提供:三井不動産商業マネジメント株式会社
「銀座ベルビア館」で肉料理と美酒が奏でる至福の時間を過ごす
春を迎えて足取りも軽くなる今日この頃。美味しいディナーを求めて足を運ぶならぜひ銀座へ。有楽町駅からもほど近い「銀座ベルビア館」には、世界各国の料理やお酒が楽しめる飲食店が軒を連ねている。
なかでも注目したいのが、ステーキからしゃぶしゃぶまで、多種多様な肉料理。「女子会」「会社の集まり」「デート」……春のいろいろなシーンにフィットする絶品肉料理と、お酒のマリアージュを楽しんではいかがだろう。
お酒のシーンにぴったりの肉料理が必ず見つかる!
✓ 仕事帰りに熟成ステーキとビールで乾杯!
✓ 女子会やデートにはワインとお好みの肉料理を
✓ 新人歓迎会は、発酵熟成豚しゃぶを囲んで
気温が上がり、夜の外出もしやすくなるこれからの季節、外食の機会も増えるのでは? そんなとき頼りになるのが話題性のある肉料理。様々なシーンにぴったりの肉料理が見つかるのは、バリエーション豊富な飲食店が揃う「銀座ベルビア館」ならではだ。
1. コーヒークリームをつけて味わう熟成ステーキに、黒ラベルで乾杯! 「Gottie’s BEEF」
熟成牛ステーキを提供する「Gottie’s BEEF(ゴッチーズビーフ)」。40日間、塊のまま熟成をかけた牛肉は柔らかく、旨味がギュッと閉じ込められている。
オススメしてもらったのは、「ブラックステーキ」。熟成肉に、トリュフ塩とブラックペッパー、さらにコーヒーパウダーをつけてから焼くというユニークな調理法を取り、香ばしさと深みのある大人な味わいに仕上がっている。
店長の柴田武弥さん曰く、「コーヒーって聞くと『ステーキにコーヒー!?』と、驚かれる方が多いと思いますが、実はお肉とはすごく相性がいいんです。苦味はなくて、コーヒーの風味が絶妙なコクになってくれます」とのこと。
一口目はそのまま熟成肉の旨味と香りをダイレクトに味わい、二口目はステーキソースとバーベキューソースを合わせた甘めのソースで。三口目は生クリームとコーヒーを混ぜたコーヒークリームをつけて……クリームのほんのりとした甘味と、香ばしさが口いっぱいに広がる。
ブラックステーキに合わせるお酒は、サッポロの黒ラベルをチョイス。コーヒーパウダーを纏い香ばしく焼きあがったステーキと、コーヒークリームのまろやかな甘味、それに苦味のある黒ラベルはまさに好相性。これまでに味わったことのないステーキを体験できる。
カフェのような可愛らしい内装で、近隣で働くOLさんや、お買い物帰りの女性に人気を集めている「Gottie’s BEEF」。仕事帰りに、美味しいステーキとビールでパワーチャージしてみてはいかがだろう。
2. ニュージーランド産骨付きラムロースのグリルと赤ワインに舌鼓「アロッサ」
ニュージーランド食材専門店の「アロッサ」。ニュージーランドの健康的でクオリティの高いヘルシー食材であるラム、グラスフェッドビーフ(牧草牛)やオーシャンビーフ(穀物牛)、オーガニックのキングサーモンや牡蠣などを提供している。
なかでも、ぜひその味を体験して欲しいのが「骨付きラムロースのグリル」。人工飼料を与えず放牧で育てられたニュージーランド産のラムは、羊肉特有の臭みがなく柔らかでジューシー。
「ニュージーランド産のラムは、オーストラリアやアイルランド産に比べて臭みが少なく、とても柔らかいんです。もちもちとした食感で、脂身もすごくあっさりとしているので、肉本来の柔らかさ、旨味を存分に味わっていただけると思います」と、店長の朝原義達さん。
「ラムが苦手」という人も「このラムだったら食べられる」と言われることが多いのだとか。それくらい癖がなく、柔らかで滋味深い一品だ。
約200種類ものニュージーランド産ワインの中から店長が選んでくれたのは、「ローソンズ・ドライヒルズ」のピノ・ノワール。
「癖は少ないですが、ピノ・ノワールの割にはしっかりとした味わいのワインです。例えば、オーストラリア産などの癖のあるラムには、個性が強いどっしりとしたワインが合いますが、ニュージーランド産のラムはとても柔らかな味わい。そのため、癖の強いワインだと、ワインのほうが勝ってしまうんです」
黒と木を基調としたインテリアが、大人の空間を演出している。夜景を間近に望める席もあるので、デートや、記念日ディナーにもぴったり。
記念日には、コースがオススメ。メインにはラムの他にも、ヘルシーで栄養価の高い牧草牛や、ほどよく脂の乗った穀物牛のグリルを選ぶことができる(税込4,800円〜)。
メモリアルなディナーに、フレンチやイタリアンではなく、ニュージーランド専門店で素敵な時間を過ごしてみては?
3. 名物ロティサリーチキンを白ワインでさっぱりといただく「ラ ココリコ」
「ラ ココリコ」は、イタリア中部にあるトスカーナ地方の郷土料理が食べられるトラットリア。銀座で美味しいワインとイタリアンを気軽に楽しめることから、多くの人で賑わう人気店だ。
名物は、鶏を丸ごとじっくり焼き上げた「ロティサリーチキン」。見た目のインパクトやボリュームもたっぷり、友人とのシェアに持ってこいの一皿だ。
鶏は鳥取県の「大山鶏」を使用。朝びきされた鶏は、肉に余計なストレスがかかっておらず、柔らかく味も締まるという。
店長の山本敦士さん曰く、「大山鶏は香りがとても良いのが特徴です。スーパーなどに置いてある鶏の中には臭みや変な酸味を感じるものもありますが、この鶏にはそれが全くありません。でも、味わい自体はとてもしっかりとしています。鮮度を大事にしている、という点も評価していますね」。
その大山鶏を、店内にある「ロティサリーマシーン」の中で1時間、ぐるぐると回しながらじっくりと焼き上げる。
「普通に鶏を焼く場合、オーブンだと200℃以上で焼くことが多いと思います。そうすると外側はパリッとしますが、中の肉が硬くなってしまいます。ロティサリーマシーンを使って約130℃の低温でじっくりと焼くことで、肉が硬くならずに中までしっかりと火を通すことができるんです」(山本さん)
時間をかけて丁寧に焼き上げた鶏は、皮はパリパリ、中はしっとりジューシー。しかも、余分な脂が落とされているので、とてもヘルシーだ。
ぜひ合わせたいお酒は、トスカーナ地方の白ワイン。
「鶏はフランス産の塩のみでシンプルに味付けしてあります。まずはそのままで、鶏本来の味を楽しんでいただき、お好みでレモンを搾っていただきます。赤ワインよりも、白ワインでさっぱりと召し上がっていただくのがオススメですね」と山本さん。
ワインはシャルドネを使ったとてもフレッシュな味わい。レモンのような柑橘系の爽やかさがあり、ロティサリーキチンとの相性抜群。
カジュアルで居心地の良いトラットリアは、女子会やデート、会社の集まりなどあらゆるシーンにマッチするので用途は幅広い。価格も銀座にしてはリーズナブルなので、知っておくと何かと便利だろう。
4. フォアグラ入りハンバーグとカリフォルニアワインがいざなう優雅なひととき「ahill」
大人の隠れ家のような雰囲気の中、鉄板で焼き上げるフレンチ料理が楽しめる「ahill(アヒル)」。このお店のスペシャリテは、目の前で焼いて提供されるハンバーグ。
シェフが熱々の鉄板にハンバーグをのせた瞬間、「ジューッ」という音が心地良く店内に響く。両面をサッと焼いたらワインを入れて蒸し焼きに。間近で繰り広げられるライブ感、まさに「五感で楽しむ」ことができるレストランだ。
目の前で焼かれた熱々のハンバーグは、この店の看板メニュー。ふわっとしたハンバーグの中にはトロリとしたフォアグラが入っていて、そのリッチな味わいは多くの人を魅了している。もちろん、肉選びには細心の配慮しており、「国産のブランド牛と、A5ランクの黒毛和牛の合挽き肉を使用しています。赤みを残した焼き方でご提供しているので、質の良い新鮮な肉でないとできません」と、店長の木村知宏さん。
濃厚なハンバーグに合わせるのは、カリフォルニア産のカベルネ・ソーヴィニヨン。「カリフォルニアの『フリーマーク・アビー』というワイナリーのフルボディのカベルネ・ソーヴィニヨンです。果実味がギュッと凝縮されていて、赤ワインを使った濃厚なハンバーグソースにも負けずに、お互いを引き立てます。中のフォアグラとも相性抜群です」(木村さん)
濃厚なソースが絡んだ肉とフォアグラのトロリとした舌触り、そのあとに芳醇な赤ワインが優雅な余韻を残してくれる。
焼き上がる工程を目の前で楽しめるカウンター席のほかに、テーブル席や、6名まで入れる個室もある。デートや女子会だけではなく、夜は接待で利用する人も多いとか。シーンによって、ベストな席をチョイスしてみては?
5. 世界初! 発酵熟成豚とブランデーが叶える魅惑の美食体験「しゃぶしゃき 綾邸」
昨年9月のオープン以来、世界初の「発酵熟成豚」が食べられるお店として注目を集めている「しゃぶしゃき 綾邸」。
名物は豚肉を40日間熟成させてから提供されるしゃぶしゃぶ。牛肉と違い、豚肉は熟成させることが難しいため、明治大学と共同で研究を重ね、世界初の「発酵熟成豚」を実現させた。発酵菌だけを増殖させる独自の技術で、長時間寝かせた豚肉は、余分な水分が抜け、旨味が凝縮されている。
使用する豚は宮崎県綾町産の「綾ぶどう豚」。綾町独自の飼育方法に加えて、ぶどうの搾りかすを飼料に混ぜて与えることで、臭みのない柔らかな肉質になるという。
豚肉のいろいろな部位を少しずつ食べられるため、味や食感の違いを楽しめてお得感満載。出汁は「羅臼昆布と鰹の黄金出汁」に加え、5種類の趣向を凝らしたオリジナル出汁の中からもう1種類を選ぶスタイル。調味料も数種類あり、なかでもオススメは「オリーブオイルと塩」。旨味が凝縮された発酵熟成豚の良さを、一番感じられる食べ方だ。
「しゃぶしゃぶをオリーブオイルと塩で食べたことってないですよね? 私たちの目指すところは『モノづくりではなくコトづくり』なんです。『今までしたことのない体験を!』というのが会社のヴィジョンになっています」と、富田竜也さん。その考えは、チョイスされた酒からも見て取ることができる。
「オススメは豚肉と同じ、宮崎県綾町のブランデーです。『熟成』繋がりで、香り高い発酵熟成豚と芳醇なブランデーのマリアージュをぜひ体験してください。まずはロックで香りを堪能して、後半はソーダ割りで。香りがとても良いので水割りよりもソーダ割りがオススメです」(富田さん)
世界初の発酵熟成豚と、綾町に行かないと手に入らない貴重なブランデーの見事なマリアージュ、この店でしか味わえない美食体験ができる。
店内のインテリアも宮崎の綾町がコンセプト。綾町の80%が森林ということで、天井や床、家具までが木で統一されている。
お客様の比率は女性と男性で6:4くらいだとか。飲み放題付きのコースメニューも充実しているので、飲み会や会社の集まりなどにも最適。美味しいしゃぶしゃぶを囲めば、きっと親睦が深まるはず!
話題性のある絶品肉料理とお酒を楽しむなら「銀座ベルビア館」で決まり!
今回紹介した5軒はどれも一度は食べておきたい、食べて絶対損はない、特別な肉料理ばかり。恋人と、友達と、同僚と、美味しいお酒とお肉を楽しみ、明日へのパワーをチャージしていただきたい。
撮影:菅原景子 企画・取材:天野成実(Roaster) 文:豊泉陽子