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最大45度までリクライニングするグランクラス専用のシェル型シート。包み込まれるような座 り心地で、移動疲れを軽減してくれる。

出張の多いエグゼクティブにとって、移動時間は貴重なパーソナルタイム。ビジネスにこそ力を発揮する、プライベート書斎「グランクラス」の魅力に迫る。


出張にグランクラスという選択肢を

新幹線にも、旅客機におけるファーストクラスさながらの特別車両グランクラスがあることをご存じだろうか?

例えば、大事なプレゼンのための日帰り出張があったなら、そんなときこそ違いが実感できるはず。エレガントな室内に設えられたわずか18席のプライベートシートは、本革を使用するなど上質感にこだわったグランクラス専用。やさしく包み込まれるような座り心地に、きっと驚かされるはずだ。

背もたれはワンタッチでリクライニングできるほか、折り畳み式のダイニングテーブルも内蔵され、食事は無論、デスクワークにも対応。電源に加えてデスクランプも備えられ、書斎と呼ぶに不足はない。資料のまとめ、パソコンでのメールチェックなど、集中して仕事ができるのも、パーソナルな空間を確保されたグランクラスならではといえるだろう。


パーソナルな空間を利用して仕事に集中。前後にスライドするテーブルなら、PC作業時にも快適な姿勢を保てる。デスクランプが手元を明るく照らし、書類のチェックにも便利。

仕事を終えた帰途は、上着を脱いで、備え付けのスリッパに履き替え、心の底からリラックスしよう。座席を倒しても狭くならないバックシェルタイプのシートだから、最大45度までのリクライニングが可能。2人掛けのシート間にはパーテーションも設けられ、プライバシーの確保も申し分ない。ブランケットやアイマスクなどのアメニティーも用意されており、疲れた身体をゆっくりと癒すことができる。


備え付けのアイマスクやスリッパ、ブランケットを利用して、ゆったりとくつろぐ。2人掛け座席のシート間にはパーテーションが配され、プライバシーも確保。

地産の味に舌鼓を打ち、銘酒を味わう
 
特筆すべきは、2019年4月1日にリニューアルを遂げる軽食や茶菓、そしてお酒。上質なもてなしとともに提供される軽食は、名店「日本料理 一凛」店主 橋本幹造氏が手がけたもの。橋本氏は、監修への想いを次のように語る。


「日本料理 一凛」店主 橋本幹造氏監修による、沿線地域の食材をふんだんに盛り込んだ目にも鮮やかな和軽食。


日本酒には新たに、沿線の人気銘柄 宮城県「伯楽星 純米大吟醸」や石川県「天狗舞 純米大吟醸」を堪能できる。

「できる限り沿線の食材を使い、車窓から見えるさまざまな風景の魅力を料理に込めました。いずれもグランクラスでしか味わうことのできない料理です。この軽食が旅の楽しみのひとつとなれば嬉しいですね」
 
お酒には日本酒界の巨人「はせがわ酒店」がセレクトした沿線の銘酒がラインナップされ、料理とのマリアージュを堪能できる。茶菓には、「ホテルメトロポリタン エドモント」総料理長 岩崎均氏監修のパウンドケーキを採用し、旅の楽しみのひとつである食を存分に楽しむことができる。
 
百聞は一見に如かず。エクスクルーシブなサービスを日常で使いこなすエグゼクティブこそ、グランクラスの価値が分かるというもの。次の機会に、ぜひ体験してみてはいかがだろうか?

快適な移動をサポートするグランクラス



旅客機のファーストクラスに相当する特別車両グランクラス。静粛性を追求した室内には、身体を包み込むようなシートが設えられた上質空間が広がる。専任アテンダントによる心温まるサービスが受けられる列車のほか、飲料・軽食サービスのない列車もある。JR東京駅では、「ビューゴールドラウンジ」の利用も可能。

グランクラスを連結した上越新幹線E7系が運行開始



東北・北海道新幹線E5系・H5系および北陸新幹線E7系・W7系の2路線に連結されてきたグランクラス。2019年3月16日からは上越新幹線(東京〜新潟間)の一部列車にも導入され、ビジネスに観光にとますます利用の幅が広がる。上越新幹線では飲料や軽食サービスはないが、利用しやすい料金設定となっている。

Promoted by JR東日本 / text by Kaori Kawake (lefthands) / edit by Shigekazu Ohno (lefthands) / photograph by Isamu Ito (lefthands)

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