽古が終わってから、ということが多かったので今まで参加したことがありませんでした。
(還暦や喜寿、傘寿のお祝いには出席させて頂いてましたが・・・)
お花見やお月見も同様で、なかなか平日の夜というのは難しく・・・。
今回は三連休の中日だったので、午前中に家事を済ませてからゆっくり上洛。
お蕎麦屋さんだそうですが、夜はお鍋が頂けるお店でした。
二月の別名「如月(きさらぎ)」は「衣更着」。
寒さの厳しさに「更に衣を着る」という意味の言葉が語源だとか。
(諸説あるそうですが)
そんな寒い二月の夜のお鍋。
とても美味しかったです♪
「二月生まれって和尚様と先生と、I田さんと・・・」
「実は僕も二月です。昨日でした」
と、今は某お稽古場で修業されているNさん。
「おお~~!おめでとうございます!!」
「はーい、はーい♪私も二月なんです~~」
と、私も小さく主張してみました(笑)
「え~?何日~?」
「二十八日で~~す」
(だからまだ誕生日じゃないのですが・・・笑)
「二十八日!?」
「利休さんが切腹された日ィやんか」
まぁ、日にちだけは一緒だけど、利休さんは旧暦、私は新暦。
と、それを耳にされた和尚様が、
「なんや?アンタの命日?」(←酔ってらっしゃる?)
いえ。
誕生日なんですけど・・・(汗)
「和尚様、私、まだ生きてますよ~(笑)」
呵呵!呵呵!
フフ♪
お茶目な和尚様です。
そうそう。
二月生まれといえば、あの方も。
お流儀は違うけれどやはりお茶をされている方で、毎月朔日には、
「お朔日おめでとうございます」
と、言祝ぎされる方。
ふんわりゆったり。
可愛らしく心地よい語り口で、お茶周辺のあれこれをお書きになっている。
(その行間からは、教養の深さと品性の高さを感じます)
好きだなぁ、あの方のブログ。
コメント欄無いし、メッセージするのもなぁ・・・。
と、いうことで、この場を借りて。
「お誕生日(8日)おめでとうございました♪」
おほほほほほほ〜
お茶は関係ないけれど、Kちゃんも二月生まれ。
この人も大好き♪
「私、別に明日死んでもいいんだ~」
って、サラリと言っちゃう人。
それはけっして厭世ではなく、自分の好きなように人生を生きてるからこそ言える言葉。
常識はあるけど自由人。
まるでスナフキンみたい(笑)
などと、二月生まれのお仲間(?)に思いを馳せながら、お鍋の夜は更けて行きまする。
(でも皆さん水瓶座なんだよね。いいな。羨ましい)
もうここまででかなりお腹いっぱ~~い!
「〆はお蕎麦です」
お鍋にお蕎麦が入るのかな?
と、思っていたら、なんと!
でで~~ん!と、一人前ずつの盛り蕎麦が!!
頑張って完食!
・・・は、出来なかったので、隣のN村さんが助太刀してくださいました(笑)
N村さん、有難うございました!
でもすごく美味しいお蕎麦でしたよ。
ツユがあまり甘くないけれど(←私は甘いのが好き)、お蕎麦のコシがしっかりあって、京都風というより東京風のお蕎麦。
(きっと夫くんの好みに違いない)
お蕎麦をいただいている時に、
「最近の子って、お蕎麦を上手にすすれないんだってね」
という話から、お茶の吸い切りの話に・・・。
お茶を飲み終える時に「音を立てて吸い切る」と指導されるお稽古場もあるとか。
これについては先生からご指導(?)が。
(和尚様もNさんも同意見でした)
お茶の最終目標が「茶事」であることを考えると、得心が行きました。
何が正しい、何が間違っている、とは先生方もおっしゃらなかったので、私もこれ以上書きません(笑)
いろいろ考えてみると面白いですよ♪
お蕎麦で〆かと思ったら、最後にサプライズ!
先生から和尚様に、バースデーケーキのプレゼント♪
皆で『Happy birthday to You』を歌って、和尚様がキャンドルの火をフーッ!
「自然の恵み、タダの空気を胸いっぱいに吸って吐く」
日頃からこうおっしゃる、お元気な和尚様の有難い「フーッ!」です!
私たちもお相伴にあずかりまして。
フルーツがいろいろ入っていて、とても美味しゅうございました♪
あら?
ケーキは別腹かしら?(笑)
楽しい時間もそろそろおしまい。
和尚様も先生も。
お健やかでお幸せな一年でありますように!
と、お祈りしつつ、二次会にいらっしゃる方たちとお別れして帰途についたのでした。
有難いご縁。
麗しいご縁。
私は一ヶ月に一度しかお稽古に上がらないし、曜日や時間の違う方々との交流はちょっとドキドキでしたが、とっても楽しかったです♪
さて!
今年もお稽古頑張るぞ!!
※如月(は有名ですが)、麗月、梅見月はいずれも二月の別称です。
他にもいろいろありましたが、何となく気に入った名称をタイトルに使ってみました。