ミュージカル『薄桜鬼』新選組奇譚 振り返って | 荒牧慶彦オフィシャルブログ「慶びの詩」Powered by Ameba

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テーマ:
薄ミュが終わって数日経ち、
なんだか寂しさもひとしおといったところです(´・ω・`)


でも寂しく思ってばかりいても仕方ないですね!





さて。



ミュージカル『薄桜鬼』新選組奇譚を振り返ろうと思います。



多少長くなると思いますので
御時間あるときに読んでくださると嬉しいです。








ミュージカル『薄桜鬼』新選組奇譚




まずこの「新選組奇譚」という副題は
ゲーム『薄桜鬼』の初期の副題をそのまま使っています。



そして今回の薄ミュ「新選組奇譚」は


前作の「黎明録」の直接の続編という形の物語でした。



前作「黎明録」では壬生浪士組が新選組になる話。



今回の「新選組奇譚」は新選組が終わっていく話。



つまりは
今まで薄ミュでやってきた「~~編」というものではなく


「薄桜鬼」の物語そのものを
今回の話でやっていくとのことでした。



薄桜鬼そのものの話。
だから『薄ミュの決定版』


とよく銘打たれていましたが


僕自身そういう呼称はあまりしたくありませんでした。

パンフレットでの対談でも言いましたが、
今までの薄ミュも
それぞれが「決定版」であったし
どの薄ミュの作品も素晴らしく魅力的な物ですからね。



今回は黎明録と合わせての1つの物語の形だと僕は思っています。





だからこそ今回の話はすごくやりやすかったです。



黎明録で培ってきた僕ら新選組の覚悟や信念をそのまま引き継いで演じることができましたから。



そしてキャストもほぼ続投し、

そこにがっくんという頼れる土方さんを加え
さらには今まで薄ミュを支えてくださった鬼の方々も合流してくれたことがすごく嬉しかった。



でも鬼の皆が加わることには嬉しさの半面怖さもありました。

今までの薄ミュカンパニーを知ってる人達だからこそ
今の薄ミュカンパニーを受け入れてくれるのかな。
そんな不安がありました。


でもそんなことは全くなく
しょうごくんもゆうすけもなおやんさんも

前は前の良さがあって
今は今の良さがある。

そのようなことを言ってくれました。


それがすごく嬉しかったのを覚えています。



そんなこんなで始まった
薄ミュ新選組奇譚の稽古。



今回も体力的にキツいことも多々ありましたが

皆が皆一所懸命に同じ作品を作ってる。
そして皆同じ疲れを共有している。
そう思ったら
そんな疲れも楽しいと思えました。

そこが薄ミュの楽しさでもあるな、と改めて思いました。



今回の新選組奇譚は
各キャラクターの見せ場の応酬で


演出の毛利さんは

「各々がタスキを次に繋げる意識で。
そして自分の見せ場では自分を見せる。
個々の力を高めていかないと今回はダメになる」


そう言っていました。



確かに今回は見せ場がたくさんあり

「あのシーンいいなぁ」
とか皆で語り合ったりして

時には「あのシーンかっこ良くて悔しい」とも思いつつ

その悔しさを
自分の見せ場をより良くする為の糧にしたり。


各々の見せ場が多かったからこそ

他キャストに負けないように
でも負けないという気持ちだけではなくお互いを認め合って更に上を目指して作品を作り上げていく気持ちがみんなにあったと思います。






稽古初期段階で
しょうごくんから聞いた

「幸せカンパニー」

の意味。


「なんで薄ミュが『幸せカンパニー』って呼ばれてるのか。

それはただ仲が良くて楽しいから
とかではなく、

お互いが常に作品に全力で向き合って
お互いを尊敬し尊重できるから幸せカンパニーなんだよ」


その言葉がすごい耳に残ってます。


確かに
仲が良くて楽しいだけのなぁなぁの現場では何も得ることができない。

自分達で高め合うことができる現場が人として、役者にとって、最高の環境です。


それが今回の薄ミュ新選組奇譚の現場では
如実に現れていたんじゃないかな、と思います。

幸せカンパニー。



稽古も本番も
幸せカンパニーでした。



すっごく楽しかったです。










そして
黎明から成長した沖田総司。


いかがでしたでしょうか?


黎明録のゲームでは
幼さを感じたから薄ミュ黎明録でも幼さを出していきたいと思っていましたが

今回の新選組奇譚ではその幼さは無くし
新選組の剣として覚悟を決めた総司を演じたつもりです。


それが観てくださった皆様にも伝わっていると幸いです。







僕が今回の舞台での大好きなシーンがあります。


沖田のシーンももちろん大好きなんですが、


死んでいってしまった新選組のメンバーが再び出てきて土方を見守り、

土方が「守るのは自分の中にある『武士そのもの』
それがあるやつは
百姓だろうが町人だろうが漁師だろうが…
武士になれるんだぜ」
と言うシーンです。



黎明録で武士になることを憧れてきた新選組。


そして芹沢を切って武士として生きることを決めた土方。



その新選組や土方を知っているからこそ

そんな土方が最後の武士としてそこにいる姿を見ていたら
何度も泣きそうになりました。


だからこのシーンが今回で一番好きです。









黎明録という夜明けから始まり
新選組奇譚という黄昏で終わる。

この2つの作品を沖田総司として走り抜けることができて本当に良かったです。




1つの物語が終わってしまいましたが

薄桜鬼の良いところは
物語が1つではないところ。



きっとまた薄ミュでも新たな物語を紡いでいくことでしょう。


そのときにまた沖田総司として皆様の前に出たい。


そのときはまた宜しくお願いします(・∀・)ノ☆



近藤さん、17公演お疲れ様でした!
肩すっごい凝ってますよ(*'∀`*)v






土方さんもよく頑張りましたね。
少しだけ
ホントに少しだけ、ねムムム



はじめくん、楽しかったね。




佐之さん新八さんもご苦労様でした。





変若水ってさ
あんまりおいしくなかったよねムムム



一緒に戦ってくれてありがとう加州。





浴衣。



浴衣…?




他にも色々写真ありますが
載せきれないのでまた別の機会に載せようと思いますキラキラ






改めて、
ミュージカル『薄桜鬼』新選組奇譚
たくさんの応援本当に本当にありがとうございました!!

お手紙、プレゼント、色紙等すべて受けとりましたキラキラ


大事にさせてもらいますねラブ







長文ブログ読んでくださってありがとうございました(・∀・)ノ☆



次に皆さんにお会いできるのは

KステDVDイベントかな?
バースデーイベントかな?

はたまた
「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」
ですかねぺこ

皆さんに再び会えることを楽しみにしていますキラキラ






長文乱文失礼致しました。




ではー!!

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